[劇評]大森カンパニープロデュース「更地SELECT SAKURAⅢ」@小劇場B1(下北沢)
最近は、なるべく行くようにしているコントの舞台の「更地」。今回は、その傑作選という位置づけの舞台。とはいえ、自分にとってはほぼ新作と同じ。いつもの更地に比べるとより不条理なコントが多かったように思ったが、完成度の高さに感…
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2019.04.21 清角克由
最近は、なるべく行くようにしているコントの舞台の「更地」。今回は、その傑作選という位置づけの舞台。とはいえ、自分にとってはほぼ新作と同じ。いつもの更地に比べるとより不条理なコントが多かったように思ったが、完成度の高さに感…
2019.04.04 清角克由
明言されないがナチス政権初期に、音楽の力を信じた指揮者/楽団と政府との静かな攻防の物語。歴史を扱い、音楽を扱いながら今の時代における芸術全体の普遍的な役割と人が人を思う力の強さを感じさせる舞台でした 劇団 パラドックス定…
2019.03.04 清角克由
ついこないだ見た舞台の再演だと思って見に行ったのですが、気づけば三年も前の作品。「完結編」と名乗っておいてその「再演」をやるのは少しズルいなと思いつつ、円熟というか完熟というか、安定感のある舞台に相変わらず笑いました 劇…
2019.02.26 清角克由
本多劇場進出を果たした大森カンパニープロデュース作品は、一見、つながりのない様々な過去を持つ登場人物たちが、各々の内面をお互いにさらけ出し合うことで変わっていく物語が秀逸。笑いながら泣けるという稀有な経験ができる「人情喜…
2019.02.18 清角克由
古川健さん、日澤雄介さんの劇団チョコレートケーキのコンビの作品でありながら、柴田理恵さんという劇薬との化合によりチョコレートケーキとはまったく味の違う独特なものでした。その新しい化学反応が心地よく笑いながら、考えさせられ…
2019.01.24 清角克由
浅草の路上で、主宰の木下さんからチケットを手売りされたのが縁で見に行った舞台。販売方法の特異さからもっと不思議な舞台を想像していたが、思った以上にオーソドックスな人情喜劇。バランスは良いものの、全体として技倆不足が気にな…
2019.01.04 清角克由
45分ほどの小品でノンバーバルのエンターテイメントということだが、思ったより個々の技術が高く楽しめた。一方で、全体としてのストーリーや、コンビネーションはバラバラ感がありエンタメとしての楽しみは少し物足りない プロジェク…
2018.12.25 清角克由
昨年の「スーパーストライク」以来の2度めの観劇は、ジェットコースターぶりは相変わらずで行き着くところがどこになるのかまるでわからない物語。ポップでありながら、後味の悪さやドロドロした人間の嫌なところが垣間見えて少々重くな…
2018.12.22 清角克由
ディスク1に引き続き、暮も押し迫ってdisc3を観劇。長澤まさみさんの歌唱力と悪女の魅力が炸裂!浦井さんの切れの良い殺陣も含めて、disc1とはかなり印象の異なる溌剌としたマクベスになっていました 劇団 劇団☆新感線 題…
2018.12.11 清角克由
物語の主役が一人に固定されておらずある意味群像劇という作りになっている。だからといって物語の焦点がぼやけるわけでなく、独特の世界観にたっぷりと浸ることができた。いくつかの役が主役クラスの背景を背負っておりシーンごとに別の…