イギリスのソーシャル金融サービス、Zopaがアメリカ、イタリアに進出したのに続いて、日本でのローンチを準備中だ。このサイトは今日(米国時間3/6)で満3年を迎えたがすでに£18M(1800万ポンド)の資金を調達している。投資家の1社、 Benchmark Capitalはアメリカで同種のサービスを提供しているライバルのProsperにも投資している。Zopaはオンラインで貸し手と借り手をマッチングさせるマーケットだ。
昔、これに近いアイデアを思いついたことがあったので、このサービスが既に海外で実用化されていると聞いた時にはちょっと残念という思いとやっぱりいけるんだという思いと両方を感じたのを覚えています。
日本でうまくいくんですかね。
僕の思いついたアイデアは(アイデアと言うより妄想に近いけど)、個人間のお金の貸し借りだけじゃなくて、保険とかも個人間でやりとりできたら面白いのではないかと思いました。受験生が、自分の成績を公開した上で保険金をかけて、もし受験に失敗した場合の予備校費を保険料としてもらうとか、ペットの生命保険とか…既存の保険会社が手がけられないような保険を個人間の取引で成立させるような仕組みが作れないかなぁとか思っていました。保険のそもそもの始まりも、個人間のやり取りが元だったわけですし、ネットを使えばいけるかもとか思ったのです。
ま、金融・保険業界になんの知識もない私のアイデアは、妄想以上の何者でもないわけですが、ZOPAのような個人間取引の金融市場のようなサービスが、規制の厳しい日本に参入し、成功するようであれば、案外面白くなるのかもしれません。
事業資金とか家のローンみたいな大きな借金とかじゃなくて、それこそ弱小劇団の公演費用とか、映画撮影とか、ペットのブリードとか、既存の金融機関が目利きできないような分野で個人間の金銭貸し借りの仲介という市場ができれば面白くなるとおもうのですが….
ま、貸すお金の余裕は今のところないのですが。
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