[旅行記]体力不足の中年のためのアンコール遺跡攻略マニュアル

広告

念願だったアンコール遺跡群を見るために、シェムリアップ旅行をしました(3泊5日)。そろそろ体力等にいろいろ限界が来ている私(50代男性)では、「地球の歩き方」のモデルプランは厳しすぎました。
色々反省を込めて、初老の人向けのシェムリアップ観光についてまとめます

目次

結論的教訓(反省含む)

  • アンコールワット、アンコールトム観光は2日に分ける
  • よってアンコールワット観光チケットは、1日券ではなく3日券を買う
  • 靴は履きなれたもの、滑らないもの
  • 予習には、国立博物館を活用
  • ビールは水!

以下、順番に説明します。

中年は体力がない

そもそも「地球の歩き方のモデルプランが厳しい」に尽きます

私は、地球の歩き方というガイドブックは好きですし、海外に行くときは大概このガイドブックを持っていきます。今回もこのガイドブックのみをガイドブックとして持っていきました
モデルプランの3泊5日という旅程が、私自身の旅程とぴったり一致していたこともあり、かなり旅程の参考にしました


ざっくり、以下のような感じです

  • 初日 夜到着 まちなかで食事
  • 2日目 朝 アンコールトム→タ・プローム→ランチ→アンコール・ワット→バコンで象に乗って夕日を鑑賞→夜はクーレン2にてアブサラダンス
  • 3日目 郊外の遺跡(ベンメディア、バンテアイ・スレイ)を見た後に、トンレサップ湖で遊覧船に乗る→夜は、サーカス鑑賞
  • 4日目 早朝 アンコールワットの朝日を鑑賞後、休憩→旅の疲れをマッサージで癒やして帰国(翌日日本着)

様々な読者層(多分、若めな読者層)を対象に書かれているのだと思いますが、上記の旅程やってみるとわかりますが、(中年には)かなりハードです。
特に2日目が死にます
アンコール・トム、アンコール・ワットともに非常に見るべきものが多く夢中になってみていると時間を忘れます

地球の歩き方にも、「アンコール・トムは日差しを遮るものが少ないので、午前に行くのがおすすめ」と書いてありますが、午前でも日差しは強いです
そのため、この午前の部だけで、かなり疲れ果てておりました
かろうじて、ランチで体力を回復して、アンコール・ワットに行きましたが、こちらも見るべきものの山

もともとこっちの方を楽しみにシェムリアップに来たのに、疲れもあって素直に感動できない自分に気づいてしまうことしばしば

遺跡なので当たり前ですが、順路とはいえ足元も石造りで凸凹しており通常以上に足に来ます

朝トゥクトゥクのドライバーと交渉して、アンコールトム、タ・プローム、アンコール・ワットを回って余裕があれば上記のバコンにも行くと言っていたのですが、アンコール・ワットで力尽き、そのまま宿に帰ってしまいました(プノン・バケンは行かず仕舞い)
ちなみに、この日のこの時点での徒歩量及び上り下りの量はスマホの記録によると以下のとおりです

2万歩は、個人的には旅行でもよくある歩数ですが(歩くのは好きなので)、57階という上がった階数は自分的にも前代未聞でした

スマホも死ぬ

ちなみに、この二日目の旅程。スマホのバッテリーも持たないです

さすが、世界に名の知れた遺跡だけあって、アンコール遺跡群は、気になるものが多すぎてスマホの写真とかも尋常でないくらいとります(私は、アンコール・トム、タ・プロームだけで、168枚の写真を撮りました)

私のスマホが、少しバッテリー容量が落ちていることもあり、予備バッテリーを2つ持っていたのですが、アンコール・ワットの終わりぐらいにはバッテリー2つとも空っぽで、スマホも瀕死の状態になっていました(9%くらいしかバッテリー残ってなかった)

予備バッテリーについては、かなり強力なものを用意しておくべきでしたが、そもそもプランに無理がありました

結論、アンコールワット/アンコールトム観光は2日に分けるべき

実は上記の必至に一日で回ろうとした理由の一つに、アンコールワット観光のための観光チケット(1日券37$、3日券64$)を1日券を買ってしまったこともありました
1日で回れるのであれば、別に3日券買わなくてもいいよねとか思って朝1日券を選んでしまったが故に、途中できついと思ってもギブアップできませんでした

最初から3日券を買っていれば、2日に分けることは可能でした…
ちなみに、地球の歩き方のモデルプランの3日目のバンテアイ・スレイへ行くためにはどちらにしてもアンコールワットチケットが必要で、私自身結局翌日もう一度買う羽目になりました
(トゥクトゥクドライバーには、翌日どこに行きたいかまでは伝えていなかったので、アンコールトムに行く前にチケットを買うときに特に注意されなかった)

3日券なので、アンコールトムで1日、アンコールワットで1日、バンテアイ・スレイで1日と分けて観光しても十分もとが取れるチケットでした

中年は足元がおぼつかない

遺跡は絶賛修復中です

また、そもそも観光客が歩きやすいように作られているものでもないですし、興味深いレリーフなどを間近で見ようと思うとちょっと足元が危ういところを歩くことが多々あります
例えば、以下のような足元の危ういところをジャンプして行かない

アスレチックか!?という以下の記事のような場所もあります

ちなみに、まだギリギリ乾季(5月初め)だったため、カンカン照りでしたが、雨季に入って夕方など雨が降った直後だと色々危ないところが多くあるように思います

履き慣れていることはもちろんですが、ゴム底の滑りにくい靴を履いていくのが良いと思います。

余裕の時間は、国立博物館で遺跡の予習を

上記で書いた遺跡めぐりを複数日に分けた場合、午前あるいは午後の時間に余裕ができます

例えば、アンコール・ワット遺跡は遺跡が西方向に正面が来るようになっているので、午前にいくと遺跡を正面からみるとが逆光になってしまうため、午後に行くことがガイドブックでは推奨されています(僕も午後に行きました)

アンコールトムは逆に、日差しの比較的弱い午前に行く方が良いようです

そのため、各々を1日づつかけるとすれば、午前あるいは午後に少し時間があきます
その時間は、アンコール国立博物館に行くことがおすすめです
日本語音声ガイドを借りることができますし、館内の遺跡の歴史などの紹介映像も、日本語を含む各種の言語で繰り返し上映されているため、ちょっと座って待っていると日本語での説明を聴くことができます

ここで、アンコール遺跡群の建造の歴史や、レリーフに込められている物語の意味など理解してから行くと遺跡群の理解が更に進むと思います

ビールを飲んでも全く酔わない

水分補給は超重要ですが、食事時はビールはガンガン飲んじゃいましょう!
異論があること承知でいいますが、このくらい汗をかきまくる環境だとビールを飲んだくらいではまったく酔いません

この旅行期間中ほぼ毎日、昼、夜ともにビール(アンコールビール)を2本づつくらい飲み続けましたが、酔ったと感じることはまったくありませんでした

ちなみに、写真のAngkor Beerは、瓶だと2$くらい。生ビールだと0.5$くらいで飲めます
(店によります。僕は、なんとなく瓶の方をたくさん飲みました)

以上 体力不足中年のためのアンコール遺跡群攻略マニュアルについての記事でした

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です