選挙の限界を強く感じた今回の都議選

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全国民の10%もの人が住んでいる地方自治体の議会選挙ですし、どうしてもその選挙の内容は国政に左右されます。今回の選挙にしても、小池都知事や都民ファーストが勝ったというよりも、自民党が負けたというのが実態だと思います。脱力感もありますが、それよりも選挙ってものの仕組みにがっかりしてしまう自分の気持ちを一旦まとめておこうと思います。

都議選は自民党惨敗という結果に終わり2009年の悪夢が蘇ろうとしています

2009年にブログにやはり都議会選挙について書いています。

当時も自民党惨敗。

自民党に支持基盤としていた当時の石原都知事は、この件を迷惑といっているわけすが、確かに国政の失策や不人気がそのまま地方選挙に反映される状況というのは、当事者からしてみれば、迷惑以外の何者でものないように思います。

政策で選ぶのではなく、期待値で選ぶ

投票には必ず足を運ぶようにしている私ですが、一方で自分の投票行動が本当に自分が求めている政策を実現する候補の選出につながっているのか不安です。

今回の都民ファーストの方々の圧勝にしても、申し訳ないのですが個々人の議員の力量を見て投票しているわけではありません。党を選択したという傾向が強いです

そのため、その党の中に以下の記事のような「常識はずれ」の議員が混ざっていたことに頭を抱えることもしばしばです。

しかも、党代表にするとか。。。常識はずれも甚だしい

東京都の小池百合子知事は都議選の投開票から一夜明けた7月3日、自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」の代表を辞任すると発表した。後任の代表には、同日付で知事特別秘書の野田数(かずさ)幹事長が就任する。産経ニュースなどが報じた。
<中略>
同じく9月には地域政党「東京維新の会」を設立。10月の都議会では「日本国憲法は無効で大日本帝国憲法が現存する」との請願に賛成した。「日本国憲法は占領憲法で国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄すべきだ」と主張する内容で、請願の紹介議員も務めたが、反対多数で不採択となった。

ため息しか出ません…

選挙という制度の制度疲労?

 そもそも、選挙という制度そのものに制度疲労があるように感じます。

  • 選挙演説
  • 政見放送
  • 政策が語られるチャンスが都議会選挙においては4年に一回しかない

かつては、上記の3つの選挙制度で政権選択を行うことに違和感はなかったのかもしれません。

しかし、めまぐるしく変わる状況に対して、インプットされる情報量と4年に1票というアウトプットがアンバランス過ぎて、もはや何を判断基準にその1票というアウトプットを出すのか判断基準さえ明確でありません

あまりにも、状況の変化に対応する為にめまぐるしく状況が推移するなか正解がまったくない

選挙時の政策が、4年どころか、1年後も有効か否かがわからない

これ僕は、コンピュータシステムにとらえてしまいます。何万というインプットのあるシステムがそのインプットを元に少ないアウトプットを出す。ちょっとディープラーニングの仕組みににています。画像認識なんて、画像の個々のビット情報を大量に読み込ませることで、画像が認識できて、「猫」とか「犬」というアウトプットを出せるようになります。

そんなディープラーニング使ったって、1ビットのアウトプットがだせるまでになるわけがありません。

だから、今関心のある一点の成否を決めるワンイッシュー選挙になってしまう

ある意味、それを突き進めた小泉純一郎元首相は慧眼でした

今回は、当初豊洲をどうするか選挙になると思っていたのだけど途中から安倍政権の信任選挙の様相を示し始めた。それ以外の政策論や争点は、いずこかに消え去った。

何しでかすかわからない人には任せられない

最近の僕の選挙行動は、基本これしかない。その時その時の政策の賞味期限が短く結局、選んだ人が何をやるかを見ている他ない選挙という制度で人を選ぶ以上、何をしでかすかわからない人に、一票を投じることはできない。
僕にとっては、今回はそれが初めて、与党である自民党だった。

 加計問題も、二人の女性議員も僕にとっては、何も関係ない。
僕にとって、今回、自民党が信用ならないと思った決め手は、国会の議論の進め方と準備の適当さの問題。あれほど、必要といっている法律の決め方があまりにも雑で説明が不足していたことによる。

必要性は理解しているつもりです。でも、必要ならなら、ちゃんと説明できる人を説明する人に据えるべきでしょう。ある番組で、自民党は、野党が不意打ち的な質問で議場を混乱させたとか言っていたが、自分たちも野党時代にやったことなんだからそのくらい予測しろ….と思う。その準備を怠った政権与党の責任は重い。

なんか、加計学園グループの問題について、これから説明しますとか言っている見たいですが、そういう問題じゃないのと想う。やるなら、参議院のやり直し。

そう言った意味で、自民党という党が明らかに何しでかす党かわからないという印象になったのは否めない。完全にオウンゴール

都民ファーストという党がなければ

一方で、都民ファーストという党がなければ、投票先に困ったのは間違いない。
いくら自民党の信頼性が揺らいでも、マイナスの信頼のある(すなわち、この人達絶対にろくなことをしないという自信がある)党(民進)に投票する気は無い。
弱者の見方を標榜しながら、ベーシック・インカム政策さえ打ち出してこない、代々木の赤い旗の方たちも、眼中にない(いい加減、名前を変えたほうがいいんじゃないか)

そう考えると、新しい党なので、期待値だけがあって、投票したにすぎない。期待値に裏切られたことは何度もあるので、次どうなるかはわからない。
期待値のある人達がいなければ、相対論で信頼於ける党に投票するしかなく、今のところ、僕はそれが自民党であることに変わりはない。

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