劇団☆新感線「髑髏城の七人」@青山劇場

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キャスト一新の若手メンバー主体の髑髏城の七人。早乙女太一さんの目の覚めるような殺陣は素晴らしいものの、印象に残っている市川染五郎さんに比べると小栗旬さんの殺陣のキレがちょっと弱く、完璧とは言い難い感想。でも、伸びしろのある新しい髑髏城の七人を堪能することができました。

劇団 劇団☆新感線
題名 髑髏城の七人
公演期間 2011/08/072011/10/10

中島かずき

演出

いのうえひでのり

出演 小栗旬森山未來早乙女太一小池栄子、、勝地涼仲里依紗高田聖子粟根まこと河野まさと千葉哲也
 劇場
青山劇場(表参道)
観劇日

2011年10月8日(ソワレ 18:00)

90年以来7年に一度上映されている新感線の代表作。1997版は、見たような気がするのですが覚えておりません。

2004年版を見た時に色々感想を書いております。

アカドクロ

 

アオドクロ

 

今回は、キャストを一新、一気に若返らせての別名「ワカドクロ」

今年見た芝居の中でも、エンターテイメント性はトップレベルの娯楽大作でした。イマドキ、ハリウッド映画を見てもこんなに贅沢な気分にはなれません。チケット代も高いですが、それを納得させる、せざる得ない豪華キャストとそれを使いこなした舞台です。

既に、(記憶にない97年版をいれれば)4回目に見たことになるこの脚本。芝居を見ていても色々な所で、前作までのシーンとかぶり、引き比べてしまいます。

小栗さんは、とても立ち姿の美しい、かっこいい役者さんですが、如何せん新感線の舞台でみると(印象に残っているのが、市川染五郎さんだからでしょうが)殺陣の切れがイマイチな気がします。オープニングは天魔王の森山さんのシーンで始まるのですが、これもイマイチ。

うーーーーんと思っていたら、蘭兵衛役の早乙女太一さんの目の覚める美しい殺陣。血と幼い頃からの鍛錬の威力にほとほと感動した。(ちなみに、二幕になったら森山さんも小栗さんも俄然切れがよくなる。練習量なのか?)

 

ずっと二役だった捨之介と天魔王を別の役者さん(小栗さんと森山さん)に分けた事により、物語のわかりやすさが増したようにおもいまいした。各々のキャラクターの特徴がはっきり出てました。もし、七年後にまた髑髏城をやるなら今回のように、二役を分けた版で行われるのではないかと思いました。

ただし、一人二役だからこそのシーン(沙霧が、天魔王に襲われた後、直ぐに捨之介を殺そうとするシーン。ラスト近くの天魔王が捨之介を身代わりにするシーン)だけは、ちょっと説明がくどくなってしまっていた気がします。元の脚本を知らなければ気にならないレベルですが。

初演から沙霧→極楽太夫…と出演し続けてきた高田聖子さんは、今回贋鉄斎。いやぁ笑わせてもらいました。少ない出演シーンでありながら、めちゃくちゃ目立っていてその上、たくさん拍手を浴びていました。

森山さんも、映画とかで忙しいのによくこんな舞台出てられるなぁと思いましたが、遊びを入れにくい悪役でありながら、随所で「抜いた」演技が笑いを誘いました。天魔王が古畑任三郎みたいにしゃべったり最後の「こんなのありか」という台詞も急に若者っぽくしゃべったりするのが、個人的には非常にツボでした。(正直、一幕終わるまでは、あまり出番がないので可哀想にとか思っていましたが、二幕出まくっていた)

早乙女太一さんの立ち姿、舞、殺陣、声全てが客席を引きつけていました。あれで20歳….正直想像を絶した完成度です。

沙霧は仲里依紗さんの熱演。正直、今この役をやるなら彼女しかいないと思いました。声がカスレ気味でしたが、この大舞台、ロングラン公演だとしょうがないかと。

 

また、七年後見たい舞台です。(チケット取れるかな)(2011/10/08 18:00の回)

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