[海外劇評]STOMP@ORPHEUM THEATRE

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有名なパフォーマンスでいつかは見たいと思っていたもの。なかなか機会がなかったのだが今回ようやくその機会を持てた。ストーリーはないが、役割に応じたコミカルな表情や動きが観客の笑いを誘い単純な音楽ショーとも違う。頭をからっぽにして楽しめた作品。

題名 STOMP
Booked By Luke Cresswell and Steve McNicholas Directed By Luke Cresswell and Steve McNicholas
出演 Shaneca Adams,Taro Alexander,Hallie Bulleit,Dave Heilman,Brad Holland,Stephanie Marshall,Keith Middleton,Raymond Poitier,R.J.Samson,Marivaldo Dos Santos,Henry W.Shead Jr.,Davi Vieira,Sheilynn Wactor,Fiona Wilkes,Ejoe Wilson
劇場 ORPHEUM THEATRE(Broadway NY USA)
観劇日 2002年07月07日(ソワレ)

この手のパフォーマンスは、飽きるのではという懸念が見る前にあったのだが、そんな懸念はこのパフォーマンスを見て霧消した。

ただ何かを叩いて音を出す行為に、これほどの多様性があることに驚いた。
そして、その多様性を作り出したこのグループの創造性に感動した。

観客を巻き込む手法もさすが。無言で、手を叩いて観客を煽る表情が豊かで観客もいつのまにか一緒に手を叩き、舞台のパフォーマーと一体化する。 全体には、パフォーマーは無表情に黙々と何かを叩く。それがまた観客達の心を捉える。

ややこしいことを考えず、また見たいと思わせるパフォーマンス。

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