[旅行記]四万ブルーと迷宮のような旅館|群馬の旅・中之条と四万温泉編

広告

2026年8月19日から22日にかけて、3泊4日で群馬の旅に行ってきました
上野から特急で渋川まで行き、そこから先はレンタカーで中之条、四万温泉、草津温泉と回る行程です
温泉が目当ての旅ではあるのですが、僕にはもうひとつ、高崎の多胡碑をこの目で見たいという狙いもありました
長くなるので記事を二つに分けます。この前編では、初日の中之条と、その夜に泊まった四万温泉について書きます

上野から特急「草津・四万1号」で渋川へ

初日は上野駅10:00発の特急「草津・四万1号」に乗り、渋川駅に11:43着
このところ遠出といえば新幹線ばかりだったので、在来線の特急に乗るのは久しぶりです。乗ってみて結構揺れるなと感じたのは、新幹線の乗り心地に慣らされていたからでしょう

上野〜渋川は特急料金(えきねっとで予約)は往復で一人3,410円でした
帰りは4日目に渋川14:55発の「草津・四万34号」で、上野16:39着。往復とも指定席を押さえました。

渋川からはレンタカー ― 3日借りて28,120円

渋川駅前でレンタカーを借りました。楽天トラベル経由で手配したオリックスレンタカーで、4日目の返却まで借りて28,120円です

四万も草津も、駅から先は本数の限られたバスに乗り継ぐことになります。渋川で車を借りてしまうのが、結局いちばん自由が利きました
チャツボミゴケ公園や八ッ場ダム、最終日の多胡碑まで足を延ばすとなると、車がないと組めない行程でした

今回の3泊4日は、こういう組み立てです

日程 主な行き先 宿
1日目(8/19) 上野10:00発→渋川11:43着→中之条ガーデンズ→つむじ・ミュゼ 四万温泉 四万たむら
2日目(8/20) 奥四万湖→四万温泉街→暮坂峠を越えて草津へ 草津温泉 十二屋旅館
3日目(8/21) チャツボミゴケ公園→八ッ場ダム→夜の湯畑 草津温泉 十二屋旅館
4日目(8/22) 高崎(吉井町)多胡碑→渋川14:55発→上野16:39着

中之条での散策

渋川から最初に向かったのは中之条です

中之条ガーデンズ ― 花の名前はAIが教えてくれる

12:30から14:30まで、ランチを挟んで2時間ほど見て回りました
非常に広大な庭園で、ひととおり歩くだけでもこれくらいはかかります

夏のど真ん中に行ったので、庭園としては少し季節外れだったかもしれません。それでも咲いている花は多く、写真に収めたい景色があちこちにありました

困るのは、花壇に名札が付いていない花です
ここで役に立ったのがスマホのAIでした。写真を撮って聞けばその場で名前が返ってきます。今回わかったのはこのあたり

  • ルドベキア・タカオ(キク科ルドベキア属の黄色い花)
  • オオカッコウアザミ(キク科の植物)

名前がわかると、同じ花壇でも見え方が変わります。これまでは「黄色い花がたくさん咲いていた」で終わっていたものが、記事にも書けるようになりました

つむじと、隣の「ミュゼ」

そのあと、中之条町ふるさと交流センター「つむじ(TSUMUJI)」に伺いました
お土産物とアートが並ぶ施設で、足湯もあります。名前の印象よりも、実際は土産物屋さんという雰囲気の場所でした

それよりも目を引いたのが、すぐ隣に建っている歴史と民俗の博物館「ミュゼ」の建物でした

旧吾妻第三小学校の校舎を改築した建物だそうです。明治時代からある木造校舎がそのまま民俗資料館になっている
中には刀がずらりと並び、群馬県ゆかりの人物の歴史に関する展示もあって、見応えがありました

計画では「時間があれば寄る」くらいの位置づけだったのですが、実際には逆でした
中之条で立ち寄るなら、つむじだけで済ませずに隣のミュゼまで入ることをおすすめします

四万温泉「四万たむら」に泊まる

17:00に四万温泉の宿へチェックインしました
中之条から車で少し行ったところにある、こじんまりとした温泉街です。歴史はかなり古いようで、室町時代の末期頃からあるとのこと

泊まったのは、その中でもひときわ歴史のある温泉旅館「四万たむら」の水涌館・標準客室です

四万温泉 温泉三昧の宿 四万たむら

エレベーターを3つ乗り継がないと風呂に着かない

まず面食らったのが建物の造りです
増改築を繰り返してきたのだろうな、という複雑さで、館内はほとんど迷宮でした
温泉にたどり着くまでにエレベーターを3つ乗り継ぐ必要があり、風呂から自分の部屋へ戻るのにも危うく迷いかけます
以下は、当日宿の方に手渡された館内図です。これに頼って歩いておりました笑

ただ、これは欠点というより趣のうちだと思いました
一度に建てた旅館ではこうはならない。歴史のある宿に泊まりに来たのだという実感が、館内を歩くたびに湧いてきます

18:30から、源泉蒸しの入った月替わり会席

夕食は18:30から。1泊2食付きの月替わり会席です
席には女将さんからの挨拶状まで添えられていました。献立は食前酒から始まり、お吸い物、お造りと続き、途中に源泉で蒸した「源泉蒸し」が出てきます
ご飯は目の前で炊き上げてくれるもので、これがなかなか美味しかった

部屋の脇を川が流れている

露天風呂から見える景色もよかったのですが、この宿でいちばん効いたのは部屋のすぐ脇を流れる川の音でした
夜、明かりを消すとせせらぎだけが聞こえます

すぐ隣には「四万グランドホテル」があってバーもあるようでしたが、この日は移動と散策で疲れていたので、そのまま休むことにしました

すぐとなりには、「千と千尋の神隠し」のモデル!?の旅館も

ちなみに、四万温泉には、「積善館」という旅館もあります。こちらは、有名なアニメ映画(私は未見)の舞台のモデルにもなったという話です。外観だけ見てきました

翌朝の奥四万湖と「四万ブルー」

2日目は12:00のチェックアウトまでの間に、車で奥四万湖(四万川ダムのダム湖)へ向かいました。10:15頃には着いています

水面が本当に青い
深いから青く見えるのだろうと最初は思っていたのですが、あとで聞いたところによると、水に鉱物資源が少し含まれている影響なのだそうです
コバルトブルーとも表現されるこの青は「四万ブルー」として知られているとのことでした

この青さは、翌日に八ッ場ダムを見たときに改めて特別なものだったとわかるのですが、その話は後編で書きます

駐車場が狭い。午前の早い時間に行くべき

ひとつ注意点があります
奥四万湖の駐車場はかなり狭いです
僕らは午前の早い時間に着いたのでぎりぎり停められましたが、少しあとに来た方々は停める場所を探して苦労していました

宿を10時に出て、そのまま真っ直ぐ奥四万湖へ向かう。これくらいの順番でちょうどよかったです。四万温泉に泊まったなら、朝いちばんの行き先にしてしまうのが確実だと思います

四万ブルーうどん

奥四万湖のあとは温泉街に戻って昼食にしました
四万温泉を発つ前に食べたのが、この青にちなんだ「四万ブルーうどん(おきりこみ)」です

お菓子のような鮮やかな色をしていて、正直なところ食べる前は身構えました
食べてみると普通に美味しいうどんです。群馬固有の「おきりこみうどん」のバリエーションのひとつだそうで、色が奇抜なだけの土産物ではありませんでした

前編のまとめ

中之条と四万温泉は、どちらも「草津の手前にある寄り道」くらいの気持ちで組み込んだ場所でした
実際に行ってみると、旧小学校校舎の資料館と、迷宮のような旅館と、鉱物のせいで青い湖という、話の種になるものばかりだったという

四万温泉は、草津へ行くついでではなく、ここだけで一泊する価値がある場所でした

以上 2026年8月に行った群馬旅行の前編(中之条・四万温泉編)の記事でした

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です