[旅行記]顔顔顔の競演、顔に酔う古代都市 アンコールトム

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アンコールトムは、カンボジア王国のクメール王朝の絶頂期に作られた広大な遺跡です
レリーフが素晴らしく酔うほどの顔に囲まれ、陶然としました
感動が、薄れぬうちに鑑賞したレリーフたちをまとめておきたいと思います

入り口の南大門でいきなり圧倒される

南大門という入り口は、あくまでもアンコールトム遺跡群の全体の入り口に過ぎませんが、ここだけでも興味深い彫刻がならびます。
入り口の橋の両方に並ぶ武人像は個々に顔が違います。保存状態もまちまちです
また、門の上にも巨大な仏像のような顔が並びます
三面とも巨大な顔が囲んでいます。かなりの威圧感です

パイヨンの東門で迎えてくれるのは、4人の女神像

アンコールトムの最初の観光施設は、パイヨンについては、順路が定められており入るのは東門から迎え入れられます。
私は、まずはまっすぐ中央の祠堂にむかいましした。
入り口は、見下ろす大きな顔と美しい4人の女神像が待っています

内部には、そこここに仏像が

パイヨンの内部に入ると、外の崩れかけた顔と別の仏像が要所にきちんと設置してあります。必ずしもアンコールトムが建造された時代にあったものとは限らないようですが、袈裟がかけられ、今も地元の方と思しき人が線香がたむけています

ちなみに、この寺院は大乗仏教とヒンディー教の融合された寺院なので「リンガ」も同じような頻度である

こちらの狛犬は、よりライオンっぽい

ここに限らずあちらこちらで見る狛犬は、日本のものよりよりライオンっぽいですが、それでも狛犬然としています。また、祈りを行う姿のレリーフもあちこちにあります

壁には、偏執的なほどにレリーフで埋め尽くされている


二重の外壁に囲まれたパイヨンにおいては、本当に無数のレリーフに埋め尽くされています
上記でそこここに仏像があったり、ヒンディーの神に見下されたりするので宗教施設のようなイメージが有りましたが、レリーフに掘られているのは、当時の生活そのものです
船を漕ぐ、象の乗る、料理をするなどなど 当時の生活がまざまざと伝わってくるレリーフでこの町の生活への想像が膨らみます

人はなぜ山に登るのか、そこに山があるから(ちょっと違う)

パイヨンの次に、訪れたのはバプーオンでした
バプーオンは、パイヨンの祠堂(真ん中にある高い塔)のようなものだけが、より巨大に塔です。登るつもりでぐるっと回り込むと物凄い急傾斜の階段が見えてきました

正直「マジか」と思いましたが、ここまで来たら登るしかありません

登り切ったら、こんな感じ。下を見ると下界を見下ろす感じが半端ないです

頂上までたどり着くことはできず、ここより上には登るなというこんな看板が出ています

見終わって階段を降りるときに、階段を見ましたが…目がくらみます

ちなみに、階段の段数は100段ありました

象のテラス/ライ王のテラス

この辺でもって行っていた水が切れました。この時に買った水が、この記事の最初の写真です
町中でもしょっちゅう見ることになりますが、BAYON(パイヨン)の名前がついています

それでも、意地でも見ておきたかったのが象のテラスとライ王のテラスです
ライ王のテラスといえば、三島由紀夫の戯曲の題名になった場所です

ライ王とは、このアンコール・トムを創設したジャヤヴァルマン7世のことともいわれていますが、テラスの上には閻魔王にあたる仏像っぽいものがおいてあります(レプリカだそうです)

象のテラスは、その名の通り、象の鼻のような柱が彫刻されたテラスです
そして、ライ王のテラスは、非常に狭い通路(はば1mくらい)の壁にたくさんのレリーフがあります
テラスの上に鎮座している閻魔王と同じく、閻魔王とその周りの様子が描かれた仏教画的なレリーフがあります

とりあえず、見終わった時の感想は「顔」をいっぱい見たなぁという
以上 アンコール・トムの観光の感想でした。
三島由紀夫の最後の戯曲、ライ王のテラスはこのアンコール・トムへ1965年に三島由紀夫が訪れたことをきっかけに書かれた名作戯曲ですが、古本しかないから…高い!
電子書籍であれば、帰りの飛行機ででも読もうと思っていたのですが、紙の書籍しかないようです

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