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映画評

[映画評]ギャレス・エドワーズ監督「ローグ・ワン」珍しいバッドエンドなスターウォーズシリーズスピンオフ

投稿日:2017/11/14 更新日:

スターウォーズのスピンオフで、エピソード4の前日譚的な位置づけの物語です。シリーズ4を知っている身としては、登場人物が誰も生き残れないことがわかっているというバッドエンド決定の物語。スターウォーズシリーズの映画としては、かなり珍しい部類に入るにも関わらず感動する名作。映画館で見なかった事が悔やまれました

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題名  ローグ・ワン
監督 ギャレス・エドワーズ
キャスト ジン・アーソ – フェリシティ・ジョーンズ
キャシアン・アンドー – ディエゴ・ルナ
K-2SO – アラン・テュディック
チアルート・イムウェ – ドニー・イェン
ベイズ・マルバス – チアン・ウェン
オーソン・クレニック – ベン・メンデルソーン
ターキン総督 – ガイ・ヘンリー(演技・声) / ピーター・カッシング(CG・アーカイブ映像)
ソウ・ゲレラ – フォレスト・ウィテカー
ボーディー・ルック – リズ・アーメッド
ゲイレン・アーソ – マッツ・ミケルセン
ベイル・オーガナ – ジミー・スミッツ
ドレイヴン将軍 – アリステア・ペトリー
モン・モスマ – ジュヌヴィエーヴ・オライリー
メリック将軍(ブルー・リーダー) – ベン・ダニエルズ
ラダス提督 – ポール・ケイシー(演)&ステファン・スタントン(声)
ドドンナ将軍 – イアン・マッケルヒニー
ヴァスパー議員 – ファレス・ファレス
ジェベル議員 – ジョナサン・アリス
パムロ議員 – シャロン・ダンカン・ブルースター
ダース・ベイダー – スペンサー・ワイルディング(演)&ダニエル・ナプラス(演)&ジェームズ・アール・ジョーンズ(声)
レイア姫 – イングヴィルド・デイラ(演技) / キャリー・フィッシャー(CG・ストック・フッテージ)
C-3PO – アンソニー・ダニエルズ
ライラ・アーソ – バレン・カネ
幼少期のジン – ボー・ガズドン
より幼少のジン – ドリー・ガズドン
メルシ軍曹 – ダンカン・パウ
トンク伍長 – ジョーダン・ステファンズ
セフラ中尉 – バボー・シーセイ
トゥー・チューブス – エイダン・クック
ティヴィック – ダニエル・メイズ
ハースト・ロモディ将軍 – アンディ・デ・ラ・トゥーア
プテロ大佐 – トニー・ピッツ
ヴァネー – マーティン・ゴードン
反乱軍技師 – エリック・マクレナン
反乱軍技師 – ロビン・ピアース
灰色の反乱軍(ジャヴ・メフラン) - フランシス・マギー
反乱軍MP – ブロンソン・ウェッブ
アンティリーズ船長 – ティム・ベックマン
ブルー3(ジャルディーン・ジェラムス) – ジェラルディン・ジェームス
ブルー4(バリオン・レイナー) – アリヨン・バカーレ
ブルー5(ファーンズ・マンスビー) – サイモン・ファーナビー
レッド・リーダー(ガーヴェン・“デイヴ”・ドレイス) – ドリュー・ヘンレイ(ストック・フッテージ)
ゴールド・リーダー(ジョン・“ダッチ”・ヴァンダー) – アンガス・マッキネス(声・ストック・フッテージ)
ゴールド9(ウォーナ・ゴバン) – ギャビー・ウォン
レッド12 – リチャード・グローバー
ブルー8(ヘフ・トバー) – トビー・ヘファーマン
ラムダ将軍 – リチャード・カニングハム
アデマ中尉 – ジャック・ロス
ゴーリン提督 – マイケル・ゴールド
カシード中尉 – ルーファス・ライト
コルシン将軍 – マイケル・シェファー
フロッブ少尉 – ジェフ・ベル
バステーレン兵卒 – ジェームス・ハークネス
パオ – デレク・アーノルド(宮崎敦吉)
ロストック伍長 – マット・リピー
ビスタン – ニック・ケリントン
シールド・ゲート士官 – マイケル・ナードン
帝国護衛ドロイド – ネイサン・プラント
オルデラニアン護衛兵 – クリストファー・パトリック・ノーラン
Dr.エヴァザン – マイケル・スマイリー
ウィーティーフ・シユビー – ワーウィック・デイヴィス
L-1 – ディー・テイルズ
ジェダ給仕 – ラス・ベル
ジェダ給仕 – メイ・ベル
ハンマーヘッドの船長(ケイドー・オクォーネ) – アンガス・ライト
ブロッケード・ランナー・パイロット – キース・ダンフィー
技師 – アラン・ラシュトン
技師(エイムズ・ウラヴァン) – ロバート・ベネデッティ=ホール
技師(シロー・アルゴーン) – リチャード・フランクリン
技師 – ウェストン・ギャビン
技師 – ニック・ホッブズ
デス・スター砲手 – ライアン・ジョンソン、ラム・バーグマン
R2-D2 – ジミー・ヴィー
ポンダ・バーバ –
ウェッジ・アンティリーズ – デイビット・アンクラム(声)
フイカ・シリュウ – 長井シーナ志保子
帝国軍士官 – ジェレミー・ブロック
反乱軍兵士 – ギャレス・エドワーズ

スターウオーズもので番外編

思えば、スターウォーズのシリーズは最初の4以外は全部劇場で見てるはず(最初のは、確か小学生の時に公開。、多分テレビで見た) この物語は、シリーズ3「シスの復讐」とシリーズ4「新たなる希望」の間。シリーズ3で生まれたダース・ベイダーが、デス・スターを開発する時期の話です。これはデス・スターの設計図を手に入れるための戦い

女性が主役というのが、スター・ウォーズシリーズの制作がディズニーに移ってからのパターン

シリーズ7からのレイもそうですが、今回もジン・アーソというデス・スター設計者(ゲイレン・アーソ)の娘が主役です。最初のスター・ウォーズが制作された1977年当時とは、女性の映画の中での位置づけが変わったのかもしれません。

勿論、キャリー・フィッシャー演じるレイア姫も、ナタリー・ポートマンが演じるアミダラ王女も重要なキャラクターですが、率先して闘うという感じのキャラクターではなく、どこか男性のルーク・スカイウォーカーやアナキン・スカイウォーカー(=ダース・ベイダー)を支える的な役目です

しかし、シリーズ7のレイも今回のシズも明確に闘う主人公を女性が演じています

シリーズとしての特色を出したというのもあるかもしれませんが、ディズニーの姿勢なのかもしれません それほどディズニー映画をみているわけではないのですが、ディズニーの作る映画は女性が活躍するものが多いです。そのあたりがスター・ウォーズシリーズにも投影されているのかもしれません

ストームトルーパー(白い戦闘員)が、どんどん人間臭くなってる気がする

なんか、これも最近気づいた変化。過去のシリーズのストームトルーパー(ダース・ベイダー配下の帝国軍の白い兵士)は、本当に機械的なまさに戦略を実行する部品としての役割で、個性も何もなかったとおもいます

が、シリーズ7あたりから、ストームトルーパーも人間なんだなぁというシーンが増えてきた気がします。シリーズ7「フォースの覚醒」のフィンは、元々ストームトルーパーだったのが脱走したという設定ですが、今回はそこまでではないのですが、そこここで人間臭いストームトルーパーがでてきます

囚人護送中とかマジで、疲れきった感じのぐったりした状態が敵ながらちょっと哀れにみえました

今回は、地上戦が多かったせいか、そもそもストームトルーパーがなんであの服を着ているのか疑問でした 来ているからと行ってどうやら鎧のように銃撃戦から体をまもってくれるわけではないようです。簡単に銃で撃たれてたおれていますし、そうなると視界も悪そうですし、動きにくそうだし、なんで着てんだろうと素直に疑問でした

座頭市なの?盲目のチアルート・イムウェがかっこいい

これ、座頭市を知っててやってんだよね。とか思いながら見ていました。穿ち過ぎな見方かなぁー

でも、スターウォーズの1作目(エピソード4)は、黒澤映画の隠し砦の三悪人から強い影響を受けていると映画ですし、日本映画へのリスペクトがあるのかもと思いました

と、思って見終わった後にWikipediaを確認したところ、この役が盲目という設定は俳優のアイデアらしいです

チアルート・イムウェ役のドニー・イェンは、自ら盲目のアイディアを提案して採用された。また、本作での自身のアクションシーンの立ち回りも立案している

制作者のリスペクトというわけではないんですね

物理学的にあるか?

宇宙空間という無重力空間で、小さな宇宙船が、巨大な船をぐぐぐっとと動かす終盤のシーン。物理的にありえるのでしょうか?

なんか最近、そういうご都合主義的な物理学法則無視をしないように書かれたSFとかを読むことが多くなってきて、逆にああいうシーンを見るとちょっと心配になってしまいます

衛星軌道で、巨大な船が加速していなければ、小さな船が加速してぶつかればありえるのかな?

それにしても、最後近くでダース・ベーダーが宇宙船を見送るシーンでマントがはためくのはどうなんだろう

まさか、宇宙船の中で風が吹いていたとは思えないし、そもそも宇宙にむき出しになって立っているように見えていたので、あの場は宇宙なら風どころか空気もないはずなんですが….

ディズニー映画なんだし、ファンタジーと割り切れば良いのかもですが、絵柄がリアルなだけにこの辺の考証がちゃんとされているともっといいんだけどと思うのは無粋なのかもしれないです

反乱軍と帝国の戦いが戦場映画のよう

エピソード1〜3で帝国化した銀河共和国と戦う反乱同盟軍という設定。まだ、反乱軍も元気でという設定なので戦闘シーンの数が半端ないです

結構、地上戦のシーンがが多く、戦争物と変わりません。途中からランボーを見てる気になってきました

異星人の活躍があまりないのが寂しい

他のシリーズでは、チューバッカやヨーダ、ジャバザハット等の印象的な異星人キャラがいますが、今回のエピソードにはそういうのがいません

アンドロイドとして、K-2SOは、かなりいい味だしているキャラだったのですが、一方で異星人キャラがいないのはちょっと寂しいですね

終盤のシーンに、反乱軍に加勢する宇宙船の船員や船長(指揮官?)にちょっと異星人っぽい造形のキャラが出てきますが…

そういえば、最近SF小説なんかも含め、雑多な異星人が出てくるものって少なくなったような気がします。ファーストコンタクト物的な1種類の宇宙人が出て来る映画は多いけど、色々な宇宙人が敵味方にあいるようなスケールの物語がすくない スターウォーズが、未だにオールドファンを含め受けているポイントなのかなぁと思いました

最後は驚きのキャラクターが!

デス・スターの弱点の情報データを受け取る最後の一瞬のシーン。若き日のレイア姫が出てきたのはびっくりしました! 若い別の女優さん(イングヴィルド・デイラ)+CGの成果らしいですが、これで見事にエピソード4に繋がりました

以上 DVDでみたギャレス・エドワーズ監督のスター・ウォーズシリーズスピンオフ作品「ローグ・ワン」の感想でした。

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