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劇評

[劇評]三ツ星キッチン「Victory〜OLたちの忠臣蔵」@新宿村LIVE(北新宿)

投稿日:2017/09/07 更新日:

ポスターのビジュアルもあってなんか色物の中途はんぱな出来を想像してしまっていましたが、歌や音楽の完成度、役者さんの力量は高くちゃんとしたコメディミュージカル。ビジュアル面の印象が強いキャラクター(高田安男)も、物語の進行にはかかせない役割を果たしており、キャラクターとして確立された安定感を感じました。先入観で今まで見に行ってなくてごめんなさい。

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劇団 三ツ星キッチン
題名 Victory〜OLたちの忠臣蔵
公演期間 2017/09/062017/09/10

上條恒

演出

上條恒

 
出演 川上和之:高田安男/竹田安子
鈴木良一:日進自動車中島社長
上條恒:エルセーヌ
中村萌子:安西ひかり(常務の娘)
荒井ジュンコ:深来勝(元男)
たむらもとこ:東野君代(勤続20年)
藤崎卓也:浅野拓海(センター長)
中村香織:岡田留美子
桜田航成:飯田聡司(イケメン社員 営業部から)
戸島花:佐々木聖子(元 高田安男のバイト先輩。開発部から)
三木愛加:金本兼子
藤野正直(♠):住谷慎一郎
西村匠平(♠):天本尊
横山天音(♠):加藤愛
岸野佳乃子(♠):橋本静香
村田智哉子(♠):永澤星々
小清水愛奈(♠):堀田杏樹
鈴木富士子(♠):笹川江津子
一部キャストはダブルキャスト。(♠)と(♥)があるが、僕がみたのは♠キャスト。
劇場
新宿村LIVE(西新宿)
観劇日

2017年09月06日(ソワレ)

 

三ツ星キッチン初、新宿村ライブ初

高校の同級生がでている三ツ星キッチン。いつも、チェックはしていたもののなかなか予定が合わず、今日まで見るのがのびのびになりつづけてました。

今回は、会社から三分の場所にある新宿村ライブでの、公演ということで、若干仕事を無理して定時退社して劇場に向かいました。会社を出てから5分で劇場到着。いや、めちゃくちゃ近いです。

サラリーマンミュージカル。ミュージカル版の、らっば屋みたいだなと言う印象

Jミュージカルと名うったこの舞台。会社を舞台にした、オフィスミュージカル。

正直、職場から5分の場所でさっきまでいたのと同じ職場を舞台にした芝居見るのはつらいなと舞台上の人には何も、罪のない部分で物語前半は集中力が削がれた状態でみていました。

しかし、全力投球で演じるキャストの方の熱意と、キャラがうまく立っている脚本の妙もあり、途中からは前のめり気味に楽しみながらみることができました。

個々の役者さんの力量が、高い。

色々な役者さんの独唱シーンがあるのですが、思ってた以上に皆さんの声量など歌唱力が高くてびっくりしました。

なんか見せ場を均等に作ってあげてるだけでしょ…といつもは意地悪くみてしまうのですが、個々の完成度が高い為、若干ストーリーから外れた独唱シーンでも結構載ってみることができました。聞きいる曲もあり、思わぬ収穫でした。

高田安男というキャラクターは…

ちらしのビジュアルの目を奪う、高田安男というキャラクター。登場するだけで会場が沸くキャラクターで、出落ちキャラなのか?とか思ったのですが、どうして物語全体をひっぱる大事な役割を果たしていました。

トリックスターという表現が合っているかどうかはわかりませんが、シェイクスピアの「夏の夜の夢」のパックのように、出演キャラクターたちの本音を引き出す、ハプニングを巻き起こしながら、他のキャストの心情をぐいぐい引き出す様は中々痛快でした。

少々奇をてらい過ぎてる感はありますが、この作法もまた劇団のカラーなのだと思うと面白い試みだと思います。

逆に振り付けやダンスはバラつきが、気になりました。

初日と言うことでまだ、荒さがあるのはやむなしなのかもしれません。今後の公演の中での成長に期待でしょうか。

一方で、個別のキャストのダンスや表情はほんとに素敵で、ミュージカルしてるなぁとおもいながらみていました。

社長役鈴木良一さんの迫力に感服

って、自分と同い年くらいなのかもしれませんが、ラストに近いシーンは彼の演技力で締まったし、芝居自体が上手く収まったのも彼の演技力によるものが大きいとおもいました。

こういうミュージカル系で、年配の男性キャストがここまで印象に残るのも珍しい経験です

物語は、ちょっと無理矢理感がありました

今話題のAIに職場を奪われるかもしれないと言う話と、クレーム対応係に左遷された社員のやり切れない気持ち。

うまいこと絡めればもう少し刺さる話になっていたと思うのですが、素材が良かっただけに無理矢理忠臣蔵に話を持っていく必要があったのかかなり疑問。素材とレシピのちぐはぐさが気になりました。

ていうか、浅野タクミさんという絶好の名前をつけたキャラが別に最初に討ち死にしないで、いきなり大石内蔵助に名前すげかえられるところとか、じゃ、最初から大石にしろよ、と心でつっこんでました。

…なんか、練習過程で色々な話が変わっていきつつ、宣伝で忠臣蔵となうっている事に縛られて、あれこれいじって…なんて経緯を勝手に想像してしまうのは、昔舞台創りに関わっていた自分の悪い癖ですね。

余計にそういうのが気になってしまいます。

そういえば、SNS用に開演前に舞台上の写真を取らせてもらいました。せっかくなんでアップしておきます(物語とは関係ありません)

定時退社六時半で六時半開場7時開演の舞台に間に合うのは不思議な気分

新宿村ライブの舞台、ちょくちょくチェックしようかな。と思いました。

定時退社出来る日が、限られてるのでその努力が報われるかははなはだ疑問ですがorz

かつての、同級生にひとこと。

若い可愛い女の子に大好きとか言わせてよろこんでんじゃねー!(嫉妬)

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