宮藤官九郎さんが2019年NHK大河ドラマの脚本を担当!

広告

kudokan

先日、2018年の大河の主役決定のニュースを取り上げましたが、いきなり2019年の大河ドラマのニュースが飛び出してきました。
なんと、大人計画宮藤官九郎さんが大河の脚本を担当するそうです。今年の大河も小劇場出身の三谷幸喜さんで視聴率が好調ですが、宮藤官九郎さんの大河も楽しみです。

目次

■舞台は1964年の東京オリンピックにいたる50年を描く近現代、群像劇

2019年の大河ドラマは「オリンピック×宮藤官九郎」

2019年の大河ドラマは、33年振りに近現代史に挑みます!
関東大震災、東京大空襲を経て、復興を遂げた首都「東京」。
1912年の初参加から、1964年の「オリンピック」開催までの激動の52年間を、
歴史に翻弄されたスポーツマンたちの姿を通して描く「東京&オリンピック」の物語。
このドラマを見れば、2020年・東京オリンピックの見方が変わります

大河ドラマといえば、歴史もの。大体幕末維新か戦国時代をいったりきたりして時々別の時代(源平とか)をやるというのがいつものパターンですが、子供の頃には、現代劇もやっていた記憶があります。僕の記憶の中にあるのは、「いのち」とか、「山河燃ゆ」とかですかね。(今、調べたらこの二つだけが現代劇のようです。33年前の大河というのは、1986年の三田佳子さん主演だった「いのち」のことなんですね。

 

■舞台出身の脚本家さんのドラマはワクワクしますね。

ぼくだけかもしれませんが、脚本家が舞台出身の方の大河には好印象なものが多いです。東京サンシャインボーイズ三谷幸喜さんの「新撰組!」や「真田丸」は勿論の事、二兎社大石静さんの「功名が辻」、カクスコにも脚本を描き下ろしていた藤本有紀さんの「平清盛」あたりは、(たとえ、世間の視聴率が伴わなくても)ちゃんと見た大河です。

朝ドラの脚本をやって成功したら、その勢いで大河というパターン(大石静さんとかそんなパターン)があるので、かつてはラッパ屋鈴木聡さんあたりの大河を期待していたのですが、まさかのクドカンです。

確かに、宮藤官九郎さんの「あまちゃん」の爆発的ヒットは、今のNHKの朝ドラブームの火付け役ですし、NHKもほっておけなかったのでしょうね。

■群像劇ということでキャスティングはとても楽しみです。

まだ、主役がきちんと発表されておらず宮藤官九郎さんのオリジナル脚本になるようです。東京オリンピックの前年にオリンピックを主題にした大河ドラマ。舞台もテレビドラマも独特の世界観になる事が多い宮藤官九郎さんの大河ドラマは、他の大河ドラマとは一味ちがうものになるんでしょうね。

大人計画を始めとする小劇場系の舞台役者さんがたくさん起用されるといいなぁと思っています。3年も先の話ですが、キャスティングの発表とか超楽しみです。

阿部サダヲさん平岩紙さん荒川良々さん皆川猿時さんあたりは当確じゃないでしょうか。既にNHKのドラマへの出演実績もしっかりありますし。(阿部サダヲさんは、「あまちゃん」に何故出てこなかったのか、未だに不思議なのですが)

■こんなに早く発表するNHKの意図は?

通常は(といっても最近変則的な事が多いのですが)、大河ドラマの情報は、2年くらい前の夏あたりに、主役俳優とセットで脚本家やどんなお話になるのかを発表するのが常なのですが、今回は異常に速いですね。

先日、2018年大河の主役俳優として鈴木亮平さんが発表されたばかりなのに、ちょっと走り過ぎな感じがします。

2018年大河については、主役の決定に手間取ったのと、明治維新150周年とはいえ、維新の時代の話で、昨年の「花燃ゆ」が大コケしたこともあり、少々前評判が悪いようなので、その辺を払拭する意図があるのでしょうか?

だとすると、ちょっと鈴木亮平さんがかわいそうだなぁとか思っています。

とはいえ、大河ドラマが面白いと、一週間に勢いがついて、個人的にはとてもいい気分で月曜日を迎えられるので、大河ドラマは僕にとってはちょっと特別なドラマです。なので、好調な今年に限らず、来年の柴咲コウさんの信虎も、再来年の「西郷どん」も同じように期待して待ちたいです。

■次の舞台出身脚本家で、大河ドラマを書いて欲しい人は…

個人的には、中島かずきさん@劇団☆新感線に是非書いてほしい(きっとNHKの人も既に打診に行っている気がしますが)。いのうえ歌舞伎で歴史物はいくつかやっていますし、中島さんの独特の世界観が大河ドラマになったものをいつかぜひとも見たいと思っています。(忙しそうだからなぁ、望みは薄いのかな。でも、三谷さんだって、宮藤さんだって忙しいのは一緒のはずだけどなぁ)

でも、前から思っているのでもう一度書きます。中島かずきさんの大河ドラマがみたい!

 

とりあえず、うれしいサプライズニュースだったので勢いでエントリー書いてしまいました。

鈴木亮平さんが、2018年大河ドラマで西郷隆盛に!

2016年大河は三谷幸喜さん。歴代大河ドラマの脚本家と演劇の関係を再整理してみた。

広告

2 件のコメント

  •  近現代劇が33年ぶりということは松本幸四郎、西田敏行主演の「山河燃ゆ」以来ということですね。第1作目の「花の生涯」から見ていますが、マイナーなものは飛ばして、鎌倉幕府の成立、室町幕府の成立、戦国時代、幕末を見ていました。「山河燃ゆ」は見ました。その前年の滝田栄主演の「徳川家康」も見ました。2つ飛ばして渡辺謙主演の「独眼竜政宗」から緒方直人主演の「信長」まで毎年見ていました。1つ飛ばして渡辺謙、村上弘明主演の奥州藤原家を描いた「炎立つ」から「毛利元就」までを毎年見ていました。4つ飛ばして「利家とまつ」から「平清盛」まで毎年見ていましたが、最近は「真田丸」くらいしか見ていません。最近は、マイナーなものばかりでつまりません。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です