先日こちらのブログでも紹介した読売演劇大賞が発表されました
少し遅くなってしまいましたが、ノミネート作を記事にしましたし、きちんと記事にしておこうと思います
目次
読売演劇大賞とは
読売演劇大賞は、演劇文化の振興のために1992年に創設されました。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定します。このほか、新人を顕彰する杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞を設けています。
名前の通り主催は読売新聞社です
他の演劇賞とちょっと異なるのは、上半期に一旦ノミネート作の中間発表をした上で、下半期の終了後に再度ノミネート作品を発表するという形式をとっていることです
2018年版のノミネートについては、以下の記事にまとめました
各賞は以下の通り
演出家、女優、男優、作品、スタッフの各賞の最終優秀を選出すると同時にその中から大賞が選出されます
大賞・最優秀演出家賞 栗山民也さん
今年は、演出家賞が大賞とダブル受賞という形になりました!
以下の作品の演出成果に対しての賞です
上記以外にも、2018年だけでたくさんの演出作品があり、いずれも話題作。超売れっ子の演出家さんです
最優秀作品賞 百年の秘密
ナイロン100℃の作品が受賞です
ナイロン100℃は、毎年定期的に作品を生み出し続けていて本当にすごいと思います。
最優秀男優賞 岡本健一さん
以下の作品に対しての評価です
テレビでもお見かけしますが、やはり舞台の人という印象の役者さんです
最優秀女優賞 蒼井優さん
以下の作品に対しての評価です
テレビや映画でも活躍されているのに、舞台も定期的に話題作にでていらっしゃいます。映像の世界の蒼井さんの演技は結構好きなので、一度舞台でも見てみたい役者さんです
最優秀スタッフ賞 上田大樹さん
スタッフの方にも賞があるのが、この演劇賞のもう一つの特徴です
以下の作品における映像についての仕事が評価の対象でした
メタルマクベスは僕もみましたが、既に演劇の舞台なのか映像表現を見せてもらっているのかわからないくらい存在感のある映像でした(やりすぎと僕は感じましたが…)
間違いなく、演劇史に残る映像表現であったと思います
杉村春子賞 松下洸平さん
新人に送られる賞です
以下の作品の成果についての受賞です
芸術栄誉賞 木村光一さん
選考委員特別賞 ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ
二兎社の作品です
かなり話題になったなぁと感じている作品です(私は未見ですが)
以上 第26回読売演劇大賞のについての記事でした
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