[劇評]ラッパ屋「2.8次元」@紀伊国屋ホール
劇団設立今年で35年というおじさんとちょっと年上のおねえさんばかりの劇団が、今流行りの2.5次元ミュージカルを取り上げた。どう料理するのかと思ったが、話の骨格というかテーマは割と普遍的で、いつものように笑えて安心できる物…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
2019.06.14 清角克由
劇団設立今年で35年というおじさんとちょっと年上のおねえさんばかりの劇団が、今流行りの2.5次元ミュージカルを取り上げた。どう料理するのかと思ったが、話の骨格というかテーマは割と普遍的で、いつものように笑えて安心できる物…
2015.07.23 清角克由
原作の良さもあると思うが、2時間20分の長さをあまり感じずに物語に没頭できた舞台であった。カウフマンが少しづつ人間として壊れていき、最期に全てを失う。そういう時代の悲しさが伝わってきて、ジーンとした。 劇団 スタジオライ…
2012.11.19 清角克由
劇団 ラッパ屋 公演期間 2012/11/08~2012/11/18 演出 鈴木聡 作 鈴木聡 出演 おかやまはじめ、俵木藤汰、三鴨絵里子、福本伸一、弘中麻紀、大草理乙子、岩本淳、中野順一朗、宇納佑、武藤直樹、ともさと衣…
2006.12.23 清角克由
全体としては期待を裏切らないすばらしい舞台であったと思います。超常現象をあたかも日常のように扱う構成上の冒険が成功し素晴らしい作品に仕上がっていると思います。まだ、この劇団の作品を多くみているわけではないので、この劇団の…
2006.12.09 清角克由
なかなか面白い舞台であるにもかかわらず、客席がさびしかったので早く書こうと思っていたのに、こんな時期。ごめんなさい。再演が望まれる舞台です。同一キャストでは多分無理ですが。 劇団 T Factory 題名 黒いぬ 公演期…
2005.10.22 清角克由
西荻窪の飲み屋で若干ほろ酔い気分でいった為、開演前は少し眠たかったが、芝居始まってみれば最後までまったく気が緩むことのない芝居でした。4人の役割分担がすばらしい。 劇団 東京ヴォードヴィルショー 題名 竜馬の妻とその夫と…
2005.09.23 清角克由
絶世の美少女であるはずの雪穂を役を男性が演じることにより、より演劇としての記号性が増しているような気がする。笠原さんが演じる亮介が生々しい存在であるだけに、記号である西本雪穂は感情も演技も透明であり、結果この原作の世界が…
2002.11.30 清角克由
ほのぼのとした人情物。そういった意味では水谷さんらしい作品で、ヴォードヴィルの役者さんにも雰囲気が合っていたような気がする。吉行和子さんが、かわいらしく印象深い。 劇団 東京ヴォードヴィルショー 題名 日暮里泥棒物語 公…
2002.06.29 清角克由
何回目かの熱海殺人事件。役者的には今回の配役は誰も力があり、かなりの期待をもって見に行った。しかし、少々回り道が多すぎて見ていて飽きてしまうことが多々あるものの最後はしっかりと熱海殺人事件らしさが出ていたと思う。照明効果…
2001.09.01 清角克由
山中たかシの成長著しく驚く。ハムレットと平行で上演されるせいか、喜劇でありながら荘重な演出になっており、重苦しくなっている。個人的には、ちょっと暗い演出が芝居単体の魅力を損なっている気がした。 劇団 扉座 題名 フォーテ…