[劇評]劇団☆新感線「髑髏城の七人」@新国立劇場 中劇場

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若干、前半部分で説明的な台詞やシーンが多いと感じたが、後半の畳み込むような演出はさすが。どうでもいいようなシーンながら、関八州の侍たちが死ぬシーンは台詞が真に迫ってきて思わず涙ぐんでしまった。 奥行きのある舞台ながら、少し上手端よりの席だったこともあり奥行きが見えなかったのが残念。

劇団 劇団☆新感線
題名 髑髏城の七人(アカドクロ)
公演期間 2004/04/17-2004/06/06
中島かずき 演出 いのうえひでのり
出演 古田新太、水野美紀、佐藤仁美、坂井真紀、橋本じゅん、河野まさと、インディ高橋、吉田メタル、保井健、中野順一郎、鹿野哲郎、右近健一、山本カナコ、前田悟、横山一敏、武田浩二、佐伯康志、長谷川聖、大林勝、竹内康博、加藤学、矢部敬三、三住敦洋、杉本恵美、中谷さとみ、保坂エマ、中坪由起子、川田希、野口かおり、成田さほ子、秋山エリサ、磯野慎吾、川原正嗣、佐藤正宏、山本亨、梶原善
劇場 新国立劇場 中劇場(初台)
観劇日 2004年5月4日(ソワレ)

【ストーリー】

時は天正十八年、戦国の雄 織田信長が逆臣の手にかかり倒れて、はや八年。
天下統一は難波の猿面冠者 豊臣秀吉の手でなされようとしていた。但し、唯一関東を除いては。
黒甲冑身を包んだ武装集団”関東髑髏党”の首魁、自らを”天魔王”と名乗る仮面の魔人である。
関東の大平野に忽然とそびえる漆黒の城こそ、彼らの拠城ー”髑髏城”であった。
天下統一を狙う秀吉の最後にして最大の敵となった天魔王。風雲急をつげる関東荒野。そこに、奇しき縁にあやつられるように集まる者たち。
関東髑髏党に追われる沙霧(佐藤仁美)を行きがかりから助けた謎の牢人・狸穴二郎衛門(佐藤正宏)と玉ころがしの捨之介(古田新太)は、色街無界の里の主人である無界屋蘭兵衛(水野美紀)に匿ってくれるように頼む。
そこには関東随一の大太夫・極楽太夫(坂井真紀)、関八州荒武者隊を名乗る抜かずの兵庫(橋本じゅん)らがいた。
沙霧を追う髑髏党の新光の邪気丸(山本亨)は、無界の里に隠れる沙霧を見つけ出し里を襲う。そこに突然現れた天魔王によって捨之介と蘭兵衛たちの過去が明らかになる
(以上パンフレットより)

【感想】

1997年版を確かみたような記憶があるが、何も覚えていない私。

ただ、いのうえ歌舞伎/中島さんの脚本ってすごく全体の構造が似ているので、初めて見てもどこかで見たようなシーンが満載。

「最初は味方のいいやつ→強敵に」とか「刀鍛冶が、刀の鍛冶だけでなく、戦いの場でも大活躍」とか…(今回は、陰陽師はでなかったが)

秋の「アオドクロ」との比較も楽しみで、なんとしても見たかった作品。それに何よりも、梶原善来日公演!!ということで見に行った。(いやそれだけじゃないんだけど)

期待の梶原さんは、前半出番がなく結構やきもきしたが、後半出てきてからは大活躍。あれ、こんなにアクションできる人だったっけ?ニューヨークで鍛えてたのか?。とりあえず、後半しか出ていないのに、おいしいとこ全部持っていった感じ。その辺は三谷さんの舞台に出ているころと変わりない。

水野さんの殺陣は、かっこいい。美形キャラで、これだけ動けるのは珍しいのではないだろうか?ちょっと色気がない感じが気になるが(前段、男っぽい格好をしていたからか、最後まで色気のある感じではなかった。)

古田さんも、かっこいい。あと20Kg やせると多分もっとかっこいい。いやないものねだりですが。
二役の雰囲気をうまく変えているし、この役は古田さんの役だなぁ、

実は、関八州荒武者達の死ぬシーンに、ジーンと来てしまった。なんか、それまで馬鹿ばかりしていた男たちが、意地を通して戦いに挑むシーンって心に響いた。こういうシーンに昔から弱いのだけど…

[劇評]松竹「髑髏城の七人」@日生劇場

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