[劇評]アミューズ「ザ・タイトルマッチ2」@本多劇場

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5個のコントとその間をつなぐ幕間。この形式で、爆笑につぐ爆笑。つくづくお二人のコントの才能に敬服。しかし、幕間のフリートークの方が、面白いといっては、練習を重ねたお二人に申し訳ないかもしれないが、正直な気持ちだったりします。

劇団 アミューズ プレゼンツ
題名 ザ・タイトルマッチ2
公演期間 2015/01/23~2015/02/01(全10回公演)
演出 三宅裕司 吉高寿男/吉井三奈子/小峯裕之
出演 小倉久寛、三宅裕司
劇場 本多劇場(下北沢)
観劇日 2015/02/07

前回この題名の舞台を見たのは16年前。何にも覚えてませんが、面白かった事だけは間違いないようです。(当時の劇評はべた褒めしているし)今回は、5つのコントでした。

目次

1)売れない放送作家の飛び降り自殺現場

いわゆるドタバタ劇で、ちょっと二人のパワーや良さが出ていない所がありました。

2)売れない人力車夫

三宅さんの演じる車夫のいいかげんさが、生きる舞台。翻弄される小倉さんの様子がおかしい。

3)できすぎる発明家

個人的には、一番おもしろかったです。電話の発明でベルにちょっとの差でベルに負けたグレイがすごい発明家だったという話。でも、ファクシミリは本当にグレイの発明だったのはしりませんでした。

4)死にかかった男

妻の浮気調査を探偵にした男は、あと一回びっくりすると死んでしまうという特異体質。実は、その探偵が妻との浮気相手で、その男をなんとか死なせようとするが…ちょっぴりブラックなコントでした。

5)ブルースギター教室

ブルース・ギターを習いに来た男は、ブルースを何故か三味線風に引いてしまう。

最後の演奏に至るまで、楽屋とコント双方で笑い転げました。

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