[劇評]唐組「津波」@花園神社

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久しぶりに見た唐組は、芝居がよりわかりやすくなっているような気がした。役者が全体に安定してきたこともあり勝ちパターンが出来たような気がする。唐さんがたまに何言ってんだかわかんなくなってるのがたまに傷だが。

劇団 唐組
題名 津波
公演期間 2004/04/16~2004/06/27
唐十郎
出演 唐十郎、鳥山昌克、久保井研、辻孝彦、稲荷卓央、藤井由紀、多田亜由美、加賀屋美絵子、鎌田貴嗣 、丸山厚人、真名子美佳、赤松由美、
劇場 花園神社(新宿)
観劇日 2004年6月12日(ソワレ)

【ストーリー】
衛生陶器即ち便器をつくる会社に勤める女工の所に、大きな注文が舞い込み、いつもにまして力をいれて作成したその見本をかつての名人と言われた男の所に見せに来る。そこに、注文主が現れ…

【感想】
昨年は、受賞ラッシュだった唐さんの舞台を見に行った。
いつもは、当日に電話をかけても、当日精算として処理してくれていたので、安心して当日電話したら今日に限って「当日券となります!」と言われて、2時過ぎに整理券をとりにいったのに200人からの前売りの後から入ることに泣!
最近、方式が変わったのかもしれない。

とりあえず、最後くらいに入ったが、思ったより見難くない席をなんとかゲット(正面ではないので最後の屋台崩しは見れなかったが….)
今回の舞台で強く印象に残ったのは、藤井由紀さんの成長振りだった。(生意気な言い方だが)
はじめてみた時は、もっと華奢な感じで、線が細くなんというかオーラのようなものを感じることができず、正直大丈夫かなとおもっていたのだが、今回の舞台上では誰もの目を引く素敵な女優になっていた。

主役を張るだけの風格が出てきたなぁと思った。(また生意気だが)

男優陣では、丸山厚人は、良かった。キザなキャラクタが妙にはまっている。女優の赤松さんと一緒に出てくるとなんか違う芝居みたいになる。数年前に出ていた若手の俳優さんが何人か、抜けたと聞いていたので、男優陣のことはちょっと心配だったけどなんとなく安心。

最後の唐さんの潜水は、新しい演出。昔、福岡で見たときに泳いでたのはみたような気がするが、あのパワーはさすが…
ただ、時々何言ってんだかわからないくらい早口になるのは、なんとかならないのだろうか。自分の人生より長い俳優人生の方に向かっていうのも何なんだけど….

いつも、いい感じの演技をする辻さんの今回の役はかなりおいしい。

主役,脇役のバランスがよく、とてもいい芝居になっていた。

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