上海編に続く北京編です。四中全会で警備が厳しく、天安門・故宮周辺は検問と一方通行に翻弄されつつも、王府井や東交民巷、宋慶齢故居、古観象台を歩きました。昼は北京ダック、夜は火鍋と燕京ビールを満喫。予約と動線の読みが旅の鍵だと実感しつつの記録です。
目次
結論
四中全会の影響で警備と動線は常時タイトでしたが、王府井・天安門広場・東交民巷・古観象台を歩き、北京ダック・火鍋・燕京ビールまでしっかり堪能できました。予約と入場ルートの読みが旅の充実度を左右します。
初日:到着〜王府井ぶらり、餃子の夕食
上海から新幹線で北京へ。宿はニューオータニ長富宮(Chang Fu Gong)。地元の方いわく、「万里の長城」「富」「宮」を合わせた縁起のよい名前とのことです。
地下鉄でホテルへ向かった後、少し遠いですが王府井(ワンフージン)まで散歩。カフェで軽い昼食をとり、モールを見て回りました。日本の店も多く、元気寿司や一風堂など。ラーメン系の店では牛丼やカツ丼まであって、メニューの幅広さに驚きました。
午前移動で午後は観光!…のはずが、ここで一度ホテルに戻って小休止。夜は現地在住の日本人の方おすすめの餃子店(満姐餃子)へ。
茹で餃子・蒸し餃子・点心を楽しみ、「純生」や燕京(ヤンジン)ビールをいただきました。燕京の名は、かつてこの地が「燕」の都だったことに由来するのでは、と想像しています。
茹で餃子・蒸し餃子・点心を楽しみ、「純生」や燕京(ヤンジン)ビールをいただきました。燕京の名は、かつてこの地が「燕」の都だったことに由来するのでは、と想像しています。
2日目:宋慶齢故居→天安門広場の右往左往→北京ダック→火鍋
朝はマクドナルドで簡単に朝食。
その足で宋慶齢の北京故居(記念館)へ。前日に上海で見た旧居とはスケールが違い、北京の住宅は格が違う大きさでした。
昼はせっかくなので北京ダック。
当初の目当ての店を見失い、目についた全満堂に入ったところ、チェーンながら意外とおいしく満足😊
当初の目当ての店を見失い、目についた全満堂に入ったところ、チェーンながら意外とおいしく満足😊
午後は天安門広場へ。ところが検問・荷物チェックが複数回あり長蛇の列。ようやく抜けたあと、予約のない故宮博物院エリアへ誤って入り、一方通行で戻れず大回りする羽目に。完全に自分のミスですが、当日の規制は想像以上でした。
広場はとにかく広大で、「北京といえば」の景色が一望。本来は毛主席記念堂も見たかったのですが予約が午後のみで断念。人民大会堂はちょうど四中全会中で入れず😥
夜は北京在住の日本人の方と3人で火鍋。羊肉中心で、北京の「肉の強さ」を実感。ここでも燕京ビールで締めました。
3日目:東交民巷の歴史建築と規制の迷路、言葉の壁
お土産の前に街歩き。東交民巷(旧・公使館街)を散策しました。旧日本領事館や市政府の建物、警察博物館(旧シティバンク)など歴史建築が点在。ただし警備が厳重で、写真は場の空気を読みつつ。
そのまま前門(チィエンメン)方面へ。歩行ルート規制が強く、途中で一度地下鉄に入って出るといった遠回りが必要でした。上海も厳しかったですが、北京はさらに上。四中全会の影響を強く感じました。
前門ではお土産を買い回り。賑やかな店が並び、ショッピングはここが一番はかどります。ロシア商品専門店などもあって好奇心は刺激されるものの、「どこに行ったのかわからなくなる」ので購入は自重。
遅めのランチは見かけた牛肉麺の店へ。コカ・コーラと合わせてさっと済ませ、ホテルで小休止。
夜は西洋風ビストロへ。英語がほとんど通じず、ローストチキンとビールを頼むのにも一苦労。出発前はもっと英語が通じると思っていましたが、今回の旅で「日本同様、通じない場面は通じない」という現実を再確認しました。
その後、ホテルのバーで一杯…のつもりが金土日のみ営業でクローズ。1階の喫茶で軽くビールを飲んで終了。
最終日:古観象台から帰国へ
ホテルから徒歩5分の北京古観象台へ。限られた時間でも見学しやすく、天文観測の歴史を一望できました。
見学後、ホテル近くのパン屋で朝食を調達。日本人向けらしく食べやすい味で助かりました。
13時発のANAに合わせ、少し早めに空港へ。ニューオータニの日本人スタッフがタクシーを手配してくれ、最後までスムーズ。北京首都国際空港はとにかく広く、お土産を見て回ったものの価格が高めで見送り、そのまま帰国しました。
ひとことメモ(まとめ)
- 天安門・故宮周辺は「予約×動線」が命。地図アプリに加え、当日の規制情報とルートの確認が必須です。ただし、中国語でしか案内ないので更に難易度高し
- 王府井・東交民巷は歴史建築の宝庫。撮影可否と警備の雰囲気は現場で判断しましょう。(カメラを向けたら、怖い警察の方に注意された😂)
- 言語面は英語が通じない前提。指差し・翻訳アプリ準備でストレス軽減。
















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