[劇評]唐組「電子城 背中だけの騎士」
BSスカパーで、9月の末に唐組の1989年作の電子城を放映していました。 この作品は、僕がテント芝居、唐組というものにふれた初期の作品でとても印象に残っている舞台です。 以下の感想は、テレビ画面を通してこの作品を見つつ、…
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2015.10.16 清角克由
BSスカパーで、9月の末に唐組の1989年作の電子城を放映していました。 この作品は、僕がテント芝居、唐組というものにふれた初期の作品でとても印象に残っている舞台です。 以下の感想は、テレビ画面を通してこの作品を見つつ、…
2015.09.28 清角克由
劇団の若さ(創立3年、第7回公演)の割に、個々の芝居作りの技法はしっかりしており、気持よく芝居を見ることが出来ました。また、この劇団は見てみたいと思わせる舞台でした。 劇団 劇団SHOW特急 題名 真田十勇伝2015 公…
2015.09.14 清角克由
シーンによる出来の落差が激しい芝居。目頭の熱くなるようなシーンがある一方で眠気を誘うようなテンポの悪さや内輪受けネタの大して面白くないギャグの応酬が多い。話の内容に比べて、出演者が多く結果として2時間強の芝居時間は長く感…
2015.09.08 清角克由
チラシの印象に比して、出来は悪くなかったのですが、印象に残りにくい舞台でした。多分に脚本と演出の問題だと感じましたが、それでも2時間弱の舞台を飽きずに見ることができたのは、役者の方たちに頑張りによるものが大きかったと思い…
2015.09.02 清角克由
わらび座の本拠地、たざわこ芸術村のわらび座劇場で鑑賞しました。東京で見ている舞台と遜色ない名作で、それでいてここでしか見れないという特異な舞台でした。この劇団の地元で一年中この舞台を見ることができる秋田の人が羨ましいと思…
2015.08.17 清角克由
独特の演出、リズム、スピード感があり、舞台全体から若さがみなぎる舞台。個々の役者のキャラクター設定が平板で、感情移入しにくく感じる部分はあった。一方で、主人公のキャラ設定には一応厚みがあり、話の運び方が巧みであったことか…
2015.07.23 清角克由
原作の良さもあると思うが、2時間20分の長さをあまり感じずに物語に没頭できた舞台であった。カウフマンが少しづつ人間として壊れていき、最期に全てを失う。そういう時代の悲しさが伝わってきて、ジーンとした。 劇団 スタジオライ…
2015.06.15 清角克由
世代というものを考えさせられた舞台でした。この舞台そのものが、世代をテーマにしていることもありますが、見ている僕と製作陣との世代差も感じる舞台でした。そういったテーマを抜群の構成力とセリフ回しの巧みさで楽しむ事ができた面…
2015.06.09 清角克由
例年同様、コントというかネタというかの連続。幕前に大森さんがわざわざ「演劇としてみないでください」とい前振りしただけのことがあり、伏線も何もなくただただ、笑いました。既に還暦を迎えた山口さんを始め役者の皆様が(年齢のわり…
2015.05.25 清角克由
こまつ座の新作は、戯曲ではない井上ひさし氏の作品を元にした桟敷童子の東憲司さんによる作・演出。 東憲司さんらしい、アングラ的な演出が随所に見られ、楽しめたものの、15分の休憩を挟んで2幕3時間の舞台は、少々冗長さを感じ、…