[旅行記]大人のアスレチック!?ベンメリア観光に向いている人とそうでない人

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ベンメリアは、アンコール遺跡群に含まれていない少し郊外にあるこの遺跡です
郊外にある遺跡の中では人気の遺跡のようで、私もトゥクトゥクドライバーにアジア系の人には人気があるという言葉につられて見に行きましたが、結論としては見に行って楽しめる人とそうでない人がいるとおもいました

目次

結論:ベンメリア観光に向く人と向かない人チェックリスト

この遺跡観光に向かない人

  • 足腰に自信がない。バランス感覚に自信がない。高いところが苦手
  • 廃墟ではなく、レリーフや彫刻などちゃんと修復されたものを見たい
  • 宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」を見ていない

この遺跡観光に向く人

  • スリルが好き。バランス感覚に自信がある
  • 廃墟マニア。崩れている石にロマンを感じる
  • 天空の城ラピュタ大好き
  • ちなみに私は、前者です。今回の旅の中でただ一つ行かなくても良かったなぁと思ったのがこの遺跡でした….orz

    片道2時間の小旅行

    車を使えば多分1時間30分くらいだそうですが、私は前日のアンコール・ワット/トム観光に付き合ってくれたトゥクトゥク運転手に勧められて前日に引き続いてトゥクトゥクでの旅を選択しました

    結論として、トゥクトゥクはオススメしません。確かに安く行ける(私の場合、それでもオールドマーケット近辺からの往復で40US$)のは確かですが、時間もかかるし、何よりトゥクトゥク運転手さんが暑さで死にます
    自分で勧めたので若干自業自得感ありますが、ちょっと可哀想でした(^^)


    舗装されていない道を含めて2時間暑いなかを激走します(乗っているこっちは、屋根もありますし、ホコリさえ気にしなければ風の気持ちいい旅です…ま、長いですが)

    順路がわからない!!

    到着して、しばらく舗装もなにもない道を歩いた先に遺跡があります

    ガイドブックによれば発掘がすすめば、アンコール・ワットを超える大遺跡になるかもしれないというのこの遺跡ですが、今は完全に修復途中というか修復が中断している状態で、初っ端からすごい石塊に出会います

    その辺を迂回しながら、ようやく木で出来た順路らしきものが見つかるのですが、他の観光地にあるような順路を示す標識などもなくなんとなくさぐりさぐりに遺跡の中に入っていく感じです(周囲も迷ってる人多数)

    途中に罠が

    この後で案内するように、ナーガ信仰に根ざした様々なレリーフもあり見るべきものもあるのですが、多くの場所は石が積み重なっていて修復途中というか、完全に破壊されたままであまり見るべきものがありません

    それでも、木の道に沿って歩いていると道いっぱいに材木が積んであります。なんじゃこれ?

    ここで気づいて引き返すべきだったのですが、これを乗り越えました。そこに罠がありました

    どうやら木道を作りかけた状態の道にたどり着いてしまった模様です。観光客のみなさんが、無理やり渡っています

    正直、引き返そうか迷いました(事実、僕の直前をあるいていた日本語のガイドブックをもっていた女性の一人旅っぽい方は引き返していました)

    が、とりあえず渡ってみることに。木の枠に乗ってみて下を覗いてちょっと後悔

    柱につかまった状態で、ゴール方向を写してみました。ちなみに、柱と柱の間は手が届きません。すなわち一瞬両方の柱から手が離れた状態を経ないと隣の柱に手が届きません

    ようやく渡りきりました。渡ってきた道を振り返ってパシャリ。アスレチックかよ

    小さなレリーフ、ナーガ像などが見どころ

    レリーフは大ぶりなものはあまりなく(気づかなかっただけかもしれません)、小さな造形のものがおおくありましたが、不鮮明なものが多かった印象です

    ナーガ信仰によって建設された遺跡らしく、そこかしこにナーガ像があるのですが、比較的よく保存されているものが1体ある以外はほとんどが原型をとどめていないという印象です

    暗い回廊、木に制覇された石壁

    遺跡としてはそれでも見て回るのに1時間くらいはかかります階段を降りるといきなり真っ暗な回廊(フラッシュがたかれているので少し明るいですが、何もつけないと本当に真っ暗)、崩れた石積みの上に見える門、木の根に抑え込まれたような石壁など時間の経過を感じさせる遺跡的なものが多数見えます

    ガイドブックによれば、天空の城ラピュタのモデルではないかといわれるような意匠がそこここにあるらしいのですが、見ていない私にはどれがそれにあたるのかわかりませんでした

    以上 シェムリアップ郊外の遺跡「ベンメリア」についての観光記事でした

    宮崎駿さんの「天空の城ラピュタ」見とくともっと楽しめたのかもしれません

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