[劇評]劇団☆新感線「修羅天魔〜髑髏城の七人 シーズン極」@IHIステージアラウンド東京(市場前)
まさに「極」みの髑髏城の七人。捨之介、蘭兵衛がいない髑髏城の七人のなかで、話はまったくといっていいほど構成が変わっているにも関わらず、それでも「髑髏城の七人」であることに変わりはない。新感線の常連俳優を中心に配役され、古…
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2018.05.05 清角克由
まさに「極」みの髑髏城の七人。捨之介、蘭兵衛がいない髑髏城の七人のなかで、話はまったくといっていいほど構成が変わっているにも関わらず、それでも「髑髏城の七人」であることに変わりはない。新感線の常連俳優を中心に配役され、古…
2018.04.29 清角克由
遂にスズナリ進出を果たした更地。しかも、立ち見まで出る満員御礼という盛況ぶり。とはいえ、パワーアップしたとか、肩に力が入っているとかそういうことは一切なく(笑)、定常運転でありながら、こちらは本当に笑い転げた 劇団 大森…
2018.04.24 清角克由
出演者/題材ともにとても魅力的だった舞台であるにも関わらず見逃した舞台をWOWOWで観劇しました。当時どうにも足を運ぶのに躊躇した要因は、思ったどおりでしたがそれ以上に出演者の演技が素晴らしく、劇場に足を運ばなかった事を…
2018.04.22 清角克由
日本人の特殊メイクアーティスト辻さんがアカデミー賞を受賞したことで話題になった本作ですが、主演のオールドマンを中心として本当に話の筋に関係してくるキャストが絞り込まれていて濃密な会話劇といった趣がありました もっと長期の…
2018.03.23 清角克由
2015年のアメリカ映画「オデッセイ」の原作。かなりの時間差で読んだのですが、個人的に大好きな宇宙サバイバルもので、個人の趣味にどストライク。結構な長さのある小説でしたが、あっという間に読むことができました。小難しくない…
2018.03.13 清角克由
渋沢栄一伝。タイムマシンのように時間を行きつ戻りつ。舞台上でそれを表現するための宮原将護さんの変幻自在さがすごい。一方で、一人の人生にフォーカスを当てたが故に他の魅力的な男優陣が印象に残りにくかったのは残念 劇団 Liv…
2018.02.25 清角克由
2002年に福岡で起きた事件を元にしたフィクション。しかし、事件を題材としながら、その事件の異常性ではなく普遍的な狭い人間関係のなかでおこる不信と盲信の極端な葛藤がドラマの主軸にありました。だからこそ、怖い。その物語に果…
2018.02.17 清角克由
一応、本編は最初のエピソード4以外は、すべて映画館で見ている私。当然に、映画とともに成長をしてきているわけで、エピソード4〜6を見ていたときと、今で感情移入したりする対象が異なっていたり、見方が大分変わってきていたりと、…
2018.01.21 清角克由
東京芸術劇場の「秘密の花園」は、寺島しのぶさんや柄本佑さんのキャスティングの妙もあり、きれいにまとまりながらも、アングラな雰囲気もうまく残した舞台でした。この脚本の吸引力に惹かれて人生4度目の観劇。20年来謎だった物語解…
2018.01.08 清角克由
初めて足を運んだ渡辺源四郎商店の「ハイサイせば〜Hello-Goodbye〜」は、方言の豊かさのあるこの国の幸福を感じ、戦争と沖縄が置かれた(置かれ続けた)本土との確執と差別の現実にこの国の不幸を感じる非常に考えさせられ…