2026年8月19日から22日にかけて出かけた、3泊4日の群馬旅行の後編です
この後編では、四万温泉から移動した先の草津温泉と、その滞在中に足を延ばした八ッ場ダム、そして最終日に高崎まで行って見てきた多胡碑について書きます
今回の旅で僕がいちばん見たかったものが、この後編に二つとも入っています
四万温泉から暮坂峠を越えて草津温泉へ
四万温泉で昼食を済ませ、13:00頃に草津へ向けて出発しました
暮坂峠を越えるルートで、1時間半ほどの道のりです
草津での宿は「十二屋旅館」に2連泊しました。チェックインは15:00
こちらは素泊まりの宿です。四万たむらが1泊2食付きだったのとは対照的に、草津では2晩とも夕食を街へ食べに出る組み立てにしました
この宿から湯畑までは徒歩5分ほどです
草津の宿選びで効いてくるのはここでした。滞在中はあいにくの雨模様の時間帯もあったのですが、それでも湯畑へ何度も足を運べたのは、この距離があったからです
念願の湯畑は、昼と夜の両方を見た
草津で一番の念願だったのが湯畑です
温泉地の写真としてさんざん見てきた場所ですが、実物を見たことはありませんでした
残念ながら昼は雨でした
それでも昼と夜の両方を見て回れたのは良かった。夜のライトアップされた湯畑は、雨で濡れた石畳に光が反射して、昼とはまったく別の場所に見えます
ここに立って、ようやく「草津に来たな」と実感しました
湯畑は昼と夜で二度見に行くべきです。徒歩5分の宿に泊まったので、雨の日でも気軽に二度行けました
…なんでこんなに湯畑湯畑言っているかというと、ずっと憧れたんですよね。今、昼間リモートワークで在宅で仕事しているのですが、その時に日本中の観光地のライブ映像を見てることが多くて、この草津湯畑のライブ映像もその一つです。以下のチャンネルです
このカメラに映りたかったんですよね。ええ、映りました。ちゃんと☺️
夕食は街へ ― 和牛 三国家
素泊まりなので夕食は街です
1晩目は、湯畑からほど近い「和牛 三国家」を予約しておきました。精肉店直営の上州和牛の店です
食後にライトアップされた湯畑を歩く、というのが2日目の夜の流れでした
移住20年のマスターがやっているバー

その晩には、草津に移り住んで20年になるというマスターのバーでお酒を飲みました
観光地の夜は、宿の中で完結してしまうことが多い
四万温泉では隣のホテルにバーがあると聞きながら、疲れて部屋で寝てしまいました。草津は素泊まりで否応なく外に出たので、結果としてその土地に住んでいる人の話を聞けたことになります
素泊まりの宿を選んだのは、思わぬ副産物がありました
なぜか草津にある片岡鶴太郎美術館
草津温泉には、片岡鶴太郎美術館というものがあります
なぜここに、という気持ちのまま入ってみました。入館料は一人600円です
僕にとってはテレビに出ていたタレントさんのイメージがどうしても強い方です
ただ、描いている絵にはなかなか味がありました。600円で雨の日の草津の時間をつぶせるアトラクションとしては、かなり良かったと思います
チャツボミゴケ公園は豪雨で断念
3日目は10:00に宿を出て、まず中之条町の「チャツボミゴケ公園」へ向かいました
計画では10:30から12:00まで、酸性の温泉水に生える苔の絶景を見るつもりでした
入り口までは実際に行ったのですが、折からの豪雨で、とてもじゃないが中に入れる状態ではなく引き返しました
これはすごく残念でしたね
チャツボミゴケ公園は屋外を歩いて見る場所なので、雨の日に当たると行程が丸ごと潰れます
2泊3日以上の滞在なら、晴れた日に振り替えられるよう、初日から固定で入れないほうがよかったと思います
八ッ場ダムの迫力と「本州の耶馬渓」
苔を諦めた足で、そのまま八ッ場(やんば)ダムへ向かいました
民主党政権の時代に建設の是非で何度もニュースになっていたダムです
その後、令和の初めに完成しており、今回ようやく見に行くことができました
前日に見た奥四万湖の四万川ダムと比べると規模がまったく違います。しかも堤体のかなり間近まで寄って見ることができるので、その大きさに圧倒されました
駐車場もすごく広いのがありました
狭い駐車場に肝を冷やした奥四万湖の翌日だったので、この差はよく覚えています。同じダム湖でも、造られた時代と規模の違いがこんなところに出るのだなと
水は綺麗でしたが、奥四万湖ほどの青さはありません
二つを続けて見たことで、あの四万ブルーが特別なものだったのだとはっきりわかりました。四万と草津を一度の旅で回ると、この比較ができます
周りは切り立った崖です
かつて「本州の耶馬渓」と呼ばれたほどの渓谷だったと聞いて、この景観を残すか残さないかで国中が揉めたのも納得がいきました
本家の耶馬渓は九州にありますが、そちらには行ったことがあるので、あの渓谷がどれほどのものかはなんとなくわかります。ニュースで賛否だけを見ていた頃には、こういう感覚は持てませんでした
最終日、高崎まで足を伸ばして多胡碑へ
最終日は9:00に宿を出発しました
僕の希望で、草津から高崎市の吉井町まで車で約1時間50分走り、多胡碑(たごひ)を見てきました
多胡郡が設置された時代和銅4年(711年)に建てられた碑で、大和朝廷の勢力がこのあたりまで及んでいたことを示すものとして知られています
温泉旅行の行程に一つだけ毛色の違う場所が混ざっているのは、これが見たかったからです
現地には多胡碑記念館という立派な施設があり、碑は建物に囲まれて大切に保存されていました
野ざらしに近い状態を想像していたので、思っていた以上にしっかり整備されていて驚きました
石碑一つを見に行くだけのつもりが、記念館の展示まで含めて1時間はかかる場所です。碑だけを見て帰るつもりで時間を組むと足りません
ちなみに、記念館を見ると戦後すぐ、「こんな貴重な石碑だから、米軍の進駐軍にアメリカに持っていかれるかもしれない」という危機感から、埋めて隠そうとしたという話も知ることができました。なんとなく、当時の日本人の心情が慮れるばかりでなく、地元の人にとってこの碑が本当に大事なものなんだなと伺い知れるエピソードだと思いました
見学のあとは渋川方面へ戻りながら昼食と買い物を済ませ、高速で渋川駅へ
給油してレンタカーを返し、14:55発の特急「草津・四万34号」で16:39に上野着。無事帰還です
3泊4日を振り返って
温泉を二か所、ダムを二か所、そして石碑を一つ。並べてみると散らかった旅程ですが、続けて回ったからこそ見えたものがありました
四万ブルーの特別さは八ッ場ダムを見たから、八ッ場ダムの渓谷の話は耶馬渓に行ったことがあるから、それぞれ腑に落ちたわけです
今回わかった費用はこのあたりです
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 特急(上野〜渋川) | 一人 3,410円 |
| レンタカー(渋川駅前・3日間) | 28,120円 |
| 片岡鶴太郎美術館 | 一人 600円 |
心残りはチャツボミゴケ公園です。あそこだけは天気に負けました☹️
以上 2026年8月に行った群馬旅行の後編(草津温泉・八ッ場ダム・多胡碑編)の記事でした
前編(中之条・四万温泉編)はこちらです



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