[劇評]H.ART.カオス「生きてる事さえわからないのに死を語るなんて」@

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劇団 H.ART.カオス
題名 生きてる事さえわからないのに死を語るなんて
公演期間 1998/08/14〜1998/8/30
大島早紀子 演出 大島早紀子
出演 白河直子
劇場 H.ART.カオス上馬スタジオ
観劇日 1998年8月31日

非常に美しいダンス。肉体の躍動感がすばらしい。

本格的なダンスを見るのは初めての経験だったが、意外にも受けた印象はアングラ演劇的であり、親しみやすいものだった。

通常は、レッスンに使っているというスタジオであるため、公演に使うには照明等を釣込む事も出来ないほど天井が低いが、それを逆手にとっての光と影を巧妙に使った演出。特に一本のロープを天井から吊り下ろしてそれにぶら下るシーンや、そのロープの先にぶら下った懐中電灯を使ったシーンは、目に焼付く。

普段は、グループでやるカンパニーらしいが今回は白河さんが一人でやった(初の)のソロライブ。緊張感が漂うすばらしい世界だった。

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