[旅行記]金刀比羅宮参拝。お賽銭、所要時間はどのくらい?(御本宮まで)

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「こんぴらさん」と呼ばれる金刀比羅宮に参拝に行きました。準備、所要時間そして昨年も伊勢神宮で困った「お賽銭はいくら必要か」についてもまとめておきます。本当は、奥社まで到達したので、そこまで書こうと思っていたのですが、記事が長くなりすぎるため分割します。この記事は、御本宮までです

目次

まとめ

まずは、50代の男女で普段デスクワーク(≒普段あまり運動しない)が、残暑厳しい9月初旬(2019年)に奥社まで全1361段を登りきった際の記録です。
なお、以下の記事は一旦御本宮(785段)までの記録になっています

所要時間

  • 御本宮まで:片道1時間
  • 奥社まで:片道1.5時間、往復3時間

投宿していたホテルのフロントで事前に確認したときも、早い人で往復1時間半、遅い人で2時間くらいと言っていました。確認はしていませんが、本宮までの往復をさしていたと思うので、大体上記の自分たちの経験と一致します。
我々の場合は、AM10時くらいに参道の入り口に立ち、奥社を経由して13時に参道内のうどんやさんにうどんを食べに行きました

必要なお賽銭(御本宮まで)

後述しますが、13枚必要です。なお、小銭という意味では、途中で飲み物などを調達する際に電子マネーに対応した自動販売機等は皆無なのでその分や、杖を借りるのに100円が必要です(店先で借りる場合は、お店の人にお金を渡すことで、小銭である必要はないかもですが、無人で貸しているようなタイプは、貯金箱に100円玉を入れる必要がある)

必要な準備

タオル/汗対策

時期にもよるでしょうが、膨大な汗をかきます。タオルハンカチ、タオル等の乾き物と、ウエットティッシュは両方あったほうが良いと思います

帽子

登る時刻にもよりますが、本宮まではあまり日陰があるわけではなく直射日光にさらされます
なお、杖も必須だと思うので男女ともに日傘よりは手が空く帽子のほうが良いと思います

湿布(冷湿布)

私は下山終盤で膝が崩壊しました。曲げたり、上げたりが、かなりつらくなりました

幸いにもすぐに参道、琴平駅方面に向かうことができたので、開いていた薬局でバンテリンを購入し、貼ることで大分楽になりましたが、登っている途中やもっと上の方で足を痛める可能性も考えられるので、湿布はかばんに入れておいたほうが良いです

気休めかもしれませんが、杖をつきながら登ったことで楽だったような気がします

しっかりした杖を予め用意する必要はなく、参道を歩いていればそこここのお店で貸してくれるので、そのいずれかで借りれば良いと思います。相場は100円くらい

店先で貸しているものの中には、無料で貸すかわりに帰りに何かお土産を買ってくださいというタイプのものもありましたが…

琴平への道

高松からは、「ことでん」という私鉄を使えば、1時間20分ほどでつきます

また、松山市(私はこちらから来ました)からは、予讃線特急と土讃線を乗り継ぐことで、3時間ほどで到着できます

高松起点であれば、琴平に宿泊せずとも朝移動後にお参りして、また高松に戻るということも可能だと
思いますが、今回は松山で舞台を見た後、昼食後に琴平まで移動して琴平で宿泊しました

前日に見た舞台の劇評記事は以下です

宿泊は、老舗旅館である琴平花壇さんに宿泊しました

歴史が感じられる一方でとてもモダンなバーが併設されていたり、利用しませんでしたがタイ古式マッサージが受けられたりかなり居心地の良い旅館でした。 少し参道/駅から離れているのが玉に瑕です

と言っても、10分ほどあるけば、参道につくので、大きな荷物を持っていなければ歩くのは、苦になりません。参道に行く際は涼し気な川沿いの道を歩き、これも観光名所である「鞘橋」を見ることもできます

また、荷物が大きいときは一人であっても、駅などへの送り迎えを待ち時間ほぼなしにやってくれるので、不便を感じることはありませんでした

一の坂鳥居から大門まで

旅館ホテルが立ち並ぶ参道はやがて土産物屋、うどん屋などが並ぶ参道になります。このあたりは、朝10時前でも結構にぎやかで、登る前にうどんで腹ごしらえを的な呼び込みもあってにぎやかです。
そこを抜けると一の坂鳥居が登場します。隣には、大きな狛犬が構えています。


だいたい、このあたりから本格的な階段が始まります(ここまでも一応、段はありますがわりと緩やか)
飲み物もこの辺で、自動販売機で調達するのがベストです

ただし、ここから先もお土産物屋などは並びます。

金刀比羅本教の社殿(351段)

その合間にあるのは、金刀比羅本教の社殿が右手に見えてきます。横にある立て札によれば、金刀比羅本教は神道の一流派として独立した一派の模様。

ここをお参りするならば、お賽銭が必要になります

大門から御本宮

大門を入るとお土産物屋が姿を消します。此処では、こんぴら狗像が出迎えてくれます

祓戸社/火雷社(595段)


登り始めて約595段目にあるのが、祓戸社です。祭神は瀨織津姫神・速秋津姫神・気吹戸主神・速佐須良姫神
いずれも、伊邪那岐の神の子と記されています

その隣にあるのは、火雷社です。こちらの祭神は、火産靈神・奥津比古神・奥津比賣神、八衢比古神・八衢比賣神・來名戸神
火に絡む神様です。消防、防疫等を司る神様です

ここで、お賽銭が必要になります(☓2)

旭社(628段)

この先にある大きな社が旭社です。通常は、本宮からの帰りに参拝する社だそうです。(私は先に参拝してしまいましたorz)

ここで、お賽銭が必要になります
この社殿の脇に腰をおろして休むことができる場所があります。しばらく休んで本宮に向かいました。

遥拝所(653段)

旭社を過ぎ、鳥居をくぐり、賢木門を過ぎたあたり(653段目)に、遙拝所があります
こちらは、伊勢神宮などで祀られている皇室の祖霊に対して礼拝する場所です
ここで、お賽銭が必要になります

余談ですが、金比羅さん全体では、あまり皇祖神の中で天津神が、祀られている社が少なくここでも明確に神様の名前がないのがちょっと異質でした

真須賀神社(652段)


本宮等に比べるとびっくりするほど小ぶりな神社ですが、須佐之男の尊と櫛名田姫(こちらの表記は、建速須佐之男尊・奇稲田姫尊)を祀っている神社があります。本宮の少し手前の階段の途中にあります
ここで、お賽銭が必要になります

御年神社(713段)


須佐之男の尊の子供、孫、ひ孫にあたる大年神・御年神・若年神が祀られています

ここで、お賽銭が必要になります

事知神社(739段)


御祭神は、積羽八重事代主神・味鉏高彦根神・加夜鳴海神でいわゆる「えびす様」です。商売繁盛の神様です

ここで、お賽銭が必要になります
そろそろ、お賽銭が心配になってきました…

御本宮

石段785段目にしてようやく御本宮に到着しましたーー!

御本宮(785段)

御本宮は、非常に広い領域に広がっている社殿です
登ってきて正面の上記写真の御本宮拝殿にまずはお参りします
御祭神は、大物主神と崇徳天皇です
ここで、お賽銭が必要になります

三穂津姫社

本宮には、絵馬を奉納する場所もあり、広い渡り廊下のようなもの(南渡殿)を経て三穂津宮に繋がります

御祭神は、大物主神の后にあたる三穂津姫神が祀られています

ここで、お賽銭が必要になります

厳島神社

驚いたことに、そのすぐ後ろに厳島神社があります

なんで?と最初は思いましたが、別の大きな絵馬の奉納所を見て回って理由が理解できました

こんな山の上にある神社ですが、こんぴらさんは船舶等の航海の安全を守る神社なのです。そういう意味では、瀬戸内の海上交通の守護神である厳島神社とはかなり近い関係にあるように思います
ここで、お賽銭が必要になります

ちなみに、絵馬の奉納所は、普通の絵馬の他に、船会社による船の写真入りの絵馬や、堀江謙一さんはソーラーで動くヨットそのもの、果ては民間人初の宇宙飛行士TBSの秋山さんの絵馬まで奉納されていて結構壮観です

御本宮から帰り道

大山祇神社

帰り道なんでもうお参りする所ないだろうと油断していたら、帰り道にいきなりありました

御祭神は大山祇神です。山を司り鎮護する神様とのこと。「古事記」に登場する木花開耶姫(邇邇藝命の后)のお父さんですね。

ここで、お賽銭が必要になります
この後は、わりと急な坂を降りていくことになります。

旭社(628段)

この後、上記で少し触れた旭社までおります。
御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。
….欲張りすぎな気がします。
本来は、ここでお賽銭が必要になります

上記、本宮の後下る前に、奥社まで行きました。そちらでも更にお賽銭が必要になりました。
が、記事が長くなりすぎているので、一旦ここで切ります。

別記事を書いたら、この記事にもリンクを入れます
書きました

以上 金刀比羅宮参拝にお賽銭、所要時間についての記事でした

閑話休題

琴平に前入りして、その名も「785」(御本宮までの段数)という居酒屋には、尾上松也さんの壁一面のサインがありました!

上記段数を補足しました。以下のページを参考にしました


こちらのページを見た結果、御本宮で一つ お参りしそこねていることに気づきました
睦魂神社 御祭神は、。御祭神は、大国魂神・大国主命・少彦名神とのこと。(上記まとめのお賽銭の数はこちらを含めています)

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