この1月クールのドラマは、仕事が忙しくなってきたこともあり、絞り込みを行っております。昨年の延長で、大河ドラマおよび火曜日夜22:00枠のドラマ(前クールはあの「逃げるが恥だか役に立つ」の枠)の「カルテット」を見ています。(他にも面白そうなドラマはあるのですが…)
その両方のドラマで重要な役をやっている高橋一生さんが大人気です。
目次
ポスト星野源?…いやそれをいうなら、ポスト堺雅人でしょう
普段はスタジオ入りしたことも気付かないほど“普通の好青年”。でもモニターを通すと、不思議と特別なオーラを放つんです。まさに役者向きの資質ですね」(芸能関係者)
高橋一生(36)の勢いが止まらない。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に抜擢され、1月17日からは連続ドラマ『カルテット』(TBS系)にも出演。第1話を見た女子たちからは、Twitter上で《高橋一生は神》《高橋一生が演奏時にシャツの首元開けるの禁止した方がいい。女子が死ぬ》などの声が上。“ポスト星野源(35)”とすら呼ばれている。
ポスト星野源って、ほぼ同い年なので、星野源さんのフォロワーということはないように思います。もし、似た感じの俳優さんを考えるならば、昨年の大河の主役、堺雅人さん(43)の方が、フィットする気がします。
僕自身、ブレイクのきっかけになったといわれる「民王」や堺雅人さんと共演していた「Dr.倫太郎」だけでなく、昨年のドラマ「グラメ!」でも印象的な敵役をやっていたので、よく見る役者さんだなぁと注目していただけに、現在の人気沸騰はちょっと嬉しいです。
しかも、15年前に僕は彼の初舞台を見に行っていたので、その思いや余計に強いです。
高橋一生さんの初舞台は、劇団扉座「フォーティンブラス」でした。
なんと2001年の作品なので、今から15年前。高橋さんも当時は20歳そこそこの年齢でした。この初舞台扉座の「フォーティンブラス」は、僕も見た作品でした。
「フォーティンブラス」そのものは、扉座にとっては再演作品で、僕はテレビ放送された初演の舞台を見て、ぜひともみたいと思って見に行った作品でした。(僕自身も含め、当時の舞台の劇評は、上記のリンク先(演劇感想文リンク)から、読むことができます)
僕も見ました。見たんですが…実は、彼の事ほぼ覚えていないんですorz
ドラマで見たときもまったく気づかず…
高橋さんのブレークのきっかけは、テレビ朝日系ドラマの「民王」(2015)だそうです。このドラマも僕は好きでちゃんと見てました。高橋一生さんのクールな演技に感心し、色々調べていて、若き日の高橋さんを見ていたことに気づきました。(Blogに記録残しておくのは大事です。) 先程の記事によると、
「高橋さんはこれまで何度も大河に出演し、NHKの他のドラマにも数多く起用されてきました。局内では『第二の堺雅人として、ゆくゆくは大河の主演も!』と期待を寄せる声が多いですね」(NHK関係者)
ほら、僕と同じことを思っている人がいる。でも、自分でも言っといて、何ですが、ちょっとここまで持ち上げるのには不安があります。
同じ小劇場舞台出身の堺雅人さんと高橋一生さんは、確かに似たバックグラウンドがあります。(堺雅人さんは、若い頃に東京オレンジに所属されていました)。
僕は、堺雅人さんが東京オレンジにいた時の舞台を何度か見たのですが、当時からとても印象に残る役者さんでした。(小劇場界の王子様と呼ばれてたくらいで、女性ファンもとても多かったです)
一方で、僕が見た時の若き高橋一生さんは、周りに強力な役者さん(六角精児さん、山中たかシさんといった後のドラマ「相棒」組を始めとする劇団創設メンバー)に囲まれていたせいか、あまり印象に残る演技ではなかったように思います。(とはいえ、準主役的な役をされていたので、横内謙介さんも相当の期待をしていたのだとは思いますが)
実際、20代から舞台での圧倒的な人気に乗って、テレビに活動の中心を移した堺さんと、30代から売れ始めた高橋さん(いや20代でも舞台には色々出ています。こちらから過去の出演作の劇評を読んでみてください⇒「高橋一生さんの劇評/感想へのリンク」)では、ちょっと積み上げてきたものの差がまだ埋まりきっていないような気がします。
ただ、個人的には彼のような二枚目だけど、ちょっと癖のある役者さん(おそらく、年をとってそうなった?)には頑張って欲しいし、ドラマの今後の行方もかなり楽しみです。(カルテットの中で、若干「うざめ」の神経質そうな役とかぴったりですね、大河の方がどうなるのかも、目が離せません)
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