唐十郎さんの「秘密の花園」。過去のキャスト比較表

広告

来年の1月に、東京芸術劇場にて唐十郎作の名作「秘密の花園」が上演されます。わたしも何度か見たことがあるこの作品は、不思議な魅力のあります。男と女の不思議な三角関係に様々な変な周囲の人が絡んできて主役たちを翻弄します。臭ってくるような猥雑な装置と大量な本水を使う演出が、東京芸術劇場でどのような形に変貌するのか、それとも実現されてしまうのか、とても楽しみです

この作品の紹介と今までの再演時のキャスティングをまとめてみたいと思います

New!東京芸術劇場版の主要キャスト以外のキャスティングがわかりました
過去のバージョンの分も含めて追加更新しました

唐十郎の「秘密の花園」とは

1982年11月に下北沢・本多劇場の杮落とし公演として、唐十郎氏が書き下ろし、高い評価を得た傑作に福原充則が満を持して取り組む!
寺島しのぶ、柄本佑、田口トモロヲのほか、個性実力派キャストが結集!

<あらすじ>
日暮里にあるひしゃげたアパート。そこに暮らす夫婦の元にアキヨシは通っている。キャバレーホステスのいちよ(寺島しのぶ)とポン引きの夫、大貫(田口トモロヲ)。アキヨシ(柄本佑)は毎月の給料を二人のところへ届けているのだ。奇妙な三角関係は二年続いている。一葉は「生まれる前の港で、契りを交わしたというメルヘン話をアキヨシによく語り聞かせた。ある日、アキヨシは実は縁談話があり、関西に転勤しなければならないと切り出すのだが・・・・。

本多劇場といえば、今や演劇の聖地です。そんな劇場の歴史を刻んだ脚本です

なんでも、ニューヨークに行った唐十郎さんが、チェルシーホテルに引きこもって書いたという戯曲。何故か、舞台は日暮里です(笑)

 

初演キャストが凄い

1982年といえば、今から35年前。本多劇場は、演劇の町としての下北沢の象徴の劇場です。その劇場のこけら落としですから、出演者はすごいです。

ヒロインの一葉/二葉は、第七病棟の緑魔子さん。その夫を大貫を自由劇場旗揚げメンバーの一人、清水紘治さん、ヒロインに入れ込むあまり毎日のように通う若者アキヨシを柄本明さんが演じました。転位21の主宰者、山﨑哲さんも出演していたようです

秘密の花園 [DVD]
秘密の花園 [DVD]

posted with amazlet at 17.11.12
(株)カズモ (2004-10-01)
売り上げランキング: 161,337

柄本さん若いです(笑)ちなみに↑のDVDは既に販売されていません

過去キャスト及び2018年東京芸術劇場版を比較

というわけで、このブログ恒例(笑)になってきましたが、過去の作品とのキャスト比較してみたいと思います

  演出 一葉/二葉 大貫 アキヨシ
1982年(初演) 唐十郎 同左 緑魔子

清水紘治

柄本明
1998年(唐組) 久保井研、唐十郎 飯塚澄子 稲荷卓央

堀本能礼

1999年(唐組) 同左 飯塚澄子 稲荷卓央 堀本能礼
2006年(シアター1010) 三枝健起 三田佳子 大澄賢也 松田洋治
2009年(東京乾電池) 角替和枝 高尾祥子 谷川昭一朗
ベンガル
戸辺俊介
2016年(唐組) 久保井研 藤井由紀 久保井研 気田睦
2018年(東京芸術劇場) 福原充則 寺島しのぶ 柄本佑 田口トモロヲ
  殿 かじか 医師 中年男 女(もろはの影)
1998年(唐組) 鳥山昌克 伊原裕次 金井良信 唐十郎 藤井由紀
1999年(唐組) 鳥山昌克 唐十郎 久保井研 辻孝彦、大久保鷹 藤井由紀
2006年(シアター1010) 大久保鷹 金守珍 PANTA 十貫寺梅軒 青山さゆり
2009年(東京乾電池) 綾田俊樹 田中洋之助 山地健仁、伊東潤
杉山恵一、岡部尚
上田知和
柄本明 大多葉子
2016年(唐組) 辻孝彦 福本雄樹 岡田悟一 南智章
2018年(東京芸術劇場) 池田鉄洋 玉置玲央 三土幸敏 福原充則 和田瑠子

なんといっても、35年の時を超えて、同じアキヨシ役を柄本明さんと柄本佑さんの親子が演じるのが今回の目玉かもしれません

東京乾電池版の演出はお母さん(角替和枝さん)がやっていたわけで、柄本佑さん相当やりにくいんじゃないでしょうか?

東京乾電池版(柄本明さんもアキヨシ役ではなく、ねんねこ男(中年男)で出演しています)は、DVDが発売されています

秘密の花園 [DVD]
秘密の花園 [DVD]

posted with amazlet at 17.11.12
TCエンタテインメント (2009-05-20)
売り上げランキング: 101,363

寺島しのぶさんの一葉も、楽しみです。妖艶な一葉になりそうです

ただ、僕のイメージはもうちょっと若いのですが…

他の配役は謎ながら…

この舞台、当然ながら出演者は3人だけではありません。3人の関係に様々な形で関与してくるとか単に舞台を賑やかす役とか様々あり、それぞれ個性的な役者が演じてきました

東京芸術劇場版も、玉置玲央さん、川面千晶さん、三土幸敏さん、和田瑠子さん、池田鉄洋さんなど魅力的なキャスティングがされています

個人的には、池田鉄洋さんの配役は、唐十郎さんが演じたことがある「あれ」大久保鷹さんが演じた事がある「あれ」だろうなと勝手に妄想していますが、果たしてどうなるか?

楽しみです

以上 東京芸術劇場にて2018年に上演される「秘密の花園」への期待と過去のキャスティングの一覧の記事でした

広告

1 個のコメント

  • 見ました。柄本親子が、同じ役だったなんて(^.^)
    スゴイ。
    息子さん頑張ってましたよ。
    ビショビショになって、
    寺島さんに引けを取らず熱演
    良かった!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です