ま、末期だとは思っていたのですが。

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あれほどあっさり、現役首相が二代続けて辞任するとは思っていませんでした。

前回の安部さんの時は仕事で、フルの会見を聞きませんでしたが、今回はたまたま家にいた事もありフルに会見を聞きました。

なんか、それなりには色々やってきたんだなぁとちょっと感心したりして。

元々外交姿勢がいまいち好きじゃないので、政策全体がぼんやりとした印象でどっちかというと嫌いとか思っていましたが、一応仕事はしてたんだという主張には一理あるカナとか思いました。

外交的には、対北朝鮮、対中国うの政治姿勢は、ひどかったなと思いました。中国がニュースにて、史上最高の首相とか持ち上げているのは良く分かります。これほど外交的に中国のいいなりだった人も珍しいのではないでしょうか?また、それが目立つ事件が多かった。(毒餃子事件しかり、北京オリンピックの際に再注目されたチベット・ウイグル問題しかり。。。)

そういった意味で外交上の実績があり、少なくとも日本のいいたいこと、いうべきことを対外的にきちんと言ってくれそうな人が次の首相には是非なってほしい。そう考えると小沢は論外。麻生総理を待望するほかないのでしょうが(小池さんて趣旨一貫していない感じがするんだよねぇ。演説とかは確かに上手いですが。)

末期と言えば、今の政治システムそのものも、ネット時代には時代遅れの末期システムです。国民が政策論議や政権を選択するための選挙が年に1度もなく、郵政選挙の選挙結果として議員をしている人たちがその時のマニュフェストを適宜勝手に判断しながら政治をやっていると言う現状は、時代と政治が致命的にずれる最たる例でしょう。

法律に縛られないはずの自民党という団体の意思決定さえも、自民党のごく限られた人たちの間でのクローズな総裁選によって次期の総裁ひいては、日本国の首相が決まるという仕組みはなんか違和感をかんじます。そういう古い仕組みを何の工夫もなく使い続ける現在の政党のやる気のなさも疑問です。

総選挙を早くしろ、早くしろといっていますが、これで民主党が勝ったらあのバラマキマニュフェストを読む限り、財政破綻か公約違反かの二律背反に追い詰められ、日米関係が悪化し、中国・ロシアといった独裁政権との距離を縮める外交で民主的な政権が維持できるとは思えません。しかも、優勢選挙の時と同様一度民衆の一票が投じられて有利になった党はけして次の総選挙を早めにやろうとはしません。

そもそも政策意思決定に際してネットがあまりにも利用されていない事が問題な気がします。

例えば、政府の意思決定にいきなりネットをいれるのが困難でも、政党として新党が20代~40代くらいのネット利用者層を対象にマニュフェストの作成にWikiを利用したり党首選をネット動画を取り入れた選挙を行い、国会議員は日々国会での動きをネット上に適時ブログで公開するという事を政党の公約にする新党ができれば、僕なんか即、その政党を支持しますが。情報インフラがまるでことなっているネット利用者層とそうでない層では、政治に対しての期待値や参加意欲というものがかなりこなってきている気がします。

その辺を見越した政党が出てこないかなぁと夢想してしまいます。

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