クアラルンプールへの旅行は、多文化社会の美しさと、宗教的な建造物の壮大さを体験する絶好の機会でした
マレーシアの首都であるこの都市は、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、中国の伝統宗教、そしてシーク教など、様々な信仰が共存しています。私が訪れたピンクモスク、ブルーモスク、バトゥ洞窟、関帝廟は、それぞれが異なる宗教の美と精神性を象徴していました
訪れることで、深い印象を受けることができました
目次
ピンクモスク(プトラモスク)
クアラルンプール渡航初日、空港から街に向かう途中にピンクモスクに伺いました
プトラジャヤに位置するピンクモスク、正式名称をプトラモスクといいます。このモスクは、その美しいピンク色のドームで有名で、マレーシアで最も重要なイスラム教の建築物の一つです。
ピンクモスクは、イスラム教の精神性と芸術性を象徴しており、水の上に建てられたその姿は、訪れる人々に平和と静けさを感じさせます。
イスラム教は、マレーシアの国教であり、このモスクはイスラム文化と信仰の深さを体験することができる場所です
到着するとモスクの看板に出迎えられます
内装も素晴らしく、思わずガイドの方に写真を取っていただきました
なんか、怪しい集団に取りかかこまれているような怪しい写真になってしまっていますが🤣、まわりにいらっしゃるのは観光客の方々です
イスラムの教えの関係で、露出度の高い服装を着ている方は、この赤いフードマントを着ることを義務付けられます。僕は、長袖長ズボンだったので、着なくてすんだのですが こんなふうに囲まれるとファンタジー感があります
ちなみに、あまり見たことのない手の形で立っていますがこれも、入り口付近に注意事項があってそれにしたがった結果です
私は、最初この注意事項を読んでおらず、習慣的に🙏と手を合わせてしまい、優しく注意されました😓
ブルーモスク(スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク)
その後、ブルーモスクに向かいました。ピンクモスク、ブルーモスクはともに空港とクアラルンプールの町の間にあるため、一度クアラルンプールに寄ってから、伺うよりも効率は良いようです
シャーアラムにあるブルーモスクは、その壮大な青いドームとミナレットで知られています
マレーシアで最大、世界でも大きなモスクの一つであり、その内部も外観も圧倒的な美しさを誇ります
ブルーモスクでは、英語ですがガイドさんによるツアーに参加し、中を見せてもらいました
個人的には(じっくり見たからかもしれませんが)、ブルーモスクのほうが印象に残る装飾だったようにおもいました
ブルーモスクを訪れることで、イスラム教の芸術と建築の素晴らしさ、そしてイスラム教徒の日々の生活と信仰の実践について深く理解することができました
もちろんですが、こちらでも露出度の高い服を着ている人は、フードとマントを着ています
ピンクモスク、ブルーモスク訪問後にインスタグラムを更新しました
バトゥ洞窟
クアラルンプール郊外に位置するバトゥ洞窟は、ヒンドゥー教の聖地です
ここは特にタミル人のヒンドゥー教徒にとって重要な場所です。洞窟へは272段の階段が続いています
カラフルな階段が続いていますが、登るのは結構急で大変です
壮大な自然の中に建てられた色鮮やかなヒンドゥー教の神々の像を見ることができます。バトゥ洞窟は、ヒンドゥー教の神話と信仰の世界への入口のような場所であり、自然と信仰の美しい融合を体験できます
関帝廟
チャイナタウンに行った際に、関帝廟にも伺いました
クアラルンプールの中心部にある関帝廟は、中国の伝統宗教と文化を感じることができる場所です
関帝廟は、道教、仏教、儒教の要素を併せ持つ中国の伝統宗教に捧げられており、特に武神として崇められる関羽を祀っています
関帝廟を訪れることで、中国の伝統的な信仰と、それが現代のマレーシア社会においてどのように根付いているかを感じ取ることができます。
シーク教寺院
中に入ることはしませんでしたが、歩いている途中でシーク教の寺院にも出会えました
クアラルンプールには7つのシーク教寺院があり、これもそのひとつのようです
「グル・ナーナク・ダルバール・タット・カルサ・ディワン・セランゴール」と記載されている看板があります
再建中のような感じでした。
見分け方は、中央部にあるシーク教のシンボル「ガンダ」だそうです
こちらもとてもきれいな寺院でした
クアラルンプールへの旅行は、これらの宗教的な建造物を通じて、異なる文化と信仰がどのように共存し、互いに影響を与え合っているかを目の当たりにすることができる貴重な経験でした
各宗教施設の背後にある歴史と信仰の深さは、訪れる人々に大きな印象と敬意を与えてくれます。
今回のクアラルンプールへの旅の目的の一つ、宗教の多様性を感じ取るということができた貴重な経験でした
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