平行して読んでた本があったにもかかわらずあまりの面白さに3時間ほどで読了してしまった。
歌舞伎町の片隅のあやしげな部屋に座る亜玖夢博士の下に現れる有象無象の一般庶民が抱える問題を卓越した経済理論で解決する話が面白い。
- 行動経済学
- 囚人のジレンマ
- ネットワーク経済学
- 社会心理学
- ゲーデルの不完全性定理
題名と相反して必ずしも経済学の理論というわけではない理論も含まれるが、(ゲーデルの不完全性定理なんて経済学だっけ?)今や経済学はあらゆることに含まれるからいいのかもしれない。
橘玲氏の著作はお金持ちになれる黄金の羽根の拾い方を読んで以来だが、フィクションも面白い人なんだと見直した。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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[…] 【書評】橘玲「亜玖夢博士の経済入門」 […]