[劇評]ホリプロ「渦が森団地の眠れない子たち」@新国立劇場中劇場(初台)
ほぼ全編子供たちの遊び場やその人間関係を題材にしながらも、テーマそのものは深淵でした。子供だからこそ持つ残虐さ、子供だからこその自由さ、不自由さといったものがうまく本にされていました。暗い話になりがちな中で、藤原竜也さん…
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2019.10.14 清角克由
ほぼ全編子供たちの遊び場やその人間関係を題材にしながらも、テーマそのものは深淵でした。子供だからこそ持つ残虐さ、子供だからこその自由さ、不自由さといったものがうまく本にされていました。暗い話になりがちな中で、藤原竜也さん…
2014.12.17 清角克由
並行宇宙理論を元にした、二人の男女の恋の行方の様々な成り行きを見せてくれる舞台は、実験的な舞台ではある。が、出演者を二人にしぼり、二人の恋の成り行きに絞り込んだことで、見やすい舞台にはなっていた。同じシーンを繰り返しなが…
2004.05.04 清角克由
若干、前半部分で説明的な台詞やシーンが多いと感じたが、後半の畳み込むような演出はさすが。どうでもいいようなシーンながら、関八州の侍たちが死ぬシーンは台詞が真に迫ってきて思わず涙ぐんでしまった。 奥行きのある舞台ながら、少…
2004.04.04 清角克由
見慣れたせいか、それとも前回に比べより真ん中に近い席で見れたせいか、かなり満足度が向上した。この劇場、特に野田さんの演出の場合、めちゃくちゃ奥行きを使う為端の席では芝居そのものの印象が変わり兼ねない程、見える範囲が変わる…
2004.03.20 清角克由
宮沢りえはけしてもう若いとはいえない年齢のはずだが、ピュアの感じの少女役が結構似合っている。阿部サダオもなかなか。遊眠社特有の疾走感を久々に見た感じがするが、若いときに見たときの感動とはちょっと遠い。僕の年のせいか、演出…
2001.06.16 清角克由
哀しい体験だった。野田秀樹作品との付き合いは、既に12年近くになるが、野田秀樹のカリスマ性が終焉する場に立ち会った印象だった。芝居には、既に9年前のパワーはなく僕の胸に迫るものは何もなかった。野田さんか僕のどちらかが、共…