[劇評]シアターコクーン「泥人魚」@シアターコクーン(渋谷)
好きな時期の唐十郎の作品ということもあり期待して伺いましたが、巨大な劇場で演じられる物語と長台詞に置いてけぼりをくらい、まったく感情移入できないまま舞台が終わってしまった。 演出が悪いのか、単に劇場と脚本の相性が悪いのか…
演劇感想文リンク(engeki.kansolink.com/)の中の人(清角克由(@kseikaku)のブログ。更新情報やサイト情報だけでなく、管理人の日々の思いも書いていきます。
2021.12.28 清角克由
好きな時期の唐十郎の作品ということもあり期待して伺いましたが、巨大な劇場で演じられる物語と長台詞に置いてけぼりをくらい、まったく感情移入できないまま舞台が終わってしまった。 演出が悪いのか、単に劇場と脚本の相性が悪いのか…
2021.12.04 清角克由
珍しく実在の事件を題材にした物語は、その語り方も含め今までに劇団桟敷童子でみたことのない話でした。個人的には、普段目立たなかった役者さんの活躍があったことで、非常に印象深い舞台作品になっていました。 劇団 劇団桟敷童子 …
2021.11.03 清角克由
演劇感想文リンクは、2003年の11月3日から私が更新しています。最近は、11月に演劇感想文についての記事を書いているいるので、今回は演劇感想文リンクの更新方針というか、見方のようなものをまとめておこうと思います。タイト…
2021.10.17 清角克由
大劇場でみたオリバーは、演出、演技ともに素晴らしかった。5年前にイギリスで見たときに言語の壁でわからなかったストーリーも理解できて、ようやく積年ののぞみがかないました。 劇団 ホリプロ 題名 オリバー 公演期間 2021…
2021.09.12 清角克由
故 中島敦彦さんの1990年代の作品。ジーンと心に残る芝居で、改稿の効果もあって今でも十分に通用する普遍的な舞台作品になっている。女性が主役の舞台で、男優さんの役割が難しそうだなと思ってみてしまいました。目当てであったも…
2021.08.15 清角克由
昨年の公演予定がコロナの影響もあったあえなく中止。そのリベンジ公演として、ガッチリの感染対策をもとに上演にこぎつけた更地16。個性的なキャストの地を活用したコントと故林さんのシュールな世界観の融合のパワーを感じました 劇…
2021.07.31 清角克由
舞台は110年も前の日本。戦争の前後、政治体制の違いはあっても、近代の日本であり、どこか今の日本に通じる世界のはず。そんな世界で起きたおそろしい冤罪事件の渦中にあって、冤罪事件で断ざれるものではなく、断じる立場から語られ…
2021.07.24 清角克由
見知ったキャストに少し新しいキャストも加えて、いつものラッパ屋だが、少し違う 7月の18日に公演開始したのにも関わらず、7月はじめの世相までもが脚本上の重要な要素になっている。練習時間も考えるとこのような作劇はかなり冒険…
2021.07.11 清角克由
広島で育ったにも関わらず、呉にはほとんどいったことがありません(ま、正直県内はほとんど行ったことがないところのほうがおおいのですが)。改めて行ってみると見どころ多くてコンパクトにまとまっていてとても満足度の高い小旅行にな…
2021.07.04 清角克由
創造というか、なにか新しいアイデアを得る方法については、いつも追い求めていたように思います。結果として様々なアイデア/創造本を読んだが、この本は別物でした。何か一つ創造の軸が自分の中で生まれる予感がします。 アイデア本は…