[劇評]大人の麦茶「やっと味がする」@ザ・スズナリ(下北沢)

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出演者に実力者が揃っており、見ていた安心感がある。結構笑わせてもらったし、最後の展開も意表を突かれる展開でした。一方で、役者さんの演技の仕方に違和感があったり、全体に脚本が冗長に感じる部分があり正直 惜しい舞台でした
劇団 大人の麦茶
題名 やっと味がする
公演期間 2020/01/222020/01/29

塩田泰造

演出 塩田泰造
出演者 岩田有弘:渋江十五(タクシー運転手/事故を起こし2週間勾留後に帰宅)
農塚誓志:木場田光介(タクシー運転手同僚、朱未と同棲)
小崎愛美理:河瀬朱未(部屋でマッサージをしたり、お酒を出したり)
宮原奨伍:高濱清士郎(タクシー運転手同僚)
池田稔:副島周(タクシー運転手同僚)
大森ヒロシ:中馬敬三(タクシー会社専務)
松田かほり:中馬聖子(敬三の妻、料理好きで世話好き)
扇けい:キム・ソヨン(タクシー運転手、指導役の渋江の恋人)
田名瀬偉年:田尻九一(腕にギプスをしたタクシー運転手見習い)
旺季志ずか:木場田華(木場田光介の姉。元小学校教師)
並木秀介:秋葉渡詞(ウミガメストローを作る会社)
南誉士広:台場翔平(田尻の相方。なぜか田尻と同じく腕にギプス)
今川宇宙:近藤たから(屋根裏に住む地下アイドル)
たかしUNDERSTAND:生演奏
劇場
ザ・スズナリ(下北沢)
観劇日 2020/01/25(土)

初!大人の麦茶

宮原奨伍さんを初めて見た以下の作品のときに、「大人の麦茶」という劇団に所属されていることを知りました

ただ、LiveUpCapsulesに比べるとチラシ等で見る話の雰囲気が随分異なることもあり、なかなか足を運ぶことがありませんでした

今回は、その宮原さんに加え、大森カンパニープロデュースでしょっちゅう見ていて岩田さんが主役で、大森ヒロシさんが客演するということもあり初めて観劇をすることにしました

ここからはネタバレします

サスペンス調?アングラテイスト?

作り込まれた具象舞台で、パッと見の物語の始まり方は、よく見る劇団を現代劇と同じです
ところが、最初のうちは物語に入るのが随分苦労しました

一人づつのセリフが長い!かつ客席を向いて話すセリフが多い!

具象舞台で、これだけ登場人物がいる舞台で会話というよりも、モノローグに近いセリフが前半やたらあったのは少々辟易としました
特に、岩田さんの演技が、他の舞台で見ていたのに比べて非常に不自然な台詞回し(無理やりサスペンス調の疑問符が多い喋り方)とか、妙に客席に向かって話すシーンが多い(アングラ調?)のが気になりました

役者さんの別の面が見れた

岩田さん、宮原さんは別の劇団で客演として参加されていたことを何度も見ていた役者さんでした

今回思ったのは、 自分の劇団だと演技とか変わるんだなぁという実感でした

特に宮原さんは、割と硬派な役をされている舞台を見たことが多かったので、今回のソフトな役回りは結構新鮮でした
そもそも、客入れをしているのも意外でしたし、なんか ぐだぐだ感満載ながら微笑ましい開演前アナウンスをしている姿も、他の劇団(といっても、LiveUpCapsulesだけですが)で見ている姿とのギャップがあまりに大きくちょっとびっくりしました

岩田さんも、今回は主役ということもありほぼ出ずっぱり状態。非常に義理堅い真面目なキャラでありつつ、深い背景のある役どころで、喜怒哀楽も含めとても様々な面を見ることができました
こちらも他の劇団(といっても、大森カンパニープロデュースだけですが)では、割と脇を固める役が多かったので、ここまで様々な面が見れるとはおもいませんでした。そして、あ、この人 かっこいいんだとようやく気づきました (遅い!

あ、一番見慣れている大森さんは 違いがありませんでした。安定の筋肉のある人情深いおじさん!😁

役者多くないですか?

今回は2時間10分休憩なし。物語は最終的には何度もどんでん返しもあり、終わってみれば満足感が高かったです。
一方で、出演者が多すぎるような気がしました。
時間が長かった一因(休憩なし2時間オーバーは長いと感じます)は、その出演者の多さにあった気がします。正直、物語をスリムにしても同じような満足感を感じられたような気がしました

とはいえ、出演している方はすべて魅力的かつ芸達者な方であるのは、事実です。特に 韓国人の役で(多分)完璧な韓国語を話す愛らしい主人公の彼女を演じた扇けいさんは、印象に残りました
また、大森さんの奥様役をやった松田かほりさんも安定したかわいい奥様役で、出てくる度にほっこりすることができました
(初めて見た女優さんだと思っていましたが、2012年に更地で見てました。 感想がざっくり過ぎて 何も記載されておりませんが)

以上 大人の麦茶「やっと味がする」の感想記事でした

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