[劇評]トム・プロジェクト「KORI-KORI-BANASHI(狸狐狸狐ばなし)」@本多劇場
ケラさん特有のシュールな演出と昭和のにおいのするちょっと古風な脚本がうまくとけあい様々な観客が楽しめる公演になっていた。 劇団 トム・プロジェクト 題名 KORI-KORI-BANASHI(狸狐狸狐ばなし) 公演期間 2…
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劇評
2007.09.07 清角克由
ケラさん特有のシュールな演出と昭和のにおいのするちょっと古風な脚本がうまくとけあい様々な観客が楽しめる公演になっていた。 劇団 トム・プロジェクト 題名 KORI-KORI-BANASHI(狸狐狸狐ばなし) 公演期間 2…
劇評
2007.08.25 清角克由
おおがかりな仕掛けもないままに、ハッピーエンドで終わる演出は、桟敷童子を見慣れた目にはちょっと意表をつかれましたが、終わってみればすがすがしい後味の残る舞台でした。桑原裕子さんの演技が光る舞台だと感じました。 劇団 ジェ…
劇評
2007.07.08 清角克由
滝之助さんという方のプロデュース公演。ある意味、こういう類の舞台の特徴がよくも悪くも出た印象。舞台に出ている役者さんのレベルはけして悪くないのに、終わった後、惜しいという思いが残る。全員に見せ場を作りすぎて冗長になりすぎ…
劇評
2007.07.07 清角克由
筒井康隆さんの原作は、読んだことがあったはずですがそれほど印象には残っていませんでした。しかし、舞台化すると五感の全てに響いてくる印象的かつ重い舞台になっていました。4人の配役の全ての人はハイレベルな演技でしたが、野田秀…
劇評
2007.06.29 清角克由
三谷さんの脚本を伊東四朗、三宅祐司、佐藤B作という座長級の面々が集まった豪華芝居。期待は思わずたかまるがその期待にそう会心の出来。 三谷芝居であって三谷芝居でないような不思議な感じを受けた。 劇団 オルテ企画 題名 社長…
劇評
2007.06.10 清角克由
お葬式の緊張感と作者がいう人間関係の変化が笑いを生み出す脚本が秀逸。さすがに再演されるだけのことはあります。弘中麻紀、高橋丸々の客演女優陣の好演が印象的 劇団 グリング 題名 ヒトガタ 公演期間 2007/…
劇評
2007.05.26 清角克由
桟敷童子の新作は、役者陣の総合力があがって見応えのある舞台になっていました。一方で、脚本や舞台美術の面でマンネリ化している感があり、今後の新作でどう変えいくかが課題だと感じました 劇団 劇団桟敷童子 題名 軍鶏307 公…
劇評
2007.05.26 清角克由
男四人だけの舞台。小学生時代と30代男になった現在を自在にいききする脚本はさすが。 劇団 ONEOR8 題名 コルトガバメンツ 公演期間 2007/05/23~2007/05/27 作 田村孝裕 出演 恩田隆一、冨塚智、…
劇評
2007.05.18 清角克由
出演者の技は確かな気がします。随所で爆笑をさせていただきました。出演者は喜劇を作る上では豪華だと思うが使いきれていない。東京の軽演劇をという三宅さんの思いがどこまで体現されているのか疑問に思う。 劇団 熱海五郎一座 題名…
劇評
2007.05.07 清角克由
フォーク全盛時代の少し時代からずれたフォークシンガー達と田舎町の人のずえっぷりが面白い作品。個性的な客演陣を迎えて、最後まで飽きさせることのない脚本と演出がいい味だしています。ちょっとSHOW MUST GO ONを思い…