[劇評]S.E.T「ニライカナイ錬金王伝説」@東京芸術劇場中ホール

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わりと欠かさず見ているSETの本公演。しかし、2000年の公演「スターダスト」以来、あんまり秀作にあたらない日が続いてきたのですが、今回は、久しぶりにヒットです!!

劇団 スーパー・エキセントリック・シアター
題名 ニライカナイ錬金王伝説
公演期間 2005/11/05〜2005/12/23
木村語 演出 三宅裕司
出演 三宅裕司、小倉久寛、丸山優子、白土直子、野崎数馬、他スーパーエキセントリックシアターの面々
劇場 東京芸術劇場中ホール(池袋)
観劇日 2005年11月5日(マチネ)

【ストーリー】

それほど遠くない未来。沖縄の近くにある架空の島、無論島。
米軍基地が撤退したばかりのこの島に、東京から一人の男がやってくるところから物語は始まる。 経済学者・玉野は、幼少時代を過ごした”無論島”へと帰島した。全ては、基地の撤退と共に沢山の失業者が溢れてしまった島の経済を立て直すためだ。しかし、基地に依存する経済に馴れてしまった島民達は、誰も玉野の話に耳を傾けようとはせず、米軍基地の跡地に自衛隊の誘致をするか、原発の建設をするかで島を二分した抗争をするばかり。
そんな時、老婆を連れた得体の知れない紳士が現れ、島民にこう告げる。「この島には、入るだけで不老不死になる温泉が眠っている」、と。彼こそ、一代で巨万の富を築き、“現代の錬金術師”と呼ばれる、ジョー・福西だった。
温泉発掘の報酬として支払われる札束を前に、二分していた島民達が一致団結して温泉を堀り始めた。まもなく噴き出した”不老不死温泉”はジョーの先導の下、無論島に巨万の富をもたらしていく・・・。
しかし、玉野はどうしてもジョーを信用できずにいた。何かがおかしい。何かが腑に落ちない。悪い予感ばかりが玉野の心をよぎる。島の人々に警告をするが、ジョーに心酔する彼等に玉野の言葉は届かない。

やがて、その予感をも超えた最悪の事態に無論島は巻き込まれようとしていた・・・。

【感想】

相変わらずストーリーはいまいちな気がします。強引かつ非現実的なストーリー展開は相変わらず醒めてしまいます。が、今回のテーマ沖縄というのがよかったのか、久しぶりにこの劇団のよさである、アクション/ミュージカル(歌とダンス)がうまく調和が取れていました。

ストーリーはほとんど覚えていませんが(しつこい)、途中でびしっと決まった琉球唐手の演舞、そしてラストシーン近くで歌われるBEGIN作曲のこの舞台のテーマ曲はかなりよいです。 久しぶりに音楽でジーーーーンとなってしまいました。

東京公演期間終盤ということもあり、いつもは気になる三宅さんと小倉さんのだらだらとしたシーンも面白く見れたし(きっとあのシーンは公演中に進化をしていっているんだろうなとつくづく納得。) 若手の役者さんもかなりがんばっていたので、今回はお勧めです。

もう東京公演終わっちゃいましたが….

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