[劇評]劇団やりたかった「ねぇ、お化粧して首に境目で来ているよ」@参宮橋トランスミッション
浅草の路上で、主宰の木下さんからチケットを手売りされたのが縁で見に行った舞台。販売方法の特異さからもっと不思議な舞台を想像していたが、思った以上にオーソドックスな人情喜劇。バランスは良いものの、全体として技倆不足が気にな…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
2019.01.24 清角克由
浅草の路上で、主宰の木下さんからチケットを手売りされたのが縁で見に行った舞台。販売方法の特異さからもっと不思議な舞台を想像していたが、思った以上にオーソドックスな人情喜劇。バランスは良いものの、全体として技倆不足が気にな…
2019.01.04 清角克由
45分ほどの小品でノンバーバルのエンターテイメントということだが、思ったより個々の技術が高く楽しめた。一方で、全体としてのストーリーや、コンビネーションはバラバラ感がありエンタメとしての楽しみは少し物足りない プロジェク…
2018.12.25 清角克由
昨年の「スーパーストライク」以来の2度めの観劇は、ジェットコースターぶりは相変わらずで行き着くところがどこになるのかまるでわからない物語。ポップでありながら、後味の悪さやドロドロした人間の嫌なところが垣間見えて少々重くな…
2018.12.22 清角克由
ディスク1に引き続き、暮も押し迫ってdisc3を観劇。長澤まさみさんの歌唱力と悪女の魅力が炸裂!浦井さんの切れの良い殺陣も含めて、disc1とはかなり印象の異なる溌剌としたマクベスになっていました 劇団 劇団☆新感線 題…
2018.12.11 清角克由
物語の主役が一人に固定されておらずある意味群像劇という作りになっている。だからといって物語の焦点がぼやけるわけでなく、独特の世界観にたっぷりと浸ることができた。いくつかの役が主役クラスの背景を背負っておりシーンごとに別の…
2018.11.20 清角克由
人情喜劇としての型は本当にキッチリできていて、期待通り笑わせてもらい、ぐっと来るシーンもありました。驚きのアクションシーンもあり、見どころは満載でした。出てきた瞬間客席が笑いに包まれる役者さんって得だなと思う一方で、演じ…
2018.10.16 清角克由
大江健三郎の初期作を基盤をA面にしたうえで、B面の不条理な演劇がどんどんA面を侵食してくる不条理な舞台。見ていて、虚実ないまぜの舞台に現実がふらつく感を味わえるものの、演出が趣味にあわないこともあり、見終わった時に疲労感…
2018.10.02 清角克由
今年の3月に上演された作品が、早速WOWOWで放映されていました。録画したまま見ていなかったのですが、今月もまた放映されるということもあり見てみました 三谷ワールド全開で、とても楽しめる舞台でした 松岡茉優さんの大活躍で…
2018.09.24 清角克由
鈴木聡さん脚本、鵜山仁さん演出という組み合わせは、東京ヴォードヴィルショーにとってお初の組み合わせだそうです ラッパ屋のサラリーマンの悲哀を描く物語にしっかりとヴォードヴィルショーの方々がハマっていてそれでいていつものヴ…
2018.09.08 清角克由
「奇跡の人」として何度となく舞台化されているヘレン・ケラー/アン・サリヴァンの話を舞台化した作品。初見の劇団ながら歴史と人間をうまく描かれており非常に好印象な作品。脚本が練られており、演出が細かく、役者も達者。ほぼ非のつ…