[劇評]新宿梁山泊「盲導犬」@紀伊国屋ホール(新宿)

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劇団 新宿梁山泊
題名 盲導犬
公演期間 1997/11/22〜1997/12/1
唐十郎 演出 金盾進
出演 近藤弐吉、中島忍、石井ひとみ、村松恭子,小檜山洋一、島野雅夫,金守珍,近藤結以花
劇場 紀伊国屋ホール(新宿)
観劇日 1997年11月30日

唐十郎の名作といわれる作品。
 最近、梁山泊の芝居は、いまいちとか思っていたが、唐の脚本ならと思っていったのだが…..

 少し、脚本が、難しいのかも知れない。わかりにくい処が多かった

 近藤弐吉の演技も思ったほど迫ってこなかった。
 
 石井ひとみの演技が、後半芝居を引っ張り、なんとか芝居の形にしたが、僕自身には、無駄に見えるシーンが多く、いまいちテンポについていけない。
 
 導入部等、現代的に変更しているが、脚本そのものがうまく迫ってこない。

 ラストシーンの照明は結構よかった。アングラにありがちな赤や緑の色の多用がなく、きれいだった。

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