[劇評]ホリプロ「渦が森団地の眠れない子たち」@新国立劇場中劇場(初台)
ほぼ全編子供たちの遊び場やその人間関係を題材にしながらも、テーマそのものは深淵でした。子供だからこそ持つ残虐さ、子供だからこその自由さ、不自由さといったものがうまく本にされていました。暗い話になりがちな中で、藤原竜也さん…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2019.10.14 清角克由
ほぼ全編子供たちの遊び場やその人間関係を題材にしながらも、テーマそのものは深淵でした。子供だからこそ持つ残虐さ、子供だからこその自由さ、不自由さといったものがうまく本にされていました。暗い話になりがちな中で、藤原竜也さん…
2019.09.29 清角克由
明治座という商業舞台の極みのような劇場で、映画化もされたドラマ発の舞台。博多出身の役者の演技や世界観と作演出の東憲司さんのアングラなイメージが融合したものすごい舞台でした。小松政夫さんに泣かされるとは… 劇団…
2019.09.23 清角克由
何度も足を運び、小さな劇場時代も知るこの座組も15回めにしてスズナリを満員にするまでに成長。相変わらずのシュールな物語に全力で取り組む芸達者な役者陣。脚本、緻密な演出、そしてそれをぶち壊す役者という三拍子に笑いっぱなしの…
2019.09.14 清角克由
専門劇場を構え、地元密着のドラマをロングランで行うという試みは秋田県のわらび座と似ているが、座組も小さくコンパクトにまとまっている。演出も良く、地元の歴史を知ることもでき、ダンス/セットともに見応え充分。第1幕が若干長く…
2019.08.18 清角克由
久しぶりに新感線のオールスターキャストが揃った舞台で新感線らしさを堪能。過去のある舞台との共通点を感じつつ、池田成志さんと古田新太さんの掛け合いに引っ張られる時間を忘れる舞台でした 劇団 劇団☆新感線 題名 けむりの軍団…
2019.07.30 清角克由
脚本が書かれてから半世紀以上立っているせいか、不条理劇というほどの不条理な状況とは思えない舞台設定。会話が、生きていないため、会話劇であるのにみるべきものが乏しい舞台であったのが残念 劇団 TBスタジオ・クラブ 題名 恋…
2019.07.15 清角克由
三部作の最後の話だけの観劇で話についていけるか不安だったが杞憂に終わった。手間のかかったプロジェクションマッピング、それとは真逆のちゃちぃ衣装と庶民的なヒーロー戦隊というアンバランスが全て笑いに繋がり爆笑で2時間を超える…
2019.06.14 清角克由
劇団設立今年で35年というおじさんとちょっと年上のおねえさんばかりの劇団が、今流行りの2.5次元ミュージカルを取り上げた。どう料理するのかと思ったが、話の骨格というかテーマは割と普遍的で、いつものように笑えて安心できる物…
2019.06.02 清角克由
群像劇は多数見てきたが、その中でも異質の出来。一つのなんでもない公園で繰り広げられる人間模様が時間も含めて複雑に絡み合う。その複雑さを脚本の構造と役者の演技のみで客席に伝えてきたプレゼンテーション力に感動 劇団 立ツ鳥会…
2019.05.28 清角克由
客演陣の充実もあり見ごたえがある舞台になっていた。少しミステリー調で、冒頭の謎を最後まで引っ張るストーリーで、ラストシーンで明かされるその謎の理由がある小説をおもいおこさせる物でした 劇団 劇団桟敷童子 題名 骨の憂鬱 …