プロデュース・ユニット大森&故林「更地7」@シアター711(下北沢)

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短いコント的なものをつなぐ構造は、いつもの通り。今回は、個々の話の完成度も高く、いままで見た中では一番いいと思いました。コントの出来もさることながら、幕間の処理も素晴らしく、始まってから終わるままでが、気持ちが切れること無く、笑い続けてあっという間に舞台が終わりました

更地7のちらし

劇団 プロデュース・ユニット大森&故林
公演期間 2012/10/30~2012/11/06
演出 大森博 故林広志
出演 山口良一、深沢邦之、大森ヒロシ、浜田龍司、坂本岳大、松田かほり、浅井星光、小川奈那、なしお成、丸山未那子

多分、更地を見に行ったのは3回目(2回目かもしれない。大森さんが出ている舞台を見すぎて、少し混乱気味。

短い独立したコントをつなぎながら、1時間半持たせるというのは、傍目でみるよりすごく大変だろうなと思います。着替えとかの事を考えても、適当に並べるわけにはいかず、とはいえゆるくはあっても話につながりがある部分もあるので、それを意識しなければならず。….考えただけで大変そう。

特に印象に残ったのは、以下の2つでした。

1)なしお成さんのフラッシュダンス。客席が思わず手拍子をして拍手で終わる素晴らしいダンス。意外に動けるという事実も含めなんか感動的。

2)山口さんと大森さんの魔神の話。いつものように、二人のアドリブが全開なので、どこまで脚本だったかは定かではありませんが、とにかく大森さんがサラリーマンで、山口さんが魔神という設定が秀逸でした。このコンビのコント何度も見た気がしますが、最後の結末まで含めて今までで一番おもしろかったです。

余談ですが、深沢さん、山口さんがこの舞台に出ているのに日曜日の昼間お二人がレギュラーのテレビ番組に出てました。初めてあの番組が録画であることを知りました。

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