軽井沢は、日本の他都市とはちょっと違う。何故か考えてみた[北信州旅行記④]

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日本国内の旅行は色々行きましたが、軽井沢はちょっと他の町とも東京とも違う独特の街でした。あくまでも、目に届いた範囲(軽井沢駅から旧軽井沢銀座までを歩いた範囲)だけですが、その違いや理由を考えてみました。

目次

軽井沢駅から旧軽井沢まで歩いて思ったこと。

実は、翌日の「ろくもん」に乗るため、当初は来る予定のなかった軽井沢にくしくも一泊することになりました。これといった目的がなかったので、ガイドブックも持たずに歩きました。

そこで、強く感じたのは、この町はミニ東京というと語弊がありますが、地方感をあまり感じない不思議な街だなと言うのが印象でした。

蕎麦屋よりパスタ屋が多い

イタリアンやフレンチ、ドイツ料理など外国料理の店が目立つのも他の地方とはちょっと違いました。

信州なので、そばだろうと思っていたのですが、駅前で「にしんそば」を食べてから、歩き始めたのですが、蕎麦屋より絶対パスタ屋の方が多かったような気がします。(さすがに軽井沢でパスタを食べる気にならなかった)

にしんそば@高美亭

東京の地域によっては、比べてみれば、軽井沢の方がイタリアンの店は多いんじゃないかってくらいあちこちにありました。

教会も多い

聖パウロ教会

教会もたくさんあります。熊本天草の教会群と比べた時に、外国人向け感を感じました(畳敷きなんて教会はない)

教会内部

内装も、簡素で、冬は相当寒そうです。避暑に来た外国人が、通うだけの為でしょうか。簡素なわりに、本格的な感じがするという不思議な教会でした。

聖パウロカトリック教会に向かう道が、チャーチストリートという名前の雑貨屋さんやレストランが並ぶ商業施設になっているのですが、中にいると軽井沢に来ているのを忘れて、三軒茶屋のキャロットタワーにいる気分になってしまいます(笑)

写真館の生きる道

歩いていて、思わず立ち寄り色々見たのが、二つの写真館でした。一つは、「土屋写真館」

中は、撮影禁止ということで、外観の写真だけですが、この写真館に残る過去の写真を売っています。100年以上の歴史ある写真館とのことで、とても歴史的に意義がある写真がたくさん店内に飾ってあり、しばらくいても飽きません。

避暑地という土地柄、東京あたりだと色々なところにいるであろう人々が、狭い軽井沢に集まってきていたであろうひと時が、記録に残っている様子は見ごたえがありました。

もう一つは、「軽井沢写真館」です。こちらの写真は、HPからの拝借です(写真取ってくるの忘れた)

こちらは、変身写真館として今でも現役の写真館です。色々な衣装が用意されていて、入り口のところでも見たことがある芸能人の方がとった写真が飾られています。

東京や地方都市にあって軽井沢にないもの

なんか、ミニ東京で、東京にあって、軽井沢にないものはない気がしていましたが、よくよく歩いていると、東京で当たり前のものがいくつかまったく軽井沢でみかけないことに気づきました。

高層ビルがない。

本当に高い建物がありません。私達が泊まった「マロウド軽井沢」も2階までしかありませんでした。これは、何か規制がかかっているのかもしれないと思いました。

駅前にあったAPAホテルも3階建てくらいでした。

チェーン店居酒屋がない。

これ、ほんとに見つかりませんでした。軽井沢銀座のお店は閉まるのが早く(21時くらい)、居酒屋的なお店に行きたかったのですが、ほとんどありませんでした。駅前にある和食系の居酒屋に伺いました。勿論、軽井沢高原ビールと軽井沢ワインをいただきました。

ちなみに、コンビニもない!とかおもっていましたが、僕らが近づかなかった中軽井沢駅に近いほうの軽井沢駅周辺にはあったようです。とにかく、軽井沢駅から約1万歩あるいて、芭蕉句碑まで歩く中には一件も、コンビニがなかったのは驚きでした。

ユニクロがない

いや、他にもユニクロがない町はあると思いますので、ちょっと強引ですが....

9月末ということもあるのでしょうが、さすがは避暑地です。それなりに気温の高かった東京を出た時には、アロハシャツで行った私は、軽井沢駅でいきなり、寒風に晒されました。東京とは気温が5℃以上低くいそうです。(標高は1000メートルくらい長野よりも高いらしい)

で、駅前に当然あるだろうと思ったユニクロがなくて焦りました。結果、プリンスホテル系のアウトレット(軽井沢駅の南側にある)で、GAPで長袖を買いました。

なぜ、軽井沢が特殊なのか?

とはいえ、他の地方都市の較べて、色々特殊なところがある軽井沢。たまたま寄った酒屋(結局居酒屋で飲んだ後、更に部屋飲みするために酒屋によった)で地元の酒屋主人に疑問をぶつけました。

酒屋のご主人の個人的な見解によると、軽井沢は、夏冬の人口が極端に違う上に、家賃/地代が高く年間を通じた売上が求められると合わないのではないかとのこと。

確かに、地元でタタで配っていた観光ガイドの広告に載っている別荘の価格なんて、ほぼ東京近郊の一軒家と変わりませんでした。

長野で見た一軒家とは(多分色々条件が違った気もしますが)、桁が違うとまではいいませんが、ダブルスコアくらいは突いていた気がします。

軽井沢にあって、東京や地方都市にないもの

「古月堂!」

と言っても、多分誰にもわかりません。実は、わたしの軽井沢旅行の裏テーマは、このカフェでした。中学時代〜高校時代にかけてハマりまくった漫画軽井沢シンドロームの主な舞台となった喫茶店「ら・くか」のモデルとなったこの喫茶店。残念ながら、当日はおやすみでしたが、外観見れただけで、満足してきました。

古月堂

ら・くか(軽井沢シンドローム)

それだけかといわれそうですが。

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