唐組30周年記念の「吸血姫」ってどんな作品?

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今年(2018年)は、唐組が創設から30年にあたります。それを記念して今年の唐組は、状況劇場時代の名作「吸血姫」を上演しています。結構好きな話なので、今回はこの舞台について記事にしたいと思います(恒例の過去上演バージョンのキャスト比較表も作りました!)

というわけで、観に来ました!!以下が私の劇評

1971年初演作。唐十郎演出は、47年ぶり

以下の記事を参考にしました

当時は、前年に「少女都市」で岸田戯曲賞を受賞してのに乗っている時期ですね

1971年版のチラシはこれ

出演者は、唐十郎,李礼仙,麿赤児,大久保鷹,不破万作,田和耶, 大月雄二郎,根津甚八,十貫寺梅軒,赤瀬川原平,他。当時の状況劇場を支えた豪華キャストです

根津さんは、この後状況劇場の看板役者になり、1978年にNHK大河ドラマに抜擢されました

不破万作さん、十貫寺梅軒さんは、テレビなどでも時々お見かけする渋い俳優さんです

大月雄二郎さんは、現代芸術家として現在は活躍中

赤瀬川原平さんは、ポスターを書かれるような形で、状況劇場に絡んでいたのは知っていましたが、出演もしていたのでしょうか?田和耶さんは、もう検索しても出てきませんでした

ちなみに、この記事のトップの画像は、今回の唐組の「吸血姫」のポスターですが、見比べると当時のポスターそのままであることがわかります(後に赤瀬川さんが書いた「少女都市」のポスターとはテイストが違うので、別の方のデザインなのでしょう)

キャスト比較表

恒例のキャスト比較表を当時の状況劇場版も含めて…といいたいところですが、さすがに状況劇場版のキャストはどこを探しても出てきません
ヨコウチ会長のブログに記事が載っていたのでそれを含めたものにしました

演劇感想文リンクによれば、吸血姫は3回上演されています(新宿梁山泊×2、劇団唐ゼミ)

主な出演役は、以下の通りです

高石かつえ・・ 歌う天使な、狂える看護婦

海之ほおずき・・謎の引っ越し看護婦

袋小路浩三・・・愛染病院若博士

花形・・・・・・歌謡界の鬼

中年男・・・・・あるときはバーテン、ある時は男の中の男

肥後守・・・・・天職を探す少年

勿論、それ以外にも色々な役がうごめくこの舞台ですが、主に上記の役によってストーリーが展開していきます

以下が初演時も含めた過去の上演分のキャスト比較表です

公演年(劇団) 高石かつえ 海之ほおずき 袋小路浩三
1971年版(状況劇場) 四谷シモン 李礼仙 麿赤兒
2000年版(新宿梁山泊) 梶村ともみ 近藤結宥花 小檜山洋一
2002年版(新宿梁山泊) 梶村ともみ 近藤結宥花 小檜山洋一
2012年版(唐ゼミ) 禿恵 椎野裕美子 西村知泰
2018年版(唐組) 銀粉蝶 大鶴美仁音 大鶴佐助
公演年(劇団) 花形 中年男 肥後守
1971年版(状況劇場) 唐十郎 大久保鷹 根津甚八
2000年版(新宿梁山泊) 金守珍 大久保鷹 稲荷卓央
2002年版(新宿梁山泊) 鳥山昌克/黒沼弘己 大久保鷹 稲荷卓央/原昇/大貫誉
2012年版(唐ゼミ) 熊野晋也 安達俊信 土岐泰章
2018年版(唐組) 全原徳和 久保井研 福本雄樹

2018年版は、詳細が判明し次第追記します更新しました!

上記の1971年版及び2018年版の役名の更新に当たっては、ヨコウチ会長の以下の記事を参考にしました!ヨコウチ会長お世話になってます!!

以下は、上記の記事があがるまえの私の1971年版の予測

状況劇場版では、大久保鷹さんは、梁山泊版と同じということなので、中年男だったのだと思いますが、後が謎です

ほおずき=李麗仙さん、袋小路浩三=麿赤兒さん、花形=唐十郎さん、肥後守=根津甚八さんあたりだったのでしょうか?

誰かご存じの方いたら是非教えてくださいほぼ当たってました!!高石かつえ=四谷シモンはまったく予想外でしたが

2018年版は、銀粉蝶さんが参加されるとのこと。高石かつえをやるのかなぁのです(豪華だなぁ)と思っています

物語(一応ネタバレ)

永遠の引っ越し看護婦ほおずきは、関東大震災で焼け死んだ被災者が眠る上野の森に引っ越そうと思うが失敗し、怪我を追ってしまう。目覚めた場所は、愛染病院で、その院長に言い寄られ吸血鬼の魔法によって使者を呼び出し、殺したはずの父親に再会し、満州にて東洋のマタハリと呼ばれた川島芳子に変身する。そのようなほおずきを追いかける少年肥後守の介入により、彼女の時間の旅は更に流転を重ねる….

かなり記憶が曖昧で、かつ随分前に見た話かつ、元々の戯曲構造が相当わかりにくいので、あくまで参考程度に読んで下さい

私は、2000年版の新宿梁山泊版を見ました。

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