[iPhone]iOS11で遂に片手キーボード対応。ATOK片手キーボードと比較

広告

iOS11にアップデートして、ようやくiOSの標準キーボードが、片手キーボード対応(右寄せや左寄せ)しました。ATOK日本語キーボードの片手キーボード機能を愛用してき身として比較記事を書きます。初めてiPhone7Plusを購入した時には、片手キーボードが必須と感じて1600円の大枚(!?)をはたいた実感から、今から片手キーボードを利用しようとするユーザー向けに、それでも1600円払うべきか?を考えてみました

目次

結論:使いこなせないならば、ATOKにするほどのことはない

いきなり結論から書きますが、大半の方にとっては、アプリとしては結構高価なATOK日本語キーボードを買う必要はないと思います

後述するように、良い点はとてもたくさんありますし、僕自身既に買っている身であることと、一部iOS版のキーボードより使いやすい機能を使う為、これからもATOKを利用し続けます。でも、iPhone7Plusを購入した時に、標準のキーボードに片手キーボード機能がついていれば、買いませんでした

そもそも何故、僕がATOKを購入したか

親指が画面の左端に届かないから

ほぼ、これにつきます。わたしの手はけして小さい方ではないのですが、それでも、片手でiPhone7Plusを持ってフリック入力をしようとしたときに、画面の左端にあるキーを親指でフリックすることができませんでした

電車の中で、若い人を見ていると両手を使っているひとを見かけますが、個人的には右手だけで入力できるようにしたい

そう思った時に、appstoreで探して購入したのが、ATOK日本語キーボードでした。確か当時はこの日本語キーボードだけが、こういう片寄せ機能があったと思います。(探し方が下手だったのかもしれません)

iOS11から利用できるキーボード右寄せ機能の概要

iOS11から導入されたキーボードの右寄せ機能(左寄せも可能ですが)の概要を説明していきます

このキーボードの左下にある地球のマークを長押しをするとキーボードの選択肢が出てきます。これを使って右寄せ、左寄せを選択する事ができます。

ここで、一番下のキーボードのアイコンの中で右寄せになっているアイコンを選択すれば、右寄せができます。右寄せした結果は、以下

ATOK日本語キーボードとiOSキーボードの違い

iOS 11のキーボード

ATOK日本語キーボード

上の二つがキーボードの見た目です。違いがいくつかあるのがわかると思います。ざっくりいうと以下の点が異なります

iOSのキーボード

  • ひらがな、英字、数字の選択ボタンが左に縦に並んでいる
  • マイク(音声入力)のキーがある

ATOKのキーボード

  • カーソル移動をするための← →キーがある
  • Undoキーが左の一番上にある
  • ひらがな、英字、数字の切り替えキーは一つ

ちなみに、iOSキーボードの地球キーと、ATOKキーボードの左下の「A」キーは同じ意味です

iOSキーボードの利点

英字、数字にワンタッチで切り替えが可能で、音声入力もすぐ可能といったところでしょうか?特に、英字/数字への切り替えがワンタッチは久々に使ってみて便利だと思いました

ATOKキーボードの利点

カーソル移動キーがあるので、入力時に間違えたり、入力した単語の一部を書き換えたりすることが簡単です

iOSキーボードの弱点

iOSキーボードにはカーソル移動(← →)キーがないので、単語の途中にカーソルを戻す時に、入力中の文字の途中をタップしないといけないのですが、ほとんど上手く行きません(涙)

僕は、PCのキーボード入力の時の癖で()の入力の際に、先に「()」と入力して、その後に一つカーソルを戻してカッコ内の文字を入力するということをしようとしてしまうのですが、iOSキーボードではこれが出来ません

今回、iOSのバージョンアップ後に標準キーボードをしばらく使っていましたが、主にこの理由で僕はATOKに戻ってしまいました

ATOKキーボードの弱点

久しぶりにiOSの標準キーボードに戻ってATOKの不便さに気づきました。数字に切り替える時に2タッチ必要なのです

すなわち、左下のひらがな、英字、数字を切り替えるキーが1つなので、これを数タッチするか、フリックしないとひらがな→数字に切り替わりません

これ、地味ですがちょっと不便です

入力/変換効率は?

ATOKといえば、変換効率が良いことが有名なのですが、実感値として変換効率の良さを実感することは出来ていません。僕が書く文章には、人名が非常に多く出てくるのですが、人名の変換についてはあまり違いは感じません

例えば、有名な俳優、作家さんは(例えば三谷幸喜さん、天海祐希さん、中尾明慶さん等)一発で出てきます。一方で、いまいち有名でない方(あえて名前は伏せますが)は、どちらも同じように変換できません

微妙な人(m(_ _)m)では、ATOKの方だけ変換できる例があります。(唐十郎さんとか、大東駿介さんとか…微妙か?)

ATOKの説明とかを見ていると、長文を入れて変換すると効果が実感できるのかもしれません

僕の場合、長文を入れて変換に失敗した時の修正の手間を考えると入力時には、短文や単語単位で変換を確定する入力スタイルになっています

その為、このATOKの長所を全く活かしきれていません

ATOKの定型文登録という機能も、標準キーボードにない便利機能で、入力効率があがります。改行も含めた長文を登録しておくことができるので、メールのフッターや、メールの最初の挨拶文などを登録しておくことが出来ます

標準キーボードの方の単語登録でも同じようなことができそうなものですが、

一方で、ATOKになくて、標準キーボードにある変換効率の機能として、カタカナ英語を入力すると英語に変換してくれるというのがあります。例えば、「ふぁんたすてぃっく」と入力すると「fantastic」に変換してくれるあたりは、ちょっと気が利いています

多彩なATOK日本語キーボード機能

とはいえ、ATOK日本語キーボードには、痒いところに手が届く細かいメリットはたくさんあります

キーボードのサイズが変えられる

フリック入力用のキーボードを右寄せ、左寄せできるだけでなく、サイズを小さくしたり大きくしたりすることができます

僕はデフォルトサイズ(iOSの標準キーボードのサイズ)で十分なのですが、僕以上に手が小さい方にとっては、単に片方に寄せただけでは入力のしにくさが解消できないかもしれません。そのような場合、この機能は便利です

テンキー入力時と英字キー入力時で、各々について片寄するか否かが選択可能

僕は、日本語の入力をする際には、フリック入力で入力を行いますが、長文の英語や英単語を入力する際は、PCのようにならんだ英字キーボードに切り替えて入力します

確かにテンキー入力の際には、片方によっていてほしいのですが、英語入力をする時などは、片方によられると個々のキーが小さくなってしまうのでよってほしくありません(流石に英語入力する時は両手を使う)。標準キーボードは、片寄せ設定をするとテンキーも英語キーも両方片寄せになってしまいますが、ATOKでは個々に設定できるので、わたしのスタイルに合っています

と結構、ATOK便利な所が多いのですが、それでも1600円?というのが僕の感想です

ATOKの売りの一つであるフラワータッチ入力は、しばらくチャレンジしましたがとうとう馴染めませんでしたorz

最近は、キーボードも増えているので、これを機会に自分の入力スタイルにあったキーボードを探してみるのも良いかもしれません。

以上 iOS片手キーボードとATOK片手キーボードの日本語キーボードの機能比較の記事でした。

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です