[劇評]楽SecondStage「ダニーと紺碧の海」@STスポット

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劇団 楽SecondStage
題名 ダニーと紺碧の海
公演期間 2000/07/14~2000/07/16
ジョンパトリックシャンリィ 演出 菅野聡美
出演 村上ヒロシ、福山希望
劇場 STスポット(横浜)
観劇日 2000年7月15日(ソワレ)

2人芝居。洋物

この二つの要件はかなりの冒険を僕にしいていました。何故なら、この二つの要件だけで大失敗作か大傑作のいずれかしか生まれないことは目に見えていたからです。

結果的に見て、この芝居は、大傑作の部類に入る芝居に仕上がっていると思います。(出演者、演出者ともに知り合いであることをさっぴぃても)
ピアノ線のようにか細く強靭なテンションが維持され続けている舞台です。 1時間半の芝居が驚くほど短く感じる舞台です。
二人の役者(村上、福山)のやり取りが狭い劇場にシビアに響きます。
脚本の良さもさる事ながら、出演者それぞれの脚本への惚れ込みようが舞台にそのまま現れています。

特に、1場の村上、2場の福山の演技力は圧巻の域に達しています。音響効果に若干の違和感が会ったとしてもそれを補ってあまりある役者の演技力が発熱しています。

追記(2017・06)
残念ながら、2017年5月に上演された「ダニーと紺碧の海」を見に行けませんでした。
よろしければ、以下の「演劇感想文リンク」の頁にて、感想を読んで下さい。

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