[劇評]花組芝居「かぶき座の怪人」@スペース・ゼロ
花組は見初めてからそんなに経っている訳でもないし、ましてや年に一回見るかみないかなので、えらそうな事は言えないが、この芝居は今までに見た花組の舞台の中でも最高の出来だった気がする。初めて、芝居として非常に面白いと感じた(…
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2001.02.18 清角克由
花組は見初めてからそんなに経っている訳でもないし、ましてや年に一回見るかみないかなので、えらそうな事は言えないが、この芝居は今までに見た花組の舞台の中でも最高の出来だった気がする。初めて、芝居として非常に面白いと感じた(…
2001.02.17 清角克由
計算され尽くされた演出、効果的な音、照明は、見ていて気持ち良く、完成された舞台としての印象が残る。それでも、芝居そのものを長く感じさせるのは役者の力量不足か。すべての役者が完全にその役を捕らえきったとは言えない為、破綻の…
2001.01.27 清角克由
ストラヴィンスキーの作による音楽劇。通常は、今回のような芝居を中心にした公演ではなく音楽を中心のコンサート形式で行われる事が多いとのこと 劇団 PARCOプロデュース 題名 兵士の物語 公演期間 2001/01/26〜2…
2001.01.23 清角克由
今世紀の初観劇は、蜷川氏の演出デビュー作の再演。 全共闘時代の印象を色濃く残す芝居で、最近見る芝居とはやはり演出も脚本もかなり違う(好きだけど)。主役級の3人が芝居の全てをひっぱるが、古田さんの演技だけ、一本調子でちょっ…
2000.11.25 清角克由
唐十郎の状況劇場時代の名作の新宿梁山泊バージョン。とはいえ、いつも不満に思う物量作戦的な演出はなく、劇場のスタイルもあって、よりテント芝居的な(あくまで物質面では)押さえた演出。 全般には、脚本の求める毒が、完全に表現し…
2000.11.12 清角克由
前回の遊気舎版との違いを意識し、比べながらの観劇になった。 結論としては、先にこちらのバージョンを観たかったなぁと思った。遊気舎版の方が、脚本的な落し方がしっかりしていたし、恐怖というテーマにより忠実だった気がしました。…
2000.11.11 清角克由
どういうわけか、僕は、二つの作品の中では、Dollyの方が切なさが響いてきて好きだった。ワイヤを使ったり砂を使ったりアングラ的な印象がより強いのは「砂漠の内臓」の方なのに自分で不思議。印象的なシーンも「Dolly」の方が…
2000.11.03 清角克由
過去のSETの公演も含めこんなふうにmusical/actionとストーリーとそれを支える演技が充実した舞台をあまり見た覚えがない。まさにSETの本領発揮、生意気言わせてもらうと、「やればできんじゃん!」というのが本音。…
2000.10.22 清角克由
一週間おいて二度目の観劇。 前回に比べて、後半部分の三宅さんと山口さんのやり取りが気持ちが入っていて良くなっている。三宅さんは、どうやら本番を繰返す事で成長しているらしい。初舞台だとこんなもんなのか。初めの方の舞台しか見…
2000.10.15 清角克由
あきらかに三宅健の力不足。見ていてかなりつらい時間が多く流れた。 にわとり、たまごの世界だが、三宅が場面を引っ張れないが故に演出もお茶の間演出というべきか無闇に笑いを取ろうとしている部分が多くあり(むやみに多いアドリブな…