[劇評]大森カンパニープロデュース「更地22」@ザ・スズナリ(下北沢)

広告


下北沢のザ・スズナリで、大森カンパニーの芝居コント「更地22」を観てきました。「更地5」ぐらいからの常連ですが、今回も13本のコントがどれも面白い大満足の公演。それにしても一番印象に残ったのは、開演前の前説で発覚した、まさかのお二人の「声ガラガラ事件」でした🤣

劇団 大森カンパニー(大森カンパニープロデュースvol.57)
題名 更地22
公演期間 2026年6月5日~2026年6月14日

故林広志

演出 大森博
出演者 ※俳優名:出演コント(「出社ラグビー」「ウエストサイドのオトナたち」「本格的なあいつ3」は全員出演)
中尾隆聖:警部補、小室幸次郎/べしゃりオンリー/因縁の対決/バランス姉妹
田中真弓:本格的なあいつ1・2/最後のリハーサル/バランス姉妹
山口良一:警部補、小室幸次郎/最後のリハーサル/因縁の対決/クリエイティブに押忍!
大森ヒロシ:最後のリハーサル/ADと師匠/因縁の対決/クリエイティブに押忍!
麻生かほ里:いい声に感心/最後のリハーサル/べしゃりオンリー/バランス姉妹
今拓哉:本格的なあいつ1・2/いい声に感心/因縁の対決
山本芳樹:本格的なあいつ1・2/いい声に感心/最後のリハーサル/べしゃりオンリー
速水映人:本格的なあいつ1・2/最後のリハーサル/ADと師匠
依里:いい声に感心/警部補、小室幸次郎/因縁の対決/バランス姉妹
劇場 ザ・スズナリ(下北沢)
観劇日 2026年6月6日(マチネ)

目次

「更地」シリーズ、気づけばもう10作以上

2026年6月6日(土)に、下北沢のザ・スズナリへ「更地22」を観に行きました
「更地」はおそらく「更地5」ぐらいから観ているので、この新作シリーズだけでも10作以上は観ていると思います
しかも今回の「更地22」でも13本のコントが含まれているので、観たコントの数で言えばかなりの数になるかと….
大森カンパニーのプロデュース公演になります

開演前にまさかの「声ガラガラ」発覚🤣

今回は開演前に、いつものように山口良一さんが携帯電話等の電源を切るよう注意喚起されたのですが、その際に「お二人だけ声がガラガラな人がいます」という話がありました
誰だろうと思っていたら、一番最初に出てきた、まさかの主催者である大森ヒロシさんの声がガラガラだということが判明し、大笑いしながら観ていました
その後出てきた田中真弓さんも声がガラガラという状態で….
このお二人、ベテランで以前からいらっしゃる方々である上に、田中真弓さんに至っては声のお仕事をされている方なので、まさかというお二人の声がガラガラなのが随分と面白かったです

ここからはネタバレします

「出社ラグビー」から「バランス姉妹」まで、今回も粒ぞろい

今回は一番最初に大森さんが出てくる「出社ラグビー」という話からスタート
その後は、中途入社の人がとても仕事を頑張る一方で、新卒入社の人はあまり仕事を頑張らないという世界を描いた「本格的なあいつ」のシリーズや、「いい声に感心」という形でいい声にひたすら感心するネタなど、面白いネタがたくさんありました
他にも、父へのプレゼントをどうするか話し合う「バランス姉妹」や、前後しますが、全然推理ができない刑事の「警部補、小室幸次郎」の話、という感じでした
ただ、今回は速水映人さんという、日本舞踊と大衆演劇の女形の方が出演されていたので、この方が最後には女形に変身するのだろうなと予想していました
それが実際に出てきて、「これで終わるな」という感じになったのも面白いところでした

一番面白かったのは「ウエストサイドのオトナたち」

しかし、一番面白かったのは「ウエストサイドのオトナたち」という全員が出てくるコントです
ウエストサイドストーリーのような、いわゆる街の不良の集まりの話なのですが、途中のミュージカル調の音楽が全部童謡という感じで、これがまた奇妙に合っていて、非常に面白かったです

初登場のお二人 — 麻生かほ里さんと、ばいきんまんの貫禄

いつものように一つ一つの物語がとても面白く、今回は初登場の方がお二人いました
お一人は麻生かほ里さん
この方はおそらく大森カンパニーの他の舞台にも出演されていたり、私が他の舞台で拝見したことがあった方だったので、見知った感じでしたが、この方も初登場だったそうです
さらに、いわゆる声優枠としては、田中真弓さんと同じくレジェンドの声優さんである中尾隆聖さんが今回参加されていました
アンパンマンのばいきんまんを長らく演じられていた方ですね
このお二人もすごく味を出していました
中尾さんはやはり貫禄があるなと思いつつ、貫禄があるのにばいきんまんの格好をして出てくるというギャップがすごく面白かったです🤣

それにしても、声は突然出なくなるもの….油断大敵です

とにかく、今回も大森さんと田中さんの声がガラガラだったのが一番印象に残ったところです
特に大森さんは、本人が全く意図していないところでセリフで笑いが起こるということが起きていて、多分ご本人にとっては辛かったのだろうなと思いながら観ていました
こんなに芝居に慣れていて、いつも体調管理に気をつけられている方でも、こんな風にセリフの声が出なくなることがあるのだなというので、少し油断大敵のようなことを思ったりしていました
また行ければいいなと思っています

以上 大森カンパニー「更地22」の感想でした

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です