[劇評]唐組「ビニールの城」@下北沢特設紅テント(下北沢)
1985年初演の伝説の舞台は、2016年にコクーンで上演も蜷川幸雄さんの最後の企画作品として更に伝説が付加されました。その作品を唐組で初上演。若返り始めた劇団で、主役陣が懐かしい面々というのはいい面と悪い面がありましたが…
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2019.10.22 清角克由
1985年初演の伝説の舞台は、2016年にコクーンで上演も蜷川幸雄さんの最後の企画作品として更に伝説が付加されました。その作品を唐組で初上演。若返り始めた劇団で、主役陣が懐かしい面々というのはいい面と悪い面がありましたが…
2018.05.20 清角克由
47年の時を超えて蘇った舞台は、一方で久しぶりに訪れた唐組の舞台で、作品の古さよりも、役者陣の若さを感じるフレッシュなものでした。話がわかりやすく感じた一方で、ダイナミックさが少し失われていたように感じたのは残念でした …
2016.12.30 清角克由
根津甚八さんがお亡くなりになりました 舞台で拝見したことありませんが、映像の中での存在感は、独特のものがありました。言い方は変ですが、他の二枚目俳優さんと違い「土の匂い」を感じさせる俳優さんだったと思います。 「元俳優の…
2015.10.16 清角克由
BSスカパーで、9月の末に唐組の1989年作の電子城を放映していました。 この作品は、僕がテント芝居、唐組というものにふれた初期の作品でとても印象に残っている舞台です。 以下の感想は、テレビ画面を通してこの作品を見つつ、…
2014.06.26 清角克由
先日終演した新宿梁山泊のジャガーの眼は、唐組では再演が最も多い作品ではないでしょうか。20年間の軌跡をまとめてみました。 2019年唐組版のキャストを追加! 過去に上演されたバージョンの比較表 劇団、公演場所(劇場)、演…
2005.10.29 清角克由
91年、僕が上京して初めて見た作品です。 91年の作品のリメイク/改訂版とは言え、電子城を思い出すシーンや台詞が多く、懐かしさで長い上演時間を忘れました。(多分始めてみた人にはつらかったと思います。正直、脚本のわけわかん…
2005.05.17 清角克由
なんか、ストーリーのわけわかんなさが、より拍車がかかった感じです。事件の近さから考えて偶然でしょうが、イラクで日本人の兵士が行方不明という話と妙にシンクロしているのがヒットです。結局、渦巻きに何を託したかったのでしょうか…
2004.06.12 清角克由
久しぶりに見た唐組は、芝居がよりわかりやすくなっているような気がした。役者が全体に安定してきたこともあり勝ちパターンが出来たような気がする。唐さんがたまに何言ってんだかわかんなくなってるのがたまに傷だが。 劇団 唐組 題…
2002.10.20 清角克由
今 唐組は面白い。男優と女優、役者の若さと演技力、がバランスしはじめ、唐さんんおケレン味あふれる脚本/演出をしっかりと受け止める劇団になっている。10年前の脚本という今回の脚本も、10年前の版を見たわけではないが10年前…
2002.05.04 清角克由
蚕の繭と代理母の子宮がオーバーラップし、猥雑で幻想的な唐組らしい芝居であった。ただ、多くの事を詰め込みすぎている感が強く、ストーリーをつかむのは難しい芝居だった。 劇団 唐組 題名 糸女郎 公演期間 2002/05/04…