なんか、ストーリーのわけわかんなさが、より拍車がかかった感じです。事件の近さから考えて偶然でしょうが、イラクで日本人の兵士が行方不明という話と妙にシンクロしているのがヒットです。結局、渦巻きに何を託したかったのでしょうか
劇団 | 唐組 | ||||
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題名 | 鉛の兵隊 | ||||
公演期間 | 2005/04/15~2005/06/12 | ||||
作 | 唐十郎 | ||||
出演 | 唐十郎、鳥山昌克、久保井研、辻孝彦、稲荷卓央、藤井由紀、赤松由美、真名子美佳、丸山厚人、多田真由美、植野正士、塩見健一、高木宏、松尾隆司、古川望(横国大)、伊東しげ乃(横国大) | ||||
劇場 | 西新宿の原っぱ(西新宿) | ||||
観劇日 | 2005年5月17日(ソワレ) |
目次
【感想】
<男優>
久保井研/稲荷卓央の二人に加えて、丸山厚人という3人の新旧の二枚目俳優ががっぷりよつに組む感じは心地よい。男優力は近年になく上がっています。丸山さんのかっこよさは、往年の長谷川公彦を思い出します。
<女優>
藤井由紀さんではなく、赤松由美さんの活躍が目立ったという珍しい舞台。赤松さん、少し太ったかも…ファンなだけにこれ以上服がパツパツにならないことを切に祈りたい。 横国唐ゼミから参加した女性の歌のうまさにびっくり。でも、存在感はやはり異形のものに囲まれた一般人。不思議な存在感でした。
<全体>
ストーリーや台詞は勢いはあるが、訳わかんない。(読込が甘いのか?>おれ)もう少し解りやすくしてくれても良いような気がします。昔はわかりやすかったと思うのは、僕が歳をとったせいでしょうか。ただ、役者力が上がっていて逆に少々のことは勢いで片付いているような気もします。 唐組にくると必ず見ることができる、左右の転がし赤と緑の照明も健在です。しかし、少ししつこくないか…
装置はいつもに比べると力が入っていると感じたのは気のせいでしょうか?(1幕と2幕で別物の舞台になったのは凄い)寒いのに舞台上で相変わらず水をかぶっていた唐さんの若さに脱帽。
<その他>
寒かったです。日曜日ということもあるかもしれませんが、客席は結構余裕がありました。
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