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クアラルンプールのマレーシア・ツーリズム・センター(MTC)は、観光情報の紹介や民族舞踊ショーを楽しむことができる総合インフォメーションセンターです. こちらに訪れ、民族ダンスショーをみた感想を記事にします

目次

マレーシアの民族多様性

マレーシアは、多様な民族と文化が共存する国です。マレー人、中国人、インド人、バミューラ、その他多くの民族が、伝統的な習慣や言語、宗教を守りながら共に暮らしています
以下は、マレーシアツーリストセンターに飾ってあった美しい民族衣装に身を包む、女性たちお立て看板です

この多様性は、食文化、建築、音楽、祭り、そしてダンスにも反映されています。私を含め、マレーシアを訪れる旅行者は、これらの異なる文化を体験することで、深い感銘を受けることだと思います

マレーシア・ツーリズム・センターでの民族ダンスショー


MTCでは、マレーシアの多彩な民族の伝統舞踊ショーを観ることができます

僕は友人の紹介で、そのステージを訪れ、感動的なパフォーマンスを観劇しました

民族ダンスは、マレーシアの文化と歴史を豊かに表現しています。踊り手たちは美しい衣装を身に着け、リズミカルな音楽に合わせて優雅に踊ります。特にマレーシアの多様性を感じさせる独自の要素がありました。マレー、中国、インド、バミューラ(ボルネオ島の先住民族)など、さまざまな民族のダンスが披露されました

マレー人のダンス: マレー人のダンスは、しばしば優雅で表現豊かな動きが特徴です。代表的なものにジョゲットやマカン・カンがあり、これらのダンスは社交的なイベントやお祝いの場で披露されます。これらは通常、伝統的な楽器の伴奏に合わせて踊られ、繊細な手の動きとコントロールされた足のステップが特徴です。

中国系マレーシア人のダンス: このグループには、ライオンダンスやドラゴンダンスなど、華やかで力強いダンスが含まれます。これらは新年を祝うためや、縁起が良いとされるその他のイベントでよく披露されます。動きは力強く、色彩豊かな衣装が特徴的で、演者たちは動物や神話上の生き物を表現しています。

インド系マレーシア人のダンス: クラシックなバラタナティヤムや民俗的なダンスであるボーリアンがあります。これらのダンスは、リズミカルで情熱的な音楽に合わせて踊られ、精巧な手のジェスチャーや表情豊かな表現が特徴です。伝統的なサリーや他の衣装は、パフォーマンスの視覚的な魅力を高めます。

ちなみに、いくつかのダンスは、小中学校で自分たちがおこなっていたフォークダンスのようなリズム振り付けもあり、ヨーロッパの影響もある程度色濃く出てるのかなと感じるところもありました

勿論、フォークダンス=ヨーロッパの民族ダンスなので、それがステージ上でパフォーマンスされるのも当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが。

最後は、全ての民族のショー担当の方に、観客席も交えてのダンス大会🤣になりました

そういえば、5年前にカンボジアを訪れた際に、クーレンダンスを見ましたが、そちらを思い返すようなダンスも披露されていました

王国の宮廷の雰囲気が伝わってくるアプサラダンスの鑑賞記@Koulen2(シェムリアップ・カンボジア)

マレーシア・ツーリズム・センターの歴史


マレーシア・ツーリズム・センターは、1935年に建てられたゴム園実業家の私邸を改築したものです2. このコロニアル建築は歴史的にも重要であり、農場主からイギリス陸軍オフィス、さらには第二次世界大戦中には日本陸軍の本部としても使用されていました。

戦後、建物はマレーシア政府によって様々な公的用途(時には国王の戴冠式にも)に利用され、現在はマレーシアの文化と観光を促進する中心地として活用されています。この建物のアーキテクチャはコロニアル様式の特徴を保持しており、マレーシアの多様な歴史を物語っています。

その歴史的背景と共に、MTCは観光情報の提供や文化的な体験を通じて、訪れる人々にマレーシアの魅力を伝えています。

クアラルンプールのマレーシア・ツーリズム・センターは、観光客にとって貴重な場所であり、マレーシアの多様性と魅力を存分に楽しむことができる場所です

食事にも現れる多民族性

クアラルンプールで印象に残っている食事は、経済飯といわれるワンプレートのご飯の上に様々なおかずを好きに載せられる食事です

僕は、「NASI KANDAR PELITA」という観光客にも評判のお店に行きました

こちらでは、中華やマレー料理といった様々な副菜をワンプレートのご飯に乗せて食べることができまさに一つのプレートの上で複数の民族の食事が共存しています

クアラルンプールを含むマレーシアは、前回の記事更新で書いた多宗教の融合とともに多民族の融合を身近に感じることができる国でした

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