[海外劇評]THE FULL MONTY@EUGENE O’NEILL Theater

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映画で有名な職なしの男たちが、男性ストリップで一旗あげようという話。ストリップとかそういうのに目が行くかと思ったが、意外にも男声によるコーラスが非常に心地よく、ダンスよりも歌が印象に残る舞台だった。

題名 THE FULL MONTY
Booked By Terrence McNally Directed By JACK O’BRIEN
出演 nnie Golden,Denis Jones,Jason Opsahl,Patrick Wilson,John Ellison Conlee,Jason Danieley,Romain Fruge,Nicholas Cutro,Aaron Nutter,Laura Marie Duncan,Jannie Jones,Liz McConahay,Lisa Datz,Angelo Franboni,Patti Perkins,Todd Weeks,Emily Skinner,Kathleen Freeman,Andre De Shields,C.E.Smith,Jay Douglas,Jimmy Smagula
劇場 EUGENE O’NEILL Theater(Broadway NY USA)
観劇日 2001年08月07日(ソワレ)

<<ストーリー>>

ニューヨークのバッファロー。鉄工所の職を追われた男たちは、絶望していた。妻と離婚し、子供(Aaron Nutter)を預かるJerry(Patrick Wilson)もその一人。ひょんなことから男性ストリップに元妻も含めて熱中している姿を目にし、自分たちもストリップをやろうと思い立つ。仲間を集め、準備をすすめるが、女たちは若い男の方がいいといってチケットを買わない。Jerryは思わず「Full Montyでやってやる」と口にし、チケットを売りさばく….

<<感想>>

映画の方もみていないので、ストーリーはなんとなくしかしらなかった。Full Monty=「男性のオールヌード」の事だということだけは映画の説明で読んだような気がする。

最初のシーンで、いきなり男性のダンサーがストリップショーを始め、会場が盛り上がったときには正直戸惑った。この調子でずっといったら、げんなりしちゃうな…

結局は、ストーリーのしっかりしたミュージカルであり、男性ストリップも最初と最後をのぞけば出てこない。JerryやDave等、職を失い男性ストリップにかけるしかなくなった男たちの物語が面白い。(ラストシーン付近で、Jerryが男性ストリップをする自信を失い息子に力づけられるシーンは、ちょっとありきたりで「なんだかなぁ」とか思っていたが)

また、意外にも男声コーラスが美しく、印象に残った。最後にダンスを踊る面々6人による各シーンでの歌が、おのおのの声質が異なることもあり非常に美しいハーモニーを作り心地よかった。日本の小劇場の劇団「カクスコ」のようだなとか思っていた。

個人的には、一幕ラストのマイケルジョーダンのようにバスケットボールをする姿が、だんだんダンスのステップに変わっていくという部分が好きだった。

ラストシーンは、男性オールヌードになる。とはいえ、前明かりを落とし、バックライトだけにするので、影しか見えないのだが….(見たくないし)。会場は大盛り上がりで嬌声が飛び交う。物語のうまさもあってスカッとした気分で終わる舞台だった。

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