コロナ渦の中、遠くへの外出はできず運動不足に悩まされる日々が続いています。
ちょうどその時期に葛飾区に引っ越しをしたこともあり葛飾地元の名所に、ウォーキングがてら週末の度に足を運びました
柴又帝釈天や亀有の香取神社などの神社仏閣の類や、堀切菖蒲園、水元公園など見どころのある名所が多い葛飾区でウォーキングによる地元発見はとても楽しいものでした。
一方で、行ってみて あれっ!?という名所もありました。
観光地でも、三大がっかりと言われるものがあります。今回は、私の個人的な独断と偏見で葛飾区の三大がっかり名所を発表したいと思います。
目次
町名や駅名にもなった石物遺構「立石様」
ウィキペディアの立石様の項目には以下のような説明があります。
- 日本全国に分布する立石(メンヒル・道標・墓標など)を周辺住民が崇拝あるいは畏怖の気持ちをこめて呼ぶ尊称。巨石記念物の項も参照のこと。
- 東京都葛飾区立石にある石。本項にて解説。
周辺住民が崇拝あるいは畏怖の気持ちをこめて呼ぶ尊称!巨石記念物というといわゆるストーンヘンジやピラミッドを指す言葉。そんな巨石遺構がこんな身近に….否が応でも、 期待が膨らみます!!
アクセス
私は、自宅から歩いていきましたが、電車では京成本線の青砥駅からが近いです( 立石駅ではないので注意
実際に行ってみた
江戸時代からは、神社として祀られているとのことで立派な鳥居に迎えられますが、その向こうにあるのはなんの変哲もない児童公園に見えます
と、ブランコの横には時代を感じさせる「立石祠」の石碑があります。
期待値は高まりますが、肝心の立石様が見当たりません
….ん?、どれが?
矢印の部分が立石様です。 ちっちゃくないか
……..傍らに立つ解説文を読んでみます。
立石が高さ二尺(60cm)程度であったとされていますが、御神体として祀られて以降、風邪の煎じ薬や愛石家のコレクションとして人々に削り取れていきました<後略>
悲しい歴史。いまや、地上にあらわれているのは上の写真のような部分だけでした…
ただ、地面の中どのへんまで石が埋まっているかは未だ発掘調査がおこなれておらず謎に包まれているそうです
次行きましょう!
800年前の歴史がよみがえる葛西氏の居城「葛西城址」
葛西氏というのは、葛飾区や墨田区の一部から果ては東北に至るまで一時は支配した一族で、その初期の居城が葛西城です
葛西城を居城にしたと伝えられる葛西清重は、平安末期から鎌倉時代の時代の御家人です。
葛西清重という人は、鎌倉幕府の擁立に大活躍した方らしいです。以下ウィキペディアの解説
葛西 清重(かさい きよしげ)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将。桓武平氏の流れを汲む秩父氏・豊島氏の庶流にあたる葛西氏。源頼朝に従って歴戦し、鎌倉幕府初期の重臣になった。初代の奥州総奉行、葛西氏の初代当主である。
その初期の居城阯。 俄然、期待が膨らみます!!!
アクセス
私は、自宅から歩きましたが、最寄り駅は京成本線青砥駅です
実際に行ってみた
葛西城址は2つの公園に別れています。葛西城址公園と御殿山公園です
2つの公園は、環七自動車道が走っており、この環七整備の際に様々な遺跡が発掘されたようです
が、その後埋め戻されて環七ができたという経緯があります
2つの公園には、往時の威容が伺える復元図や説明図があります
しかし、 それら以外にみるべきものはほぼありません
どちらの公園もけして広くありません
トイレとか少し趣ある感じに作られていますが、それだけです。
かなり 想像力が豊かでないとここで鎌倉時代からの歴史に思いを馳せるのは難しいです
….. 次、行きます!!!!
葛飾区が誇る洋の植物園「奥戸フラワーパーク」
葛飾区には、緑がたくさんあります。中には、江戸時代から続く菖蒲園である堀切菖蒲園や、水郷をイメージさせる水元公園も園内は、季節ごとの花が見れる癒やしのスポットです
そんな葛飾区でも、洋の花の代表、バラとダリアをフィーチャーしたのが 奥戸フラワーパーク!
です
アクセス
私は歩いていきましたが、正直電車だとかなりアクセスは良くないです。京成本線の京成高砂駅からか、総武線小岩駅からの丁度中間くらいにあります。
実際に行ってみた
てくてくと道に沿って歩いていると、パークはなんの前触れもなく現れます
渋い看板です。そして、張り巡らされた柵の向こうはバラ園!
多彩なバラが園内に咲き誇ってます!!
バラは、高貴な方の名前をつけるのが習わしなのか、ミチコ様やアイコ様、ダイアナ妃などの名前をつけられたバラをみることができます。
豪華なバラでできた門もあります
と正直、かなり気分があがる公園ではあるのですが、いかんせん….狭い
入り口のゲートから、上記のバラの門もその向こうの住宅も一気に見通せてしまいます
思っていた以上にこじんまりとした公園で、少々肩透かしをくらいました
バラとダリアに特化していることもあり、園内の植物にバリエーションが乏しいという感想も感じました。
それなりに、歩いてたどり着くため期待値をあげすぎるとちょっと痛い目にあいそうです
…..以上 葛飾区3大がっかり観光名所のご紹介でした。
念の為ですが、あくまでネタです。葛飾区は、緑も多くてとても住みやすく、観光名所もたくさんあります
来ることがあれば、ぜひ色々楽しんでください!(冒頭にもかきましたが柴又、亀有あたりは外せないと思う)
世界と日本の三大がっかり
ちなみに、世界三大がっかりは、人魚姫像、小便小僧、マーライオン(諸説あり)
日本の三大がっかりは、札幌時計台、高知はりまや橋、長崎オランダ坂(諸説あり)
とのことです。
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