[劇評]大森カンパニー「更地13」@小劇場B1(下北沢)
大森カンパニーの「更地」は、何度も見ている気になっていまいしたが、5年ぶりくらいに伺った舞台でした。サラの舞台(更地)上で繰り広げられれる様々な世界感と物語に圧倒され、笑わされっぱなしの時間が続きました。この幸せな時間が…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
劇評
2017.10.12 清角克由
大森カンパニーの「更地」は、何度も見ている気になっていまいしたが、5年ぶりくらいに伺った舞台でした。サラの舞台(更地)上で繰り広げられれる様々な世界感と物語に圧倒され、笑わされっぱなしの時間が続きました。この幸せな時間が…
劇評
2017.10.02 清角克由
劇団☆新感線の「髑髏城の七人(風)」は、いわば『正調』髑髏城の七人。初めてこの作品を、見る人にはこれが一番わかりやすい作りだったと思います。カメレオン俳優松山ケンイチの面目躍如の二役配役も当たりでした。殺陣シーンの充実も…
劇評
2017.09.14 清角克由
「愛しのドラム〜ザ・フルーツ2〜」は、この前作にあたる「ザ・フルーツ」にてドラマー役で出演していた井之上隆志さんが3月に急逝されてしまった後の、新作舞台。出演していない井之上さんを一番感じる物語で、「ゴドーを待ちながら」…
劇評
2017.09.10 清角克由
こまつ座による「円生と志ん生」の10年ぶりの再演。志ん生をラサール石井さんがやるというキャスティングの魅力は、想定以上の出来。ラサール石井さんがあんなに落語チックなしゃべりが出来るとは。前回印象が弱かった女性キャストも印…
劇評
2017.09.07 清角克由
三ツ星キッチンの舞台「Victory〜OLたちの忠臣蔵」は、ポスターのビジュアルもあってなんか色物の中途はんぱな出来を想像してしまっていました。ところが、歌や音楽の完成度、役者さんの力量は高くちゃんとしたコメディミュージ…
劇評
2017.08.20 清角克由
南米アルゼンチン発のパフォーマンスは、日本にインスパイアされた作品。出演者もほとんど日本人ということで、もっと日本化されていることを想像していたいたが、日本っぽいけど日本人が絶対に作らない(作れない)興奮のパフォーマンス…
劇評
2017.08.12 清角克由
小栗旬さんの初ミュージカルかつ主演舞台は、劇作だけでなく映像作家としても名高い福田雄一さんの作品。ミュージカルの常識を全て無視した破天荒な作りながら、完全にコメディミュージカルとして成立していて、終わった後に幸せな気分に…
劇評
2017.07.24 清角克由
今までの「髑髏城の七人」とは違う「花のない」捨之介が、特別な「髑髏城の七人」を作り上げていました。7年前に見たキャストも当然ながら進化を遂げており、何度見ても面白いこの物語のすごさを再実感。劇場のスケールも度肝を抜く規模…
劇評
2017.07.18 清角克由
何もかもが上手くいかないディストビアでの物語。確かに、話の構成に巧みさを感じるものの芝居の面白さが伝わってこないまま終わってしまった。 開幕/閉幕時のアメコミキャラクターらしき人たちのダンスも中途半端な感じがしてしまった…
劇評
2017.06.18 清角克由
平成と年号が変わってから、毎年公演をして早29回目。いつものマンネリのネタを小さくつなぐショートコント集は安定の面白さ。目新しさがないのに笑える。久しぶりに復活のまいど豊さんのテンションがおかしい 劇団 花組エクスプレス…