[劇評]劇団四季「キャッツ」@キャッツ・シアター

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17年ぶりに見たが前に見たときと同じ印象をもてるのはさすが。

劇団 劇団四季
題名 キャッツ
公演期間 1997/03/06~1997/03/09
  演出 浅利慶太
出演  
劇場 キャッツ・シアター(五反田)
観劇日 2007年4月22日(マチネ)

劇団四季のロングラン公演キャッツを初めて見たのは学生時代なので1990年くらいだったと思います。福岡の今はヤフードームがたっているだだっぴ ろい海沿といういの 埋め立て地にそびえるキャッツシアターの姿はいまでもよく覚えています。

 

何せ17年も前ですから舞台上の役者さんは入れ替わってしまっているんだと思いますが演出や内容の印象は当たり前のことですがあまり変わりません。

 

ただ劇場の印象は変わりました。福岡で見たときにくらべてこじんまりとした印象です。回転席という席で見たので開演時の劇場ごと座席の回転というのを体験することができました。まるで自分たちではなく劇場のほうがまわっているような錯覚を感じさせてくれるしかけはさすがと思いました。ただ、事前の期待が大きかったこともあり、開演前一度だけの回転はちょっと物足りなかったかもしれません。欲をいえば劇中に進行に併せて動いてもよかったかも…贅沢か。

 

代表曲メモリーは、前に見たときの印象では最後に娼婦猫が歌うだけのイメージだったのですが、何度も歌われていて意外でした。逆にいえばそれ以外のシーンは覚えていないつもりでも見ているとうきうきした感じとともに前に見たときの事が思い出されます。曲のパワーですね。

 

十七年前と大きく変わっていることがもう一つ。キャストに多くの日本人以外のキャストがはいっていました。完璧なソング&ダンスで、こんなところで中国パワーを感じるとは思いませんでした。

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