2001年にブロードウェイで見た感動を再確認に、オーチャードホールに来た。キャストアが当然変わっているせいか、思ったほど「こなかった」。
題名 | 42nd STREET | ||||
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Booked By | Michael Stewart & Mark Bramble | Directed By | Mark Bramble | ||
公演期間 | 2004/07/06~2004/07/14 | ||||
劇場 | オーチャードホール(渋谷) | ||||
観劇日 | 2004年07月11日(マチネ) |
【ストーリー】
天才演出家ジュリアンが新作「プリティ・レディ」のオーディションが行なわれた。 田舎町出身のペギーは緊張のあまり会場に入れず、オーディションは終了してしまう。 忘れ物を取りに戻ったペギーがそれでも歌と踊りを披露するチャンスを与えられると、 通りがかった演出家ジュリアンに才能を認められる。
稽古は順調に進みついに公演初日、ぶつかってきた男の子によろめいたペギーは 大女優で主役のドロシーを押し倒してしまう。 ドロシーが足を痛めて公演は中止となり、ペギーはクビに。 主役なしでは今後の公演も中止・・・とジュリアンは考えるが、ペギーなら主役を演じ られるとのダンサー達の声に、田舎に帰ろうとするペギーの説得にあたる。
とうてい主役は務まらないと断るペギーだが・・・
【感想】
2001年にそのタップの壮観さに、圧倒された舞台であるため、来日を聞いたときには是が非でも見たかった舞台であった。
当然、Japanツアーということもあり、キャストが変わることも想定されていたのだが、大女優役が少々力不足(あたりまえだ、2001年に観たときは、トニー賞をとった女優だったのだから)であったこともあり、ストーリーとしてなかなか迫ってくるものがない。
タップダンスも圧巻だったのだが、何か物足りなさを感じる。期待が大きすぎたのであろうか。
敏腕プロデューサー役の男性の歌が思った以上に聞かせてくれたという印象は、あるものの、総じて「こんなもんだったっけ?」というあっけない印象。
最近、仕事が忙しかったせいか、感動する心まで疲れてしまっているのではないかと少し自分が心配になったりした。
ただ、アメリカンミュージカルの突き抜けた楽しさはまちがいなくある。まだ、見ていない人は必見。
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